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金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

金生遺跡の現状

金生遺跡は40年前に発見され発掘されて、国指定遺跡公園として整備されてしまった。
東側にある茅が岳通称 遺跡から見ての最高ピークは金が岳で立春に日の出 が日の出を見るための天文台の観測施設だったのに、木や陽石を象った石棒の巨柱で囲まれてしまったため、肝腎の冬至の日の出は極めて見え難くされている。
お陰様で40年間誰も見ること無く、今回の発見になったことはラッキーだった。


また南側についても高い土堤が築かれてしまい、冬至の曙光が茅が岳の山裾を廻って扇状に広がってきてこの遺跡の配石に廻ってくるという大スペクタクルが見える筈だった所が、この土堤で完全に遮られて、せっかくの原風景が排除されてしまった。
想像とともに幻視すれば、本来は曙光の扇が遺跡に達して、真っ先に先祖の墓を温め、遂に配石の左側に列をなして座る多勢の縄文人に光が当たる時、歓声が上がるのが聞こえるかのように感じたのに・・・


2021.12.21日 初めて配石遺構で冬至の日の出を見たときにこうした情景を肌で感じた。
世界遺産となると遺跡は天文台としての再整備が必要だろう。
今の遺跡公園は余りにも小さい、多くの人が訪れることに備えてどうすれば良いのか。
景観維持と見に来る人への対応、駐車場、歩道、接待の周囲の各種施設。
周囲の景観も元に戻すことが望ましい。


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