早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

あなたが早稲田建築AO入試に合格するために必要な、重要な7つの要素とは何でしょう?

2021-09-11 13:25:00 | #早稲田建築入試直前 #早稲田建築空間表現 #早稲田建築デッサン
あなたが早稲田建築AO入試に合格するために必要な、重要な7つの要素とは何でしょう?

夏休みも終わり、旧に涼しくなり冷静に頭が回転するような秋の季節を感じるようになりました。そして、今年のAO入試はすでに出願も9月7日から9月15日でスタートしています。この一次書類選考の合格発表日は、10月12日(火)です。

10月23日(土)次選考の実技試験:空間デッサン表現(鉛筆デッサン+作文)120分と、面接(集団及び個人)時の自己PR資料提出とプレゼンテーションが行われますので、『空間デッサン』と『自己PR資料制作』などに収納するアート系資料のデッサンや絵画、立体構成、建築模型等はすでに制作を夏休み中に進行させていると思いますが、

しっかりとあとで悔いのないように、自分という人間のいままでと高校生活で学んだこと、その他の社会活動、特技、資格、内面的な価値観と精神性、大学入学後の研究テーマ、卒業後10年から30年後の自分がなりたい理想像などを、

自己内省し自分のタイムラインを踏まえ、自分の人生の設計図であるブループリント(建築専門用語)というセルフイメージやビジョンや志を、夢や願望をも少し具体的な目標へと移行できるように、言葉や記録写真などのイメージでページ編集して、自分や他の人が見て理解できるように客観視し視覚化すること

で、一冊の自分カタログにデザインしてください。特にAO入試という他の人には無い自分だけの強味とはどういうものがあるかを、自己認識する非常に良い機会をえることになるからです。

この大学入試でのAO入試は別の視点で捉えると、自分の顕在意識と潜在意識を深堀りする良い契機になるからです。

▶ ここにそういうことに役立つ『建築AO入試に合格する7つの要素』と、こういう基本的なことが理解できて興味や建築をふくむ実際のフィールドリサーチや様々な建築、都市環境、芸術全般、世界環境、様々な文明、国内と海外の文明や文化などの読書体験、建築を含む美術展鑑賞などの行動をわかりやすく、『大学建築AO入試・戦略ダイヤグラム』という、大学側の建築分野の先生からみたらこういう受験生が受験してくれたらいいなあ、というダイアグラムを制作してありますので、参照してください。

Design and Copyright ©️ 1977~2021Junichi Takahashi 





Design and Copyright ©️ 1977~2021Junichi Takahashi 

■自己PR資料制作のコア・コンセプト(中心にあるアイデアであり表現意図)とは、下記のようなことです。

2021-08-25 15:24:39 | #早稲田建築入試直前 #早稲田建築空間表現 #早稲田建築デッサン
簡単にいうと、自分がなりたい理想の人物になり、その人が主人公の映画のシナリオ/脚本を自分で考えて絵コンテ(様々な絵や写真と言葉)でストーリー(タイムライン)で一冊のデザインすることです。そういう意味で自分がなりたいセルフイメージを視覚表現として考えることであり、自分の心の中を覗き、自分と対話してマインドマップをデザインするデザイナーになるということです。

自分が考えたイメージを視覚化することで、他の人に言葉だけでは伝わらない個人的な感覚的で視覚的なイメージと時系列での流れが、初めての人にも心のなかにどのような世界観と自分の強味を持ち、いままでどういう考え方で世界を捉え、これから大学で何を学び、将来はどういうふうに生きて行こうとしているのか?という、ある意味抽象的な価値観や概念や建築という分野への取り組み姿勢や情熱が見たいと思われます。

幸いにも早稲田大学建築学科のAO入試は、自己表現としての 作文(左脳:言語情報処理)―【「文字・記号と論理分析+時間連鎖」】と、空間造形表現実技/デッサン(右脳:非言語情報処理)―「設問に対する建築から見た問題の解決提案に必要な独自な発想と空間表現力」の能力を考査する入学試験が行われます。これは、早稲田大学建築学科が創立以来の教育理念である、

左脳の「構造的な美」と右脳の「詩的な美」が統合した工学と芸術が統合した、総合芸術家の育成を目標としている理念を感じることができます。言語で思考を表しその意思・アイデアを図形と立体造形で独自な視覚表現能力を求めています。

すでに成功し世界的な名声を得た女性の建築芸術家(故)ザハ・ハデイットは、20世紀までの建築史では世界の誰も今まで見たことのない、独自な美術作品としても構造的にも極めて洗練された、美しい感性とセンスあふれる空間造形言語を持つ建築美学を確立しました。

つまり、人生とは世界でただ一人の存在であるあなた自身が、なりたい理想の自分像/アイデンテイテイ「他の人とはっきり区別される自分の個性」を、自分が好きで選んだ強味を活かす分野において、たった一度の人生を日々学び「自己成長」し、その仕事を通じて「社会貢献」する時間芸術なのです。

だから、人からやらされる仕事ではなく自分の夢を具体化してゆく人生のシナリオを生きる世界観がその人の信念であると思いますが、あなたはどう思いますか? 成功者の真似をするのではなく、自分自身であり続けるように生きることが悔いの無い人生行路だと思います。

高橋 順一

面接での自己PRのプレゼンと、資料制作関連と立体構成や建築模型ほかについて、

2021-08-23 16:51:41 | #早稲田建築入試直前 #早稲田建築空間表現 #早稲田建築デッサン
夏休みももうすぐ終わりますが、第2次選考の空間想定デッサンなどの対策や、基礎デッサンで必須である遠近法の各種はどのような設問が出題されても描けますか?大学入試における建築に関する、空間デッサンにおけるアイデア

や造形力構築に必要な構図、建築と環境の内部空間と外部空間、そして自分を含めた人物(成人、子供、老人)などを、ただの線描で描く漫画やアニメーションのような稚拙な平面的な描き方でなく、自然物や構造物などの立体感、光と影、方位の関係、自然光と人工光源の違いなどを生き生きとあなたは描写することができますか?

そして自己PR資料とは、どういうものを創るのか?これから制作する予定の大きな枠組みとつかみを確認できますか?

