2024.08.20 追記しました
クロマニヨン人は新人
クロマニヨン人が石刃技法を開発して、西アジアからユーラシア大陸の東まで伝来したのではないか
西アジアでは細石刃技術が開発された。
西アジアから西ヨーロッパへの石刃技術の拡散には疑義がある様だ。
クロマニヨン人の石器 石刃技法
西アジアの細石刃技法
クロマニヨン人が石刃技法を開発して、西アジアから東アジアに伝来したようだ。
日本列島では大型動物は早くに居なくなり、槍の穂先に付けて利用する細石刃技法は利用していないようだ。それ以前に磨製石器や両面加工の尖頭器が作られて、弓矢猟が始まっていたのでは無いか。現在の日本列島の旧石器時代の区切りは、実情から見たものでは無く、ただこれまでのヨーロッパの区切りを踏襲しているだけでは無いのだろうか。
西ヨーロッパでは大型動物が遅くまで残り、弓矢猟の開始は15000年前頃からとされているので、日本列島では早くから大型動物が絶えていたことから見て、土器や弓矢猟の発信地は日本列島からではないかと考える。
また伝わり方からは、弓矢猟に土器は必ずしも必要では無かったのではないか。植物利用の採集に、土器は大陸では重要で無く、目のない籠の必要性は低かったのだろう。
直近のチャイナでも、同様に植物利用の主体はエノコログサなどで、土器の必要性は高くなく、
編み籠の利用で不便は無かったはずである。新石器時代の弓矢猟と土器は、東 日本列島から西に伝来していたのでは無いだろうか。さらに東のアメリカ大陸にも伝来していたものと思う。