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おさな子

2015-05-30 19:25:23 | 日記・エッセイ・コラム
町を歩いていたとき、向こうから歩いてきた母子連れがあった。そして、私の直ぐ前で男の子が何かに躓いて転んだ。一瞬泣き顔になったその子に、私は「僕、強いな!」と声をかけた。するとその子はスット立ちあがり、母親を従えて堂々と歩き始めた。(と私の目には映った)


おさな子

2015-05-23 23:27:42 | 日記・エッセイ・コラム
孫がまだ幼かったころ、ある日遊びに来てさんざんおもちゃで遊んで帰っていったことがある。帰ってから、散らかったおもちゃの後片付けをしたところ、20個ほどあった木製の小球がひとつも見当たらないのである。そして数日過ぎた後、偶然ソファのカバーの布の重なって袋状の襞になっているところから小球がまとめて出てきたのである。二人でせっせとそこに玉を仕舞って帰っていったのである。この片付けの才能に感嘆したものだった。

おさな子

2015-05-16 21:15:37 | 日記・エッセイ・コラム

 これもバス停での出来事である。ある日バス停のベンチでバスを待っていた時、隣に座っていた男の子の手が股の間にいくのを見て、母親に手に何か持たせた方がよいと、一寸余分なアドバイスをしたことがある。このとき母親は、立派な自動車の玩具をバッグから取り出して子供に渡し、なくしてはだめだとかなり強い注意をした。これを聞いて、私は「ものをなくすのは子供の仕事」だから叱らないようにと注意した。母親は不満そうであった。そこで、私はバス停などで子供に高価なものを持たせる必要はないといって、手元にあった使い切ったパスカードを子供にわたし、自動車をしまわせた。男の子は、パスカードが気に入って、それをいじって楽しそうに遊んでいた。こんなことがあった。

おさな子

2015-05-16 18:49:32 | 日記・エッセイ・コラム
数年前の夏、バス停で母親が男の子に離れては駄目よと叱っていた。しかし、男の子は木の幹でないている蝉が見たくて直ぐ母親のもとから離れてしまう。それで、私はその男の子に、こっちの木に蝉が来るかもしれないよと、母親の近くの木を指差して、その子を呼んだ。男の子は母親のすぐ近くに来て、私の指差した木の幹をじっとみていた。蝉は来なかったが、そのうちにバスが来て、母子は残念がってそのバス手をつないで乗り、去っていった。