1.空間造形表現力が必須の空間や構造などを創造する早稲田大学建築学科が求める「構造的な美」と「詩的な美」を融合した、建築芸術家という専門領域で国際的に求められている、建築の才能をこれから、自己PR資料制作でどのよ

うにこれから学ぶ建築という専門分野で、自分の強味を生かし将来なりたいセルフイメージとしていくかということを自分が理解してないと、建築のエキスパートである早稲田大学建築学科の先生方を前に明確に伝えることができません。10月4週の土曜日には第2次選考試験のデッサンと、自己PR資料と集団及び個人の面接が行われます。

建築という専門分野における自分の建築への信念と姿勢を明確にする是認ということを、言葉と視覚伝達表現である、デッサン力/アイデアの素描(ドローイング)絵や立体構成力(自分が造りたい建築の模型など)を通じて、なりたい建築家像をストーリーにしなければなりません。

また、現在進行している志望理由書における志望動機なども、他人ではなく世界で一人の自分が持つ建築という領域への信念をいまの自分の考えを、的確に自己PR資料という、自分を表現するツールとして、内面的な価値観などの自己対話や映画の可視化という、抽象的な概念の名詞化を視覚化するというマテリアルとプロセスである人生のタイムラインと私は捉えています。

2.そして、大学入試である以上採点が行われますが、集団と個人面接における自己PRのプレゼンテーションと、提出する自己PR資料の判定もまたAO入試のとても重要な試験科目として、二次選考試験のデッサン同様に合格の必須項目ですので、君が人生の仕事として選ぶ分野としての建築で「建築芸術家」を目指す意味を社会に貢献する、私人と公人として使命や、あるいは大きな志を表現しなければなりません。

この世界に独自な新たな価値観を生み出すという、創造的な社会デザインとして位置づけている情熱あふれる若い意思を伝えなければいけないからです。それを志望理由書や空間デッサン、並びに自己PR資料で面接という貴重な機会の中で自己表現を力強くおこなうことです。



3.これから受験する受験生は、現在展覧会が開催中の隈研吾展を見ておいてください。全てにおいて建築模型と解説、あるいは建築後の動画、関係者インタビュー、今回の企画のもう一つの目玉である、猫の動態と目線の目線などのGPS行動動態追跡情報図などもとても、興味部会展示がありますので、ぜひ見ておくようにしてください。

▶ 現在開催中の「隈研吾展」国立近代美術館 6/18〜9/26.2021
※要予約

■ザハ ハデイット建築事務所 8/23/ 2021現在
https://www.zaha-hadid.com/

高橋順一







■ザハ ハデイット建築事務所 8/23/ 2021現在

高橋順一

総合的芸術家として“建築芸術家“の人生目標とブループリント

2021-08-02 17:01:04 | 早稲田建築AO入試関連



フランクゲーリーのビデオ講座

2021-06-05 08:26:52 | #早稲田建築入試・デッサン 

21世紀建築において独創的で革命的かつ前衛的で斬新な、建築芸術作品を切り開いた2人の総合建築芸術は、独創的な美しい曲面デザインの女性、建築芸術の故ザハ・ハデイットと挑戦的で斬新な彫刻的、建築芸術作品を創造している、92歳のフランク・ゲーリーです。

彼は現在も革命的で斬新な建築芸術作品を創造しながら、コロンビア大学建築大学院教授とエール大学でも教えています。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館やウオルト・デイズニー・コンサートホール他多数、ダンボールの椅子や家具野デザインを始め、建築構造野ソフトウエア技術にも優れ、構造解析やモデリング、外装に用いるチタンパネル枚数や施工に必要な、部材の具体的な数値と量とクライアントからの予算コストと納期までも、ビジネス化が可能な総合的な自信の名前のテクノロジー会社の創立者でもある。

テイファニーのジュエリーデザインなど、ザハもまた、美術館の展示システムからジュエリーデザインやディスプレーのシステム、ファニチャーデザインなどファッションまでデザインの幅も広範囲に渡っている。二人はプリッカー賞などのほか世界の建築関連における多数受賞歴や受勲も受けて世界の建築史を塗り替えている。

今回は、そのフランク・ゲーリーを含めたアメリカのビデオ講座をここに紹介しますので、
若い建築受験生は日本国内という狭いフレームで物事を捉えるのではなく、やはり自分の人生の目標が、国家免許の取得を目的とした一級建築士になるのではなく、いままで見たこともない総合芸術建築としての創造を目指すのを、きみの一度しかない人生で独自の航路を進見ながら社会に役立ち、自分が選んだ専門分野で専門家としての仕事を成し遂げて見てはどうでしょうか。








▶アメリカの面白いビデオ講座です。
アメリカのMasterClass <support@email.masterclass.com>

1  ■ グラフィックデザイン

2     ■   建築
3   ■    インテリア

4   ■    写真家

5   ■ 音楽/ JAZZ ハービー・ハンコックがジャズを教える
6    ▶ マイルス・バンドでのミスコードを演奏した時の教訓

大学受験の面接について、

2021-06-01 12:45:40 | #早稲田建築入試・デッサン 

早稲田大学建築学科の入試では1次試験が、書類選考で志望理由書や活動履歴書を制作しなければなりません。この書類制作は簡単ではありません。私が講師をしている洋々は総合型選抜(AO入試・推薦入試)・小論文の個別指導塾で、早稲田建築AO入試の2次に実技試験対応の、空間デッサン対策と自己PR資料など、ファインアートとデザイン系の実技作品や立体構成や建築模型製作などを指導しています。

洋々は私のように(美大卒後、企業でグラフィックデザイナーやデザイン会社企業/アートスクール設立後に国内外美術大学へ40年間の大学受験指導経験者で約1000名合格実績)など、実際の国内外企業でプロとして実務経験や国内大学や海外有名大学大学院卒、あるいは、ネイテイブの外国籍、プロの弁護士、1級建築士、国内外の教授を歴任など、様々な上場企業を始めとした海外留学経験や実務経験を持つ、プロフェッショナルやエキスパートの集団が国内外の受験生を、完全1対1で指導している、日本で初めてのAO入試対応の、総合個人別指導塾の世界で活躍する人材を踏まえたビジョナリーカンパニーです。

以下は、洋々のAO受験対策での1次書類選考や、個人と集団面接での自己PRや自己PR資料のプレゼンテーション対応なども行っていますので、地方生や海外に在住する受験生にもきめ細かい指導をとっています。まずは事前相談や体験学習を受講してみてから、ご判断をすることをおすすめいたします。

まずは総合型選抜(AO入試・推薦入試)とは、どういうものでどういう対策が必要7日という全体概要を理解して望むと良いと思いますので、よく読んで理解して望むようにしてください。


■ 洋々 ホームページより引用

https://you2.jp/ao_guidance.htm


■ 大学受験の面接
現在ほとんどの大学の総合型選抜(AO推薦入試)において面接試験が実施されています。その一方で、多くの受験生が面接試験に苦手意識を持っているのが現状です。しかし、総合型選抜(AO推薦入試)の面接試験はその本質を理解し、正しく準備を進めることで誰でも着実に実力を伸ばすことが可能です。
このページでは、面接を通じて面接官が見ていることと、それに対する準備方法について解説します。
    

   目次 [非表示]

   
  •         
  •        1 総合型選抜(AO推薦入試)における面接試験の目的
           
    •             
    •            1.1 「面接官が知りたいこと」とは?
                  
