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アマリリス

2006-05-28 05:20:50 | Weblog
アマリリス
 俳画 今日の花「アマリリス」。 花言葉「誇り
 題字 「誇 耽書」
 

ヒガンバナ科。球根植物。

メキシコ、ブラジルなど中南アメリカ原産の系統と、
南アフリカ原産の系統があります。

現在の園芸品種の元になっているのは、
中南米系のもの。


日本への渡来はけっこう古く、
江戸時代の天保・安政年間ごろ(1830~1860年)とされます。

その後、明治に入って、大輪の改良種が入ってきました。


草丈は、40~70センチほど。

花期は、5~6月にかけて。

直径7~20センチほどの、
テッポウユリにもちょっと似た花を咲かせます。

改良種には、八重咲きもあって、
一本の茎に2~6輪ほど花をつけるので、なかなかゴージャス。

葉も立派なので、そこそこ(まあまあ・・・結構?)場所を要します。

花色は、赤、白、ピンク、オレンジ、複色などさまざま。

改良は「花の国」オランダで進んでいるようですね。


基本的に丈夫な球根で、
開花後の堀りあげも、毎年やらなくても大丈夫。

やや乾燥気味の状態を好むので、
水やりもナーバスになることはありません。

1つコツをあげるとすれば、

開花後に思いっきり葉を茂らせてあげて、
自然に枯れるのを待ってあげること。

球根に十分な栄養を蓄えさせてあげると、
来年もまた大輪の花を咲かせてくれるという訳ですね。


さて、冒頭でご紹介の童謡「アマリリス」ですが、

岩佐東一郎さんという詩人が作詞をなさっています。

この方、もうお亡くなりになってますが、
ベートーベンの「喜びの歌」の作詞者でもあります。

そして、曲は「メイド・イン・フランス」。

しかも、

フランス国王
ルイ13世(在位1610~43)」作曲! 説がございます。

ほかに、
「ギース」という人が作曲したとも、
「いやいや、フランス民謡なんだよ」とも言われているようで、

はっきりしていないのが真相のようです。


もし本当に「フランス国王」作曲だったら・・・

そりゃもう、「誇り」高い楽曲ですわね!

 「文章協力:中村クーミン
  メールマガジン『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
 http://www.mag2.com/m/0000170500.html」

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