どんな子どもでも、
時期が来れば
必ず
「ヤバい!」
と思うものです。
その思いを
親が肩代わりすると
子供はヤバい!
と思うタイミングを
永遠に失ってしまいます。
ヤバい!
と思った親は
自分のために
何かしてくれるだろうし
これまでも
そうしてきてくれたから。
僕が保護者の方々に
「親は忍!の一字で!」
と言うのは
そういう理由です。
部屋、掃除したくないなー
面倒くさいなー、
別にまだ大丈夫じゃない?
そんな感じで
ゴロゴロテレビ観てるところに
誰かしら家族が来て
「うわっ!きた!
ヤバいヤバい!
ほら!どいて!
掃除しなきゃ!!」
なんて大騒ぎしてきたら
任せちゃいますよね?
もしくは
脇のほうで
ちょこっと
手伝う感じ程度にならない?
分かりますよね?
入試まで、
まだまだ5ヶ月もあるんだよ。
なかなか上がらないと
焦るよな
なんとかして
合格させて!!!
そう思うかもな。
自力で頑張るんだよ。
キミは
トップ校に進学するんだろ?
第一希望だけがトップ校で、
第一希望だけが
人生の成功ロードか?
そんなこと、
あるわけないだろ
キミは
高校に受かることが
最終目標なのか
それとも
とりあえず
なんでもいいから!
ドーピングでもいいから!
合格させてくれよ!
そう思うのか?
そうか
わかった
だったら
僕の支持通り
やるんだよ。
いいか?
電話帳5教科
年内に3回転するんだ
できない問題、
全て質問してきなさい。
理社のテキスト、
問題文も含めて、
全部頭に詰め込みなさい。
それを
自力でやり抜くんだよ。
僕が
希望の高校に
合格させてあげるよ。
だから
僕の言う通りにしなさいよ。
大切な我が子のことです。
その我が子が通う
高校選びについて
親か悩むのは当然です!
将来からの逆算で
少しでも可能性が
高いのはどの高校だ?
そう考えるのは
僕も同じです。
でも
自分の子供が成長して
何となく
分かったことも多いんです。
将来からの逆算での可能性
それは
「我が子の中にある」
ということです。
結局、
我が子がやるかやらないか。
我が子の熱量が高いか否か。
それが一番大事です。
そして
その熱量を左右するのは
高校の環境も多少はあるが
親子のコミュニケーションに
勝るものではないのです。
子どもたちには
伝えたいことです。
今、目の前のことを
頑張っても
頑張らなくても
どっちにしても
時間が経てば
大人になり
社会に出ていくことになる。
好きなことだけやってても
嫌いなことを克服しても
進みたい道を進んでも
進みたくない道を進んでも
やっぱり結局は大人になり
大人として生きていく。
どんな大人になりたいのか
どんな大人になっていたいのか
本当に子どもたちに
伝わるといいですよね。
確実に
100%の確率で
大人になるんだってこと。
親たちは
ちゃんと目を見て
話をしてあげて下さい。
子どもたちは
ちゃんと目を見て
声に耳を傾けてほしい。
高校生を見ていると、
つくづくそう感じます。
授業や教科書は
そこにあり、
動かない。
生徒には
決して合わせてくれない。
そして、
無言の圧をかけてくる。
「さあ、
勝手に理解しなさい」
と。
それを読み、聞き、
理解するのは自分。
は?
え?
分からん…
意味不明…
それは全て、
キミたちの理解力が
足りないんだよ
それを乗り越え、
理解していくために
小さい頃から
勉強を重ねていくんだよ。
「分かりません」
そう言って、
横を見ると
塾の先生がいて
より簡単に
分かりやすく
説明をしてくれる
ああ、なるほど!
分かった!
先生!ありがとう!
そんな塾の先生って
キミたちの周りに
たくさんいるわけじゃない。
むしろ
ほんのわずかしかいない
貴重な存在だ。
どんな力を
身につけておくべきか
ちゃんと
想像して考えましょう。
生徒本人も、親も。