    •            1.2 なぜ「使いこなせるか?」を見ているのか?
                  
    •            1.3 受験生が陥りがちな間違い
              
  •         
  •        2 面接の対策方法
           
    •             
    •            2.1 ①志望理由書を読み込み、「世界観」を固める
                  
    •            2.2 ②想定される質問を考える
                  
    •            2.3 ③模擬面接を行なう
              
  •         
  •        3 面接での話し方のポイント
           
    •             
    •            3.1 質問の意図を理解したうえで話す
                  
    •            3.2 簡潔に述べる
                  
    •            3.3 結論から述べる
                  
    •            3.4 答えを暗記しない
                  
    •            3.5 「自分の言葉」で伝える
              
  •         
  •        4 面接でよく聞かれる質問例
            
  •        5 本質的な面接対策を
        
 
■ 総合型選抜(AO推薦入試)における面接試験の目的

そもそも総合型選抜(AO推薦入試)において大学が面接試験を行う理由は「受験生について知りたいことがある」からです。そのため、大前提として受験生には「面接官が知りたい情報を提供する」という姿勢が必要となります。

非常に当たり前のことですが、実はこの視点が欠けている受験生は多く、その結果、「答えを丸暗記する」や「マナーや言葉遣いの練習ばかりする」など間違った対策を行なっているケースも見受けられます。

「面接官の質問を聞き、その意図を正確に理解したうえで、適切に答えられるようになる」ことこそが面接対策のゴールと言えます。

面接官が知りたい情報を提供する
 
「面接官が知りたいこと」とは?

それでは総合型選抜(AO推薦入試)の面接で大学が「知りたいこと」とは何でしょうか?

結論から言うと面接官が知りたいことは、その受験生が本当に「この大学・学部の環境を使いこなせるか?」ということです。

これを確認するために、面接では大きく

I.なぜこの大学・学部に入りたいのか?
II.どんな資質(強み・能力)を持っているのか?
の2点について、さまざまな質問を通じて確認していきます。

大学は「この大学・学部の環境を使いこなせるか?」を知りたい
 
なぜ「使いこなせるか?」を見ているのか?
建学の理念や、教育内容は大学によりさまざまですが、多くの大学にとって「社会に貢献する人材の育成」は共通する使命と言えます。そのため大学側にとって、大学の環境を100%活用して、すなわち「使いこなして」成長し、将来的に社会で活躍していってくれるような学生に入学してもらうことは非常に重要になってきます。

これが「この大学・学部の環境を使いこなせるか?」を大学が知りたいと考えている大きな理由です。

大学は「大学を使いこなして成長できる」学生が欲しい
 
受験生が陥りがちな間違い
多くの受験生が陥りがちな間違いが、ディベートのように面接官を論破しなければならないと考え、自分の考えを認めさせようと躍起になることです。

しかし、ここまで説明してきたように、面接の本質は面接官が知りたい情報の提供・共有にあり、自分の意見を押し通すことではありません。

そのため、面接においては対話やディスカッションといったコミュニケーションを意識し、反対意見があったとしても柔軟に受け入れ、建設的な態度で場を作っていくことを心がけましょう。

面接は「コミュニケーション」
 
面接の対策方法

それでは総合型選抜(AO推薦入試)における面接の本質を理解した上で、具体的な対策方法について解説します。
 
①志望理由書を読み込み、「世界観」を固める

面接での質問は基本的には出願書類から聞かれます。志望理由書はもちろんのこと、活動記録や履歴書など、どの書類から質問が来てもおかしくはありません。特に出願から面接までの期間が長い場合は、書類の記載内容を忘れてしまっている場合が多いため注意が必要です。

まずは自らが出願書類に記述した内容を細かい点まで確認しておきましょう。「過去に何を行ってきたか、現在の姿はどのようなものか、どんな未来図を描き、それを実現するために何を行うべきか」という一連の考えを洋々では「世界観」と呼んでいます。出願書類の確認ではこの「世界観」を再確認し、「自分の言葉で説明できる」状態にまで固めておくことが重要です。

 
②想定される質問を考える

上記のように自分の出願書類を読み込む中で、さらに詳しく説明する必要があるポイントについてピックアップし、質問を想定しておきましょう。その際、「聞かれたら嫌な質問」という視点でも質問を考えてみることもおすすめです。
 
③模擬面接を行なう
本番を想定した模擬面接を行いましょう。基本的には面接官役にもしっかりと出願書類を読み込んでもらったうえで実施してもらうことが望ましいです。一方で、出願書類を読んでいない方や、初対面の方、志望理由のテーマを専門としていない方など、さまざまな面接官のパターンを想定して、いかなる場合でも自分の考えを伝えられるような練習を積んでおきましょう。
模擬面接の様子は録画か録音を行ない、面接後に振り返りを行なうことをおすすめします。
 
面接での話し方のポイント
 
質問の意図を理解したうえで話す
「質問者の意図に的確に答えられているか?」は練習の段階から意識して取り組むようにしましょう。模擬面接では質問の意図と違った回答がなかったかを、面接官役に確認しましょう。

沈黙を恐れるがあまり質問の意図を理解していないまま、とりあえず話し始めてしまう受験生は少なくありません。

質問の意図が分からなかった場合、思い切って「もう一度質問をお願いできますか?」と聞いてみるのも一つの手です。

そうすると面接官も分かりやすく言い換えて質問をしてくれる場合が多くあります。面接官としても的外れの回答を得るよりは、聞き直してもらった方が良いと考える場合が多いです。

「面接はコミュニケーション」を意識し、しっかりと聞き手の要望に応えられるような受け答えを目指しましょう。
 
簡潔に述べる
質問に答える際、受験生の多くは話が長くなりがちです。簡潔に話すことを意識するだけでも改善が可能ですが、可能であればより根本的な問題から改善していきましょう。
話が長くなってしまう原因としては、

