金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

現代のカレンダーが何故月齢を無視しているのか

現代のカレンダーが何故月齢を無視しているのか、不思議なので少し考えて見た。

カレンダーがありながら、実際に月を観測しなくては月齢が分らない、
この状況、カレンダーは何故月齢を無視しているのか
それは暦で月齢表示して、それを基に生業を行う必要性が無くなってから作られたと
理解するしか無いのでは無いか。
月齢が社会的に重要で無くなった時期に作られたからだと考える。
つまり太陽暦が社会的に重要となり、それに基づいて生業がされるようになってから作られたと言うこと
農耕開始してそれが生業として重要になってからであるということになる
それは狩猟採集からかなりの時間が経過してからとなるのでは無いか
西アジアで考えれば、農耕が10000年前以降に開始されて、シュメールで
作られたとすれば、3000年以上経過していることから、納得出来るのでは。
暦作りが何故そんな時期になったのか
それは外部から伝来してきたものと考えることになるのでは無いか
日本列島からである


回転印章、太陽暦、太陰暦、土器製作・・・
日本列島のように巨大貝塚が作られ、生業の一つとして貝採取が行われたような
古代文明は無いのでは無いか
日本列島では貝採取も生業の一つとして重要視され、月と太陽の周期をシンクロさせる、
その最大公約数を求めてカレンダーが作られた唯一の文明である。
それは二十四節気の暦であり、曜日で月齢を示すカレンダーである。
二十四節気の暦はそのために作られたはずで、それを示す天文台はただ一つ。
それを証明するのが金生遺跡の立地であり、金生遺跡の太陽暦観測施設である


中里貝塚のような超巨大な貝塚が、何故出来たのか、カレンダーの完成に以外にない。
社会的交流も交易も、カレンダーによりどれほど進化できたか
その衝撃は大きく、土器にも土偶にも様々に 3が表現されていた。

引用しますーーーーーーー

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20130604/352966/?P=3

第5回 実は世界の最先端だった旧石器時代の日本列島
「──本州ですと、伊豆七島の中に神津島っていう島がありますけど、そこまで黒曜石(こくようせき)を取りに行ってるんですね。黒曜石って産地分析ができるので、神津産の黒曜石がもう3万8000年前ぐらいから静岡のあたりで出るんです。明らかに取りに行ってるんですよ。これも世界最古級」

「──静岡県の遺跡で見つかった落とし穴があるんです。この写真は現在の表土を全部剥いで3万年以上前の地表面を出したところですが、小さな谷筋に丸い穴がいくつも空いている。で、旧石器時代の落とし穴って、日本にしかないんです。しかも3万年前を超えてますので、世界で最古のわな猟の証拠ですよね」

「──長野県あたりでよく出てくる、砥石ですとか、刃の先を磨いた石斧(せきふ)があるんですが、こういう磨製の技術って、新石器時代になってから世界各地に普及するんです。日本のものは、オーストラリアと並んで世界最古級なんですね。日本で発明されたのか、大陸にもともと起源があるのか、まだわからないんですけど、この遺跡で出たものを見ると、もうバリバリ研いでますからね」

 海部さんは、展示を前にして、本当に楽しくてたまらないというふうな口調で語ってくれた。最古級だからすごい、というだけではなく、人類史の中で、我々、日本列島の祖先がどのような位置にいて、全地球的な人類拡散史・文化史を再構成するピースを提供できるか、ということなのだから。

 ぼくの理解では、こういった人類の起源や拡散に関するネタは、ネイチャーやサイエンスといった、メジャーな学術誌がもっとも好む話題のひとつだ。あるいは、カメラマンが写真を撮りためて売り込めば、『ナショナル ジオグラフィック』の本誌に特集が出ても不思議ではない。博物館で普通に展示されているレベルできちんと調査され、研究されているものが、まだ世界にはそれほど知られていないというのは驚きでもある。

3万8000年前には本州から神津島に黒曜石を取りに行っていたことがわかっている。世界最古級とは、すなわち当時の最先端! (写真クリックで拡大)


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