今回の高速道路での痛ましいバス事故の新聞報道をみて、考えたことをひとつ述べたい。
今回運転手は一人乗務で長距離の、しかも夜間運転を伴う、運転業務についていた。会社の営業方針にも問題があったように新聞報道などマスコミは伝えている。運転手の、及び経営者の責任は大きいといわれても仕方のない事故である。
ここで、ひとつの考え方を示してみたい。それはJAFの活用である。JAFに法人会員の制度があるかどうか知らないが、もしあれば、その会費をあ程度値上げして、代替運転手の緊急手配のサービスをJAFにしてもらうことである。
JAFの運転中の様々なメカニカルなトラブルへの対応に、私は日ごろ感謝している。その対応の早さ、正確さには頭が下がる。このシステムを今回のような場合にも働かせて、運転手本人(あるいは乗客、他の自動車の運転者)からの緊急援助の要請を受けて、事故の発生以前の段階で代替運転手を直ちに派遣するというサービスを提供してもらうことである。
あるいは、既に検討済み、実施済み、或いは不可能との結論済みなのかもしれないが、この際に一言のべておきたいと思う。