・質問の意図を理解できていない(結果、余計な内容を話してしまう)
・説明しようとしている内容が難しい
・説明が下手
・答えるべき内容が分かっていない

といったものが挙げられます。これらについては一朝一夕に改善できるものではありませんが、適切な練習を重ねることで着実に改善していくことができます。

また、「逆に簡潔に話しすぎてしまう」「ちょうどいい長さが分からない」という悩みもよく聞かれますが、適切な長さは面接官や、その場の会話の流れによって変わってくるものです。これについても「面接はコミュニケーション」という原則に立ち返り、状況に応じて適切な長さで伝えられるよう面接練習のなかで感覚を身に付けておく必要があります。
 
結論から述べる
「簡潔に述べる」ことと関連して、結論から述べることを意識しましょう。聞き手が集中して話を聞くことのできる時間には限りがあるため、最初に伝えたいことを述べる必要があります。また、話し手側も結論から述べることで、話しているうちに質問内容を忘れてしまい、適切な回答ができないという事態を防ぐことができます。
練習の段階から結論→詳述(理由)の流れで話すことを実践しましょう。
 
答えを暗記しない

コミュニケーションの観点から、暗記してきた内容をそのまま伝えるような受験生は面接官から好意的に受け取られません。また、暗記した内容にこだわってしまうことで、的外れな回答をしたり、練習とは違う質問の聞き方をされて動揺してしまったりということになりかねません。

想定される質問に対しては、大まかに話す内容のイメージを持っておき、練習の段階からその場で話を組み立てる練習を重ねておくことをおすすめします。
 
「自分の言葉」で伝える

「考える力」も面接官が見ている重要なポイントです。一般論や受け売りの知識をそのまま話したり、意味を理解していない難しい言葉を無理に使ったりすることは面接官に「本当に自分で考えているのか?」という疑念を抱かせかねません。
拙い言葉であったとしても、自分が操ることのできる言葉の中で、自分の考えを伝えていくことを意識しましょう。
 
面接でよく聞かれる質問例

以下が頻出の質問となります。大学や志願者によって質問内容や問われ方、深く問われるポイントは変わってきますが、基本となる部分のためまずは一通り確認をしておきましょう。

・自己紹介
・長所と短所
・自己アピール
・志望理由
・大学で学びたいこと
・大学卒業後の進路について
・高校時代にがんばったこと、苦労したこと
・得意科目と苦手科目
・関心を持ったニュース
・最近読んだ本
・志願者からの質問

 
本質的な面接対策を

以上のように、大学の総合型選抜(AO推薦入試)における面接試験は小手先のテクニックだけでは対応が難しい内容となっています。しかし、面接官の意図を理解したうえで準備することで、着実に合格に近づくことが可能です。

洋々では実際に人材採用に携わってきた経験豊富なプロフェッショナルがAO・推薦入試の面接サポートを行なっています。完全個別指導で本番を想定した模擬面接と回答の内容にまで踏み込んだ本質的なフィードバックを受けることが可能です。

無料の個別相談を随時受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。



高 橋    順 一

小論文の書き方

2021-05-31 08:42:42 | #早稲田建築入試・デッサン 

早稲田大学建築学科の入試では1次試験が、書類選考で志望理由書や活動履歴書を制作しなければなりません。この書類制作は簡単ではありません。私が講師をしている洋々は総合型選抜(AO入試・推薦入試)・小論文の個別指導塾で、早稲田建築AO入試の2次に実技試験対応の、空間デッサン対策と自己PR資料など、ファインアートとデザイン系の実技作品や立体構成や建築模型製作などを指導しています。

洋々は私のように(美大卒後、企業でグラフィックデザイナーやデザイン会社企業/アートスクール設立後に国内外美術大学へ40年間の大学受験指導経験者で約1000名合格実績)など、実際の国内外企業でプロとして実務経験や国内大学や海外有名大学大学院卒、あるいは、ネイテイブの外国籍、プロの弁護士、1級建築士、国内外の教授を歴任など、様々な上場企業を始めとした海外留学経験や実務経験を持つ、プロフェッショナルやエキスパートの集団が国内外の受験生を、完全1対1で指導している、日本で初めてのAO入試対応の、総合個人別指導塾の世界で活躍する人材を踏まえたビジョナリーカンパニーです。

以下は、洋々のAO受験対策での1次書類選考や、個人と集団面接での自己PRや自己PR資料のプレゼンテーション対応なども行っていますので、地方生や海外に在住する受験生にもきめ細かい指導をとっています。まずは事前相談や体験学習を受講してみてから、ご判断をすることをおすすめいたします。

まずは総合型選抜(AO入試・推薦入試)とは、どういうものでどういう対策が必要7日という全体概要を理解して望むと良いと思いますので、よく読んで理解して望むようにしてください。

■ 洋々 ホームページより引用


■ 小論文の書き方

目次 [非表示]
    
  •         
  •        1 小論文とは?
            
  •        2 小論文と作文の違い
            
  •        3 小論文の書き方
            
  •        4 「型書き」のススメ
            
  •        5 意見提示の型
            
  •        6 問題解決の型
        

 
小論文とは?

小論文とは、自分の考え(=意見)を読み手を納得させるために書く文章です。
そして、納得させるためには単に自分の考えを述べるだけでは足りず、その裏付けとなる根拠を示す必要があります。
たとえば、
僕は犬が大好きだ!
と叫んだところで、友人たちが賛同してくれるとは限りません。
Aさんはそもそも動物に興味がなく、B君は犬が大嫌い、Cさんは猫を愛しているかもしれません。
そんな彼らに犬を好きになって貰うためには(少なくとも犬が好きな自分の気持ちを分かって貰うためには)、犬の素晴らしさを語ったり、犬に対するマイナスイメージを払拭したり、犬にできて猫にはできないことを明らかにしたりする必要があります。
小論文で合格するためには深い知識や教養に裏打ちされた、高度な思考力や文章力が要求される。
そんな誤解も世の中にはあるようですが、小論文は決して難しい科目ではなく、ましてや高尚な学問でもありません。
自分の考えを分かりやすく伝える。
他の人に納得・共感・協力してもらう。
そのための基本的な技術の体系に過ぎません。
今度こそ告白を成功させたい。
何を喋ればもっと掃除機が売れるのか?
こう考えるとき、頭の中には既に小論文的な思考が芽生えています。
この機会に、小論文を学んでみませんか?
習得することで人生がちょっと楽しくなるはずですし、おまけに大学入試にも役立ちます。
 
小論文と作文の違い

小論文と作文はどう違うのか?

