沢歩き初心者2名と77歳の高齢登山者1名を先導しての山行で、しかも最難関と言われる幌尻岳を目指すので大変緊張したが、3日間とも好天で沢の水量も安定し水の透明度も高かったので全員を大過なく先導でき、自分としては82座目の日本百名山をGetできて大満足の山行となった。
額平川の徒渉が話題となるが、今回は好天続きで水量が安定し、水の透明度も高く、難易度が低くなってラッキーだった。
それでも初心者1名は、流される怖さが先にたってへっぴり腰で歩けないケースが何回かあったので、やはり経験が重要だと痛感した。
良かったのは全員が沢靴装備(自分はモンベルの沢シューズ)だったので へつり も含めて滑って転倒・転落することはなかった。
すれ違う人の中には長靴やクロックスのサンダル履きの人も見られ、”へつり”でもストック片手に不安定な姿勢で歩く人も居て、安全意識の低さを感じた。
こ以前3日間で救助のヘリが2回も飛んだようだが、沢で動けなくなった人1名、幌尻からの下山時に脚の怪我の人1名、何れも幌尻山荘の予約が取れず日帰り急ぎ脚の人だったようで、危険性が高まる登山になっている。
また、林道で見かけた段階で既にヨレヨレ状態の女性が、1日目に幌尻頂上を目指して小屋へ下山したのが夜9時と言う遭難ぎりぎりの行動をとられていたり、下山のシャトルバスに間に合わず幌尻橋の上でシュラフだけでビバークするなどの人もおられたとバスのドライバーの方から聞いた。
あと30分歩けばバスの待合所で安全に一晩を過ごせるのに、なぜクマの餌食になるような行為を取るのか、計画が甘いのか命が惜しくないのか単独登山の怖さを感じる。
他人の話が多くなったが、今回は無謀登山の事例が身近に4件も発生し驚いている。
自分としては、メンバー3名を無事に先導できて、花畑や頂上からの山並みを十分に楽しめて、沢歩きも涼しく楽しめて北海道最後の百名山を締めくくれて大満足の山行となった。
これで北海道の百名山9座を踏破し夏に北海道を訪れることはないが、冬の山スキーでは今後も北海道を楽しむ予定。
同行メンバー、とよぬか山荘、幌尻山荘、幌尻岳に感謝します。
また、道を譲ってくれたクマさんもありがとう。
次回は今冬の山スキーでよろしく。
◆ 詳細は ヤマレコ記事で。
お天気も良くて、とっても綺麗!
初心者さんとおじいさまを連れての登山、無事に帰られて良かったです~😃
新しくなったお家でゆっくり休んでくださいね🎵
おめでとうございます(о´∀`о)