テスラは多くの人から、“20世紀を発明した男”と呼ばれているそうです
発明王エジソンと並んでニコラ・テスラという物理学者をご存知ですか?
イーロン・マスクが経営する自動車会社「テスラ」は、ニコラ・テスラの名前にちなんだものだといいます。
これまで、発明家というと、白熱電球や映画を生み出したエジソン、電話を作ったベルなどのほうが圧倒的に知名度が高かったが、近年、ニコラ・テスラへの注目度が急激に高まっているそうです。
テスラがマンハッタンのニューヨーカー・ホテルで孤独に世を去ってから、およそ80年という時間が流れて初めて、誰がいちばんすごい発明家だったかようやくわかる時代となったようです。
発明王エジソンの最大のライバルでしたが、時代をあまりにも先取りしすぎたため、周りから理解を得られず異端視された物理学者だったという。
彼の研究や発明は多岐にわたり、発明品や設計図の総重量は数トンにも及ぶと言われており、設計図の原版は、2003年にユネスコ記憶遺産にも登録されているほどです。
交流電流の発明者であることで、現代の電気技術の発展に大きな影響を与えた。
ニコラ・テスラは、エジソンが創業した「エジソン電灯会社」に入社。
エジソンの会社が展開していたのは、直流電力によるサービスで、工場のシステムはエジソン好みの直流用に設計された物だった。しかしテスラは交流電源の有用性を信じていたので、交流電源に変えることを主張した。
エジソンはそれなら「工場のシステムを交流電源で稼働できたら、褒賞金として5万ドル支払う」と提示。
それはテスラに直流の優位性や安全性と共に交流の難しさを伝えることを目的としていたもので、
常識的に考えると、ほぼ不可能と思えるものだったから。
しかしテスラは、なんとそれを成功させてしまった。エジソンはひどく驚くとともに、交流電源の有用性を認めたくないという思いから、「あの提案は冗談だった」よ としてしまったという。テスラはたった数か月でエジソンの会社を退職、「テスラ電灯社」を創業して独立の道を歩むこととなる。
しかし、直流方式での電力供給が主流であった当時において、交流方式の利点を世界に広めることは容易ではなかった。それでもテスラは「交流方式の導入によって、世界はより便利で創造的なものになるはずだ」と信じて疑わなかった。そして誘電モーターと交流電機システムに関する論文「A New System of Alternating Current Motors and Tran」を発表する。その後、アメリカ電子工学学会にてテスラがおこなったデモンストレーションは、見た目のわかりやすさとインパクトを兼ね備えた、まさに「名演」だったという、その結果、100万ドルもの研究費と特許使用料の支援を受けることになる。
アイデアや着想に加えて潤沢な資金を手にした彼は、交流方式の電力事業を拡大し、現代の電力インフラに欠かせない技術を築き上げていった。
彼の発明の中でも特に有名なものは、交流(AC)電力伝送システムです。
テスラは、交流電力を利用して電力を遠くへ効率よく送る方法を開発しました。
これにより、現在のように工場や家庭で電力を利用することが可能になり、産業革命と社会の近代化を
大きく支えて、さらに21世紀になった現在も、発明品の利用が推進されています。
図
テスラコイルの影響
ニコラ・テスラのこの発明は、その後の無線通信やテレビ、レーダーなどの技術発展に多大な影響を与えました。また、電気共振現象や高電圧の扱いに関する理解を深めることにも寄与しています。
エンターテイメント業界でも、その視覚的なインパクトから、テスラコイルは人々に科学への関心を引き起こす素晴らしいツールです。
テスラコイルは、電気をワイヤレスで伝送する技術の先駆けとなり、現在のワイヤレス充電技術やラジオ技術の基礎を築きました。
テスラはまた、ラジオ波を利用した通信技術やリモートコントロール技術も開発し、これらの技術は現在の通信技術や遠隔操作技術に繋がっています。
ということで今も利用していながら忘れてはならない存在です。
古代文明の興隆につながった縄文文化
7355年前の鬼海アカホヤ噴火、鬼海カルデラ噴火により
西日本から避難拡散して世界文明の黎明に繋がったのではないか
7000年前からの古代文明興隆の基礎となった縄文文化
弓矢技術の開発
数学の発明
土器を記録材として利用する
正確な太陽暦の開発
ホモサピエンス初の太陽観測を行い、農耕技術を高度化した
太陰暦と同期するカレンダーの原理の開発
アルキメデスの三平方の定理の起源
忘れて去ってはならない縄文土器の時代です
図はお借りしました