これは小論文初心者が、早い段階で直面する問題です。
たとえば、予備校の授業や参考書ではしばしば、以下のような説明がなされているようです。
曰く、客観的に書くのが小論文、主観的に書いてもいいのが作文。
(したがって、小論文は意見を書いたら根拠も書く必要がある。一方で、作文は根拠がなくても大丈夫)
曰く、文章表現の巧みさが重要でないのが小論文、重要となるのが作文。
(したがって、小論文においてはインパクトのある書き出しや独創的な表現はいらない。一方で、作文ではそれらが大事)
等々。
いずれも間違いではありませんが、若干表面的です。
小論文と作文は本質的にはどう違うのか?

ざっくり言えば、目的に大きな違いがあります。
小論文の目的は読み手を納得させることにあります。

最後まで読んで、なるほどこの人の言う通りだ(少なくとも、この人の言うことにも一理ある)と思わせたら書き手の勝ちです。
これに対して、作文の目的は読み手を惹きつけることにあります。
最後まで興味を持って読んでもらえたのであれば、書き手の勝利です。
こうした目的の違いが、小論文と作文に色々なテクニックの違いを作り出します。
小論文においては読み手に納得してもらうための前提として、まずは何を言いたいのかを分かってもらう必要があります。
そのうえで読み手が飲み込みやすいような形で根拠を示し、納得へと導かなくてはいけません。
そして、読み手に分かってもらう、納得してもらうための方法は、ある程度パターン化することができます。
一方、作文においては読み手を惹きつけるために様々な工夫を凝らすことになります。
続きが気になるような書き出しを選ぶ、なるべく印象的な表現を用いる、結末を予測しにくいように展開する、等々。
こちらは伝えるべき内容により文体により、無限のバリエーションがあります。
多くの人が小論文よりも先に作文を学びますが、本当は作文の方がはるかに難しく、習得にも時間が掛かります。
それは根本的な思考力や文章力、時には人格までが問われる営為だったりもするのです。
 
小論文の書き方

そもそも、小論文とは、自分の考え(=意見)を読み手を納得させるために書く文章です。
そして、納得させるためには単に自分の考えを述べるだけでは足りず、その裏付けとなる根拠を示す必要があります。
したがって、小論文の書き方は、一言で言えば、
①聞かれたことに対して意見を述べる 
②意見を述べたらその裏付けとなる根拠を示す
ということになります。
意見と根拠は、意見→根拠の順番で書くのが一般的ですが、根拠→意見の順番で書くことも可能です。
 
「型書き」のススメ
小論文=自分の意見+その裏付けとなる根拠
ですが、意見と根拠の組み合わせ方は、ある程度パターン化することができます。
パターン化された答案は没個性、つまらないなどと批判されることもありますが、試験の本番、限られた時間内で答案を仕上げるためには非常に有効ですし、そうした答案で東大や京大、早慶上智といったいわゆる一流大学でも問題なく合格できることが実証されています。

予備校の授業や参考書で様々な「型」あるいは「フォーマット」が紹介されていますが、広く知られている考え方、書き方が必ずしも優れているわけではありません。
たとえば、大学受験界で有名な譲歩批判を答案の冒頭に配置する「型」(問題提起や自分の意見に続けて、「たしかに、もちろん、なるほど」等を用いてまずは自分の意見に対して予想される反論を示し、その後、「しかし、けれども、だが」等を用いて再反論する構造)は、課題文の主旨に対して反対の立場を採る、しかしながら、その根拠は一部認めるといった場合は有効です。

しかしながら、それ以外の場合においては、譲歩批判自体は「自分の意見がダメではない」という消極的根拠に留まり、「自分の意見がなぜ正しいのか」といった積極的根拠と比べて説得力に欠けることが多いため、必ずしも汎用性が高いとは言えません。
譲歩批判を利用する場合は、自分の意見とその積極的根拠を示したうえで、それらに対して予想される反論を示し、再反論するといった形で運用することをお勧めします。
どのような「型」や「フォーマット」を利用するべきかは、志望校の出題傾向やそれぞれの受験生の書き方や考え方の癖によっても変わります。

自分のニーズに合ったものを取捨選択し、習熟することが合格への近道となります。
ちなみに、洋々では、特に小論文の学習を開始する段階では、一定の思考の枠組み(=フレームワーク)で発想し、決まった文章の「型」(=フォーマット)に落とし込むことを推奨しています。

発想、文章化に際してどんな「型」を運用すべきかは志望校によって異なりますが、「意見提示型」、「問題解決型」が特に汎用性が高いものとして、人気があります。
そして、これらの「型」の運用練習は、多くの場合、身近な論点を利用する形で行われます。

あなたの周りに、今日の昼食は何を食べるのか? なぜ自分はもてないのか? といったことごとを無駄にロジカルに語る人はいないでしょうか。
彼/彼女は、あるいは洋々の出身者かもしれません。
 
意見提示の型

まず自分の意見を述べ、それを追いかける形で根拠を示す「型」です。
タイトルが与えられ、それについて自分の考えを述べるタイプの小論文(=課題型小論文)や課題文が与えられ、それについて自分の考えを述べるタイプの小論文(=文章読解型小論文)では、多くの場合は、この「型」が使われます。
比較的オーソドックスな展開の仕方なので、英語のライティングは元より、プレゼンテーション、面接等にも応用することができます。
基本的な流れは以下のようになります。

意見の決定
抽象的根拠の提示
具体例の提示
ここまでで意見と根拠が揃うため、小論文としての体裁は整います。
なお、意見をどのように決定するか? 抽象的根拠はどのように構成するか? 具体例はどのようなものを選ぶべきか? といった辺りは突き詰めるとかなり難しいため、別の項目で解説します。

字数が少ない場合(400字以下)は、これで十分でしょう。
一方で、字数に余裕がある場合(400字以上。600-800字が一般的)は必要に応じて発展、結論のパートを盛り込みます。

発展は、意見と根拠という小論文の最低条件を満たしたうえで、字数に余裕があれば、追加の要素を盛り込んでさらなる加点を狙うパートです。
様々な展開の仕方が考えられますが、

予想される反論に対する再反論 or 予想される反論を踏まえた修正
それらを踏まえた善後策の提示といった辺りがポピュラーです。
結論は、答案の〆となるパートです。

役割上、このパートで新しい要素を盛り込むことはできません。
これまでの論述を総括すること、設問条件に明確に答えることを念頭に、なるべくシンプルに構成することになります。
以上をまとめると、

意見の決定
抽象的根拠の提示
具体例の提示
予想される反論に対する再反論 or 予想される反論を踏まえた修正
それらを踏まえた善後策の提示
結論の提示
といった構成が浮かび上がってきます。

