金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

今までの縄文観をアンラーニングする

最近の書籍で、
「万物の黎明」
ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』
これらの書籍では、先史時代に最重要と思う太陽暦開発の歴史について、何も触れられていない。
農耕をするのにも、サケの遡上回帰漁、貝塚を形成するのにも、必要とされる知的技術であり、その暦の開発に関して何ら触れられていないというのは不思議である。これは西アジア以降の歴史記録の中にまともな太陽暦開発の歴史が存在しないのが、その根本的原因では無いだろうかと思う。

図 世界文明史と縄文文明の歴史経過を対比してみると、縄文早期までの歴史は、世界文明史を遙かに凌駕して古くから発展してきたことが分る。太陽暦開発などは縄文時代早期には確立していたと推測できる。それは世界各地の文明開始より遙かに古かったことが分る。

縄文時代は新石器時代のなのか、先史時代なのか
縄文時代についてこれまでの見解は 引用します----ーーーーーーーーーーーー
日本における新石器時代
日本の縄文時代は縄文海進が進んだおよそ1万3000年前からと定義できる。
しかし、温暖化した気候に併せて木の実の採取や植林の痕跡は見られるようになったものの、これを「農耕」としては定義できておらず、
また「牧畜」文化も発見されていないため、
日本で新石器時代の語を定義するのはふさわしくないともされている[1]。
----ーーーーーーーーーーーー引用終わり

旧石器時代から新石器時代になり新しく作られるようになったものは何でしょうか。
狩猟方法は槍から弓矢を用いる猟に高度化して変化した。
農耕の開始も新しく開発されたその一つである
しかしこれらを超える新石器時代の最も大きな変化は、土器を造り出したことではないでしょうか。
それは生活用具の道具、それ以外の祈りや宗教の始まりに関係するとみられているものなど様々なものが造られた。
さらにメディア、情報伝達に使用されたものである土器の製作である。
土器は第三の道具として、記録を永久に残すことが出来るようになったことが、最も大きな変化であると考える。
土器は思い通りのものを造形して、永久に残すことが出来るようになった。
縄文時代は17000年前の土器造りの最初から土器に記録を残してきていた。
これから見て、新石器時代とは石器から土器に変わり、歴史が記録されるようになった時代であるとすることが出来るのではないでしょうか。
現在の縄文時代に対する認識はおかしい。

図 土器の変遷年表
新しい縄文観は、世界最初の新石器時代を切り開いたのが縄文時代であるということ。土器の最初の開発に関しては、未だに何処からだったとは確定されていない。しかし土器を第三の道具として、新石器時代の歴史を記録しているのは、縄文時代だけであると思うので、縄文土器の時代からが歴史時代である。
先史時代の名称を書き換えることになると思う。

言葉の定義
縄文時代とは、土器が初めて造られた17000年前から2500年前ころまで、弥生時代の初期まで
縄文土器の時代とは、土器から縄文模様が消える前期半ばころまで

 


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