2015年10月16日からの南関東・秩父の日本百名山巡り最終日として伊豆半島の天城山に登った。
- 2015年10月22日㈭
- 天城山(万三郎岳 1,406m)
- 所在 静岡県伊豆市・南伊豆町
- 単独日帰り
- ルート&コースタイム・・・・全長:9.1km 所要時間:4時間45分 累積標高:945m
- ショートムービー(動画)
前日の雲取山下山後に道の駅「富士吉田」までマイカー移動し、10月22日は天城高原GC横の天城山登山者用Pに移動。
この駐車場には実は10月17日にも一度来ており、その時は強風・雨で登山断念したが、マイカールートも分かっていてスムーズに来られた。
前回は駐車場には🚘は我がマイカーだけだったが今回は10台以上はあった。
それにしてもこの駐車場は広い大きい、百台以上はいけそうだ。
今回の百名山巡りも最終の6日目となり、4時間のコースと言え軽荷物が一番。
ガスバーナー・コッフェルは持参せずお湯をテルモスで持ち上げることに。
準備が整い、9時30分頃にゴルフ場前の登山口から出発。
昨日の雲取山のように歩きやすさはないが斜度がないため楽ちんだ。
まずは万二郎岳(ばんじろうだけ)1,299mを目指して遊歩道のような登山道を登る。
歩き出して1時間ほどで万二郎岳へ着くが、その間全く眺望はない。
チラッとだけゴルフ場が見えたくらいで万二郎岳頂上でも空が見えるだけ。
誰もいないため、セルフタイマーで記念撮影したが撮り直しが続いて10分も費やしてしまった。
慌てて万二郎岳を出発して縦走路を万三郎岳(ばんざぶろうだけ)目指して歩く。
なんせ標高が1400mほどで低いため樹木が多く、馬酔木(あせび)やコメツガなど針葉樹が多く紅葉もなく相変わらず眺望もない。
ひたすら馬酔木のトンネルを歩いてブナ林が少し紅葉しているだけで最高峰の万三郎岳1405mに1時間ほどで到着。
先客が一人おられたが、たまたま二人ともカップ麺をテルモスのお湯で食べ始めたのが奇遇だった。
その後団体さんが10名ほど登って来られ弁当タイムになったが皆さん礼儀正しく静かに歓談され、よくある傍迷惑な賑やかな人はおらず感心した。
ドリップコーヒーまで飲んで30分ほどくつろいで下山開始。
登山道は一転して激下りとなり、先ほどの先客1名を追い越したが、「ここからは歩きにくいので注意したほうがいいですよ」と「ありがとうございます」とお礼を言って先を急いだ。
確かに石・岩がゴロゴロしているところが多く、登山道も狭くて少し注意が必要かも。
石楠花コースなので今は花はないが木が並んでいる。
途中、ロープに頼るところもあったが足場が悪く崖があるので気合いの入る箇所が1か所だけあった。
ゴールまで10分くらいのところで中高年夫婦らしきお二人を追い越しながら「お疲れ様でした」と声をかけて無事に14時15分頃ゴール。
マイカーで帰り支度をしていると、先ほど追い越したお二人の内の女性が歩み寄って来られ、「どこから来られたんですか?」と聞かれ、関西のほうから来たと答えると、「やっぱりそうですか。私らは地元なんですがずいぶん大きなリュックだったので遠方から来られたんじゃないかと思ってました」と。天城山は日本百名山の一つなので登らせてもらいました と言うと、初耳だったようで驚かれていた。
案外、日本百名山について登山者でも知らない人が多いようだ。
これで今回の山旅は終わり。
やっと日本百名山 座を達成、まだまだ続く。
修善寺温泉の「大笑の湯」で汗を流して関西への帰路に着いた。
お疲れ様でした。
広~い駐車場。100台以上いけそう。トイレも立派です。
なだらかな登山道だが歩きにくいか。
万二郎岳に向かっては遊歩道のように整備されている。
万二郎岳頂上(1299m) 「ばんじろうだけ」 と読む。
眺望は全くない。僅かにゴルフ場が見えたぐらい。
万二郎岳からは馬酔木の木が多い。トンネルになっているほど。
馬酔木は毒があるとの説明。植物には以外と毒をもつものが多いようだ。
万三郎岳(ばんざぶろうだけ)頂上1,405m.
ブナ林も少しだけある。紅葉している。
万三郎岳から激下りが終わると涸沢分岐点。
石楠花の木が並ぶ。ここは石楠花コースだ。
ロープに頼る岩場。簡単そうに見えるが足場不安定で崖になっているので要注意。
万二郎岳分岐まで戻ってきた。
とても立派な角をもった鹿さんに会った。
伊豆半島まで足を伸ばしたが遠かった。
これで今回の山旅は終わり、Let's go Jitaku.!!!
end