この型を利用する場合は、特に抽象的根拠の提示の部分でどれだけ説得力のある根拠を提示できるかが重要となります。
 
問題解決の型

まず何らかの問題を取り上げ、それに対する解決策を講じていく「型」です。
表やデータが与えられ、それについて自分の考えを述べるタイプの小論文(=表・データ分析型小論文)では、しばしばこの「型」が利用されます。
意見提示型と比べて汎用性には劣るものの、問題~具体策まで一貫して語る場合に絶大な威力を持つ「型」で、総合型選抜(AO入試)や学校推薦型選抜(推薦入試)の志望理由書等を作成する際にも援用することができます。

基本的な流れは以下のようになります。

課題の指摘
原因の分析
改善の方向性の指摘
具体策の指摘

課題の指摘は、どんな問題を解決すべきターゲットに定めるのかを語るパートです。
通常は何らかの事象を取り上げ、それを放置した場合に誰にどんなリスクが生じるのかを示します。

原因の分析は課題がどのような原因から成り立っているのかを、多面的かつ段階的に掘り下げるパートです。
この部分は「漏れなく重複なく」行うのが理想ですが、制限字数を考慮すると現実的には難しいので、「大きなものを優先して」「重複なく」行うことになります。
以下で示す解決策の根拠となる重要な部分ですから、可能な限りしっかりと論じることが必要になります。

改善の方向性の提示は、前のパートで明らかにした原因群を踏まえて、何を除去すべきかを定めるパートです。
原因を全て除去できればそれに越したことはありませんが、実際は除去ができないもの、除去すべきでないものも入り混じっていることが多いです。
数多ある原因群のうち、何を優先して除去すべきなのかを、根拠を示して決定することになります。

具体策の提示は、改善の方向性を踏まえた、具体的なアイデアを示すパートです。
この「型」において最も発想力が試されるパートですが、それでも現実的な解決策が求められるか、斬新なアイデアが期待されるかは、志望校により設問条件により変わってきます。

特に条件がなければ、現実的な打ち手+理想的な(あるいはユニークな)打ち手、短期的な打ち手と中長期的な打ち手等を貼り合わせてバランスを取ることが多いです。
この「型」を運用するうえでの注意点は、各パートを明確に区別するということです。
たとえば、課題の指摘のパートで原因分析を行ってはいけませんし、改善の方向性と具体策は明示的に書き分ける必要があります。

さもないと様々な要素が錯綜し、結果として、各パートの繋がりが分かりにくい、論理的な一貫性を欠いた答案になってしまいます。

問題解決の型を運用する場合は、思考の暴走や書きすぎを起こさないよう、ストイックに自分を制御する必要があります。

自分が今発想している、あるいは、書いているのはどのパートなのかを常に意識し、そのパートの役割から外れる要素は盛り込まないようにしてください。
 
洋々では実際に人材採用に携わってきた経験豊富なプロフェッショナルがAO・推薦入試の面接サポートを行なっています。完全個別指導で本番を想定した模擬面接と回答の内容にまで踏み込んだ本質的なフィードバックを受けることが可能です。

無料の個別相談を随時受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


志望理由書の書き方

2021-05-28 07:35:52 | #早稲田建築入試・デッサン 
早稲田大学建築学科の入試では1次試験が、書類選考で志望理由書や活動履歴書を制作しなければなりません。この書類制作は簡単ではありません。私が講師をしている洋々は総合型選抜(AO入試・推薦入試)・小論文の個別指導塾で、早稲田建築AO入試の2次に実技試験対応の、空間デッサン対策と自己PR資料など、ファインアートとデザイン系の実技作品や立体構成や建築模型製作などを指導しています。

洋々は私のように(美大卒後、企業でグラフィックデザイナーやデザイン会社企業/アートスクール設立後に国内外美術大学へ40年間の大学受験指導経験者で約1000名合格実績)など、実際の国内外企業でプロとして実務経験や国内大学や海外有名大学大学院卒、あるいは、ネイテイブの外国籍、プロの弁護士、1級建築士、国内外の教授を歴任など、様々な上場企業を始めとした海外留学経験や実務経験を持つ、プロフェッショナルやエキスパートの集団が国内外の受験生を、完全1対1で指導している、日本で初めてのAO入試対応の、総合個人別指導塾の世界で活躍する人材を踏まえたビジョナリーカンパニーです。
以下は、洋々のAO受験対策での1次書類選考や、個人と集団面接での自己PRや自己PR資料のプレゼンテーション対応なども行っていますので、地方生や海外に在住する受験生にもきめ細かい指導をとっています。まずは事前相談や体験学習を受講してみてから、ご判断をすることをおすすめいたします。

まずは総合型選抜(AO入試・推薦入試)とは、どういうものでどういう対策が必要7日という全体概要を理解して望むと良いと思いますので、よく読んで理解して望むようにしてください。

■ 洋々 ホームページより引用


志望理由書の書き方
大学受験の総合型選抜(AO推薦入試)、学校推薦型選抜で課される出願書類のうち、最も重要な書類が志望理由書です。
洋々ではこれまで早慶上智GMARCHを中心にAO推薦入試で多数の合格者を輩出してきましたが、その中で蓄積してきた志望理由書についての知見を紹介します。やや長くなりますが、全てに目を通していただくことで、「志望理由書で勝つ」ための方策が、具体的にイメージできるはずです。


    

   目次 [非表示]

   
  •         
  •        1 志望理由書とは
            
  •        2 志望理由書の役割
           
    •             
    •            2.1 「書類選考の軸になる」とは?
                  
    •            2.2 「面接の素材になる」とは?
              
  •         
  •        3 志望理由書に盛り込むべき要素
           
    •             
    •            3.1 「自分」とは?
                  
    •            3.2 「自分と志望校とのかかわり」とは?
              
  •         
  •        4 志望理由書を書くための4つのステップ
           
    •             
    •            4.1 第1ステップ:自己分析
                  
    •            4.2 第2ステップ:志望校との関連付け
                  
    •            4.3 第3ステップ:文章化
                  
    •            4.4 第4ステップ:推敲
              
  •         
  •        5 より完成度を高めるためには?
           
