仙台屋桜が 今年も大きな濃い色の花を付けてくれました
最近のインターネットを見ていると如何も御一方『このはなさくや図鑑』の文章をコピーされて居る様で殆どが命名者を
高知県に関係が有る植物学者 牧野富太郎博士と成って居ますが 2004年04月発行 高知市広報「あかるいまち」2004年4月号に
土佐市史研究家 広谷 喜十郎さんの記述が有りました
下記に 高知市広報を一部・補足して添付致します
高知県中須賀に「仙台屋桜」と命名された桜の木が有ります
園芸家・武井近三郎氏が『牧野富太郎博士からの手紙』(高知新聞社刊)の中で「佐伯さんという人が仙台から移住してきて
中須賀で仙台屋という屋号で商売を始めたのですが、その屋敷の庭へ移植した桜です。
花の色が濃くて美しく開花時期には藩主山内家に差し上げたと言われています。
近くの住民が花が美しいので〈仙台屋の桜〉と名付け」たとの由来を述べている。
この桜は、「佐伯さん」の郷里・宮城県のベニヤマザクラだろうとされている。
牧野富太郎博士が 人伝に仙台屋桜の事を聞いて武井近三郎さんに送った手昭和25年頃の紙の中で『高知県の名物の桜に・・・』とか
昭和28年5月の手紙の中でも『苗木や接ぎ木が出来たら御送り下さい』と手紙を送ったと有ります
あの牧野 富太郎博士が其れほどまでに所望された桜との事が分かりましたので 3年前にホームセンターで購入致しました
当時は どのホームページもブログにも命名者が牧野博士とは成って居ませんでした。
今は 何方を見ても当たり前の様に牧野富太郎博士と掲載されて居ます
花付きもとても良くて 見ごたえの有る桜です。
暫くは 楽しめそうなのですが・・・ 2004年の記述によると 枯れかけている桜も多いとの事ですが・・・・
追記 高知県のホームページわ見ていても中須賀の仙台屋桜が出てきません。
枯れてしまったのかも知れませんが 牧野富太郎博士の名が付いた牧野公園では 咲いて居る様です。