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幼な子

2016-10-22 22:24:51 | 日記・エッセイ・コラム
 これは、私の幼児記憶である。
 私が3・4歳のころのことである。何故この記憶がのこっているのか分からないが、母親の布団つくりを傍で見ていたところ、手伝ってねといわれて、作成中の布団の片端を母親の言うとおりに両手で握って引っ張ったことがある。
これだけで記憶は終わりであるが、その頃の多くの母親は我が家の布団を自分で作っていたのではないかと思う。
 もひとつ時代をさかのぼると、蚕を飼って糸をつむぎ、それを布にして、更に着物を仕立てる。こういたことも、かつては家事の範疇に入っていたと思う。
 家で使ういろいろなものを自分で作るのは当時では当然であったのかもしれない。いわゆる「家事」とは広がりの大きい手仕事だったのかと思う。
 その手間が省けて今や女性が大規模に社会に進出している。母子関係も今や保育関係の発生で質的変化を遂げているようである。単なる老人の懐古的なつぶやきかもしれないが、ブログに書いておきたいと思ったのである。


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