    •             
    •            5.1 第1ステップ:自己分析
                  
    •            5.2 第2ステップ:志望校との関連付け
                  
    •            5.3 第3ステップ:文章化
                  
    •            5.4 第4ステップ:推敲
              
  •         
  •        6 「どうしてもAO・推薦入試で合格したい」方に
        
志望理由書とは
「志望理由書」(大学によっては、「志望動機書」)は、自分がその大学に入りたい理由を説明する文書です。一方で、「自己推薦書」は、大学に対して自分をアピールする文書です。
端的に言えば、前者は「なぜ入りたいのか?」を述べるものであるのに対して、後者は「なぜ入れるべきなのか?」を述べるものであるということになります。
しかしながら、実際のところは、両者を厳密に区別しなければならないケースはごくわずかです。制限字数にもよりますが、ほとんどの場合は、「志望理由書」であっても自己PRを、「自己推薦書」であっても志望理由を、何らかの形で入れ込むことになります。
志望理由書は「なぜ入りたいのか?」
自己推薦書は「なぜ入れるべきなのか?」を述べる
 
志望理由書の役割
総合型選抜(AO入試・推薦入試)および学校推薦型選抜においては、多くの場合、志望理由書が、合否のカギを握ることになります。
理由は2つあります。すなわち、書類選考の軸になる 面接の素材になる、ということです。
 
「書類選考の軸になる」とは?
総合型選抜(AO入試・推薦入試)では、通常、志望理由書の他にも、さまざまな書類が要求されます。
活動報告書、成績証明書、志願者評価書、自由記述……等々。志望理由書(自己推薦書)は、それらの中から要素を抽出し、一貫したストーリーのもとに関連付け、文章化したものです。
逆に言えば、志望理由書で明確なストーリーを提示することによってはじめて、断片的な書類に意味が与えられるのです。したがって、多くの場合、志望理由書の出来不出来が、書類選考の合否に直結します。
実際、洋々の大学インタビューにおいても、多くの教授・准教授から、「志望理由書を読んで、それが一定の水準をクリアしている場合のみ、他の書類も吟味する」という旨のコメントが得られています。
 
「面接の素材になる」とは?
面接は、一般的には、志望理由書の記述に沿って行われます。
そもそも、面接は、書類審査で興味を持った受験生と実際に会い、質疑応答することによって、その能力や可能性を見極めようとするものです。
したがって、面接官は、事前に志望理由書を読み込んで、疑問に思った点やより詳しく聞いてみたい点などについて、さまざまな質問を投げかけてきます。受験生の真意を確認したり、知的な瞬発力を測ったりするために、時には受験生が泣き出してしまうほどに、意地の悪い突っ込みが行われることも珍しくありません。
もちろん、こうした類の質問であっても、面接の対策をしっかり行っておくことで、適切に切り抜けることができるようになります。しかしながら、それ以上に、志望理由書を作成する段階で、面接で答えにくい質問をされないよう、盛り込む内容を吟味しておくことが重要になります。
基本的には、「突っ込まれて困ることは、はじめから書かない」のです。また、逆に、上級者向けのテクニックとしては、「あえて突っ込みどころを残しておいて、それに対して切れ味鋭い回答を用意する」という方法もあります。
いずれにせよ、志望理由書は、面接を有利に運ぶための布石としての側面も持っていることは、強く意識しておく必要があります。
志望理由書は面接まで想定して作成する
 
志望理由書に盛り込むべき要素
上述の通り、志望理由書は、「自分が、なぜその大学に入りたいのか?」を、自己推薦書は「その大学が、なぜ自分を入れるべきなのか?」を、説明する文書です。したがって、いずれも「自分と志望校とのかかわり」を適切に示すことが必要になります。
では、どうすれば、「自分と志望校とのかかわり」を適切に示すことができるのでしょうか?
まずは、「自分」がどんな存在であるのかを明らかにしなければなりません。そのうえで、今度は、その「自分」に対して「志望校がどのようなかかわりを持つのか」を、具体的に示すことになります。
 
「自分」とは?
「自分」とは、端的に言えば、①「過去の自分」、②「現在の自分」、③「未来の自分」の集合体です。より具体的には、
①過去の自分
  •     
  •    これまでの人生において、自分はどんなことを経験してきたのか?
        
  •    どんなことに取り組み、どんな実績を上げてきたのか?もしくは、どんな失敗をしてきたのか?
        
  •    そして、そこからどんなことを考え、学んできたのか?
②現在の自分
  •     
  •    ①を踏まえて、現時点で、自分はどんな人間なのか?
        
  •    その個性、たとえば、持ち味、能力、適性、資格、性格、関心、問題意識はどんなものなのか?
        
  •    何が好きで、何が嫌いなのか? もしくは、何が得意で、何が苦手なのか?
③未来の自分
  •     
  •    ②を踏まえて、この先、自分はどんなことをしたいのか?
        
  •    数年後には、あるいは、数十年後には、それぞれどんなことをしていたいのか?
        
  •    残りの人生を通じて何を成し遂げたいのか?
        
  •    死後にどんな存在であったと、認識/評価されたいのか?
以上の要素を総合したものです。
 
「自分と志望校とのかかわり」とは?
「自分と志望校とのかかわり」は、2つの要素から成り立ちます。
すなわち、① 「自分が(志望校に)入学する必要性」、② 「志望校が(自分)を入学させる必要性」です。
① 自分が入学する必要性
自分が志望校に入学する必要性を示すためには、他の進路、他の大学との差別化を図る必要があります。言い換えると、「なぜ就職、あるいは専門学校を目指さずに、大学に進学する必要があるのか」、また、「なぜ他の大学でなく志望校に入学する必要があるのか」を明確にしなければなりません。
そのためには、たとえば、以下のような要素を盛り込むことになります。
A. 未来と現在のギャップ(将来の目標を達成するために、今の自分に足りないもの)を明確にする。
B. A.の全部/一部が、志望校においてしか埋めることができない/志望校で埋めるのが最も合理的であることを述べる。
C. B.について、具体的な学習計画を有していることを示す。
② 志望校が入学させる必要性
志望校が自分を入学させる必要性を示すためには、他の受験生との差別化を図る必要があります。言い換えると、「なぜ他の受験生でなく、自分を合格させるべきなのか」を明確にしなければなりません。
そのためには、たとえば、以下のような要素を盛り込むことになります。
A. 自分が志望校のアドミッションポリシー(求める学生像)に適合した人物であることを示す。
B. 大学への貢献可能性、すなわち、「自分を入学させることで、在学中/卒業後に、大学に対してどのようなメリットが生じるのか」を示す。
 

志望理由書を書くための4つのステップ


志望理由書を書くためには、基本的には、自己分析、志望校との関連付け、文章化、推敲の、4段階の作業が必要になります。
第1ステップ:自己分析
上述の「自分」、すなわち、「過去の自分」「現在の自分」「未来の自分」を明らかにします。
第2ステップ:志望校との関連付け
上述の「志望校とのかかわり」、すなわち、「自分が入学する必要性」「志望校が入学させる必要性」を明らかにします。
第3ステップ:文章化
第1、第2ステップで得られた要素を取捨選択し、相互に関連付けることで一貫したストーリーを構築し、制限字数以内でまとめます。
第4ステップ:推敲
第3ステップで文章化したものを複数の人に批評・添削してもらい、より完成度を高めます。
以上の手順を踏むことで、必要最低限の志望理由書は完成します。
それほど競争の激しくない大学・学部の総合型選抜(AO入試・推薦入試)や学校推薦型選抜であれば、これだけでもかなりの確率で合格レベルに到達します。
 
より完成度を高めるためには?
国公立、早慶、MARCHといった上位校に挑戦する場合は、もしくは、より確実に合格したい場合は、上記の1~4のステップを、より高い精度で行うことが必要となります。
第1ステップ:自己分析
「自分」とは、自分にとって当たり前の存在であり過ぎるため、その長所や短所を正確に把握することは困難です。自分で短所であると思っていたことが実は大きな強みであったり、長所を誤解していたりすることも珍しくありません。
そうした失敗を避けるためには、他の人との対話を通じて、自分の長所や短所を客観的に指摘してもらうことが重要となります。さらに、より適切な分析を行うためには、その対話の相手は、両親や友人、学校の先生ではなく、自分とは一定の距離があり、かつ、面接の経験が豊富な人であることが望ましいです。
第2ステップ:志望校との関連付け
志望校のオープンキャンパスに参加したり、アドミッションポリシーを調べたり、といった程度のことであれば、ほとんどの受験生がやっています。
したがって、さらなる差別化を図るためには、志望校に関するより具体的な情報を入手することが必要となります。ネットを検索したり、シラバスを熟読したり、教授とコンタクトを取ったり……。
さまざまな方法がありますが、最も効率がよいのは、志望校に現に在学している人から話を聞くことです。そうすることで、授業や研究会の具体的な内容から教授の去就に到るまで、生の情報を手に入れることができます。
第3ステップ:文章化
優れた志望理由書(自己推薦書)を書くためには、小論文、作文、両方のスキルが必要となります。すなわち、「自分の考えを論理的、説得的に提示する」技術、「読み手の興味を誘導し、退屈させずに最後まで読ませる」技術が要求されます。
文章化の作業に入る前に、一通り、上記のスキルを習得しておくと、作業の効率が上がり、かつ完成度も高くなります。さらに言えば、早い段階で、そうした基本的な文章の書き方を身につけておくことで、以降の小論文の対策も楽になります。
第4ステップ:推敲
単に文章表現に手を加えるだけでなく、より自分をアピールできるよう、文章をブラッシュアップしていくことが重要です。
可能であれば、面接経験者や志望校の在学生にも読んでもらい、批評/添削してもらいましょう。
ただし、その全てを受け入れる必要はありません。①で把握した「自分」を強く意識し、その軸を揺るがさない範囲で取り入れられるアドバイスのみ、利用してください。大学が求めているのは当たり障りのない「大人の文章」ではなく、多少荒削りであっても「若者らしい文章」であることを忘れてはいけません。
 
「どうしてもAO・推薦入試で合格したい」方に

以上に記した理解し、実践していただければ、上位校であっても、かなり高い確率で合格することができます。
ただ、何らかの事情により上記を実践できない、しかしながら、何としても総合型選抜(AO入試・推薦入試)で合格したいという方は、洋々の「書類・総合コース」の利用を検討してみてください。





AO入試とは?AO入試をわかりやすく解説 / ■ 推薦入入試と学校推薦型選抜は異なる、

2021-05-25 12:06:13 | #早稲田建築入試・デッサン 
■ 推薦入試≒学校推薦型選抜


文部科学省は2021年度入試から学校推薦型選抜という名称を使い始めました。学校推薦型選抜には指定校推薦入試や公募推薦入試が含まれ、一般的な「推薦入試」のイメージに近いかと思います。2021年度の大学入学者選抜実施要項によれば学校推薦型選抜とは以下のような選抜になります。

出身高等学校長の推薦に基づき,調査書を主な資料としつつ,以下の点に留意して評価・判定する入試方法。
① 大学教育を受けるために必要な知識・技能,思考力・判断力・表現力も適切に評価するため,高等学校の学習成績の状況など調査書・推薦書等の出願書類だけではなく,「見直しに係る予告」で示した評価方法等又は大学入学共通テストのうち少なくともいずれか一つを必ず活用し,その旨を募集要項に記述する。
② 推薦書の中に,入学志願者本人の学習歴や活動歴を踏まえた第1に示す三つの要素に関する評価や,生徒の努力を要する点などその後の指導において特に配慮を要するものがあればその内容について記載を求める。


学校推薦型選抜の入学願書受付は11月1日以降、合格発表は12月1日以降と決まっています。国立大学の学校推薦型選抜では大学入学共通テストを利用するものも多く、その場合、発表は翌年1月以降(多くのケースで2月)となります。
 
学校推薦型選抜の内容
学校推薦型選抜の場合、学校長による推薦が必須で、調査書の内容が重要視されますが、それ以外の審査内容は大学学部によって大きく異なります。志望理由書や自己推薦書をはじめとする出願書類、面接、小論文、プレゼンテーション、グループ討論、等を通して審査が行われます。大学入学共通テストを活用する選抜も少なくありません。評価のポイントは指定校推薦か、それ以外の選抜か、で大きく異なります。
 
指定校推薦
指定校推薦においては大学から高校に対して一定の推薦枠が割り当てられ(内容は高校により異なります)、希望者の中から高校が選抜を行います。これをクリアした場合にのみ、受験資格が与えられます。指定校推薦は以下のような特徴があります。
  •     
  •    出願は、原則として、現役生のみ
        
  •    学校長推薦が求められ、原則として併願は不可
        
  •    構内選抜は学校の成績(評定平均)で決まるケースが多い
        
  •    面接・小論文等が課される
        
  •    校内選考に通れば、不合格になるケースはほとんどない
最近では早稲田大学の指定校推薦で大学入学共通テストの受験を求めるなど、変化も見られます。
 
指定校推薦以外の推薦入試
指定校以外の学校推薦型選抜としてたとえば公募推薦入試があります。上智大学や学習院大学で積極的に採り入れられています。ただし、「公募推薦入試」の定義が明確に決まっているわけではなく公募推薦と名前がついていても総合型選抜であることもあります。公募推薦入試の場合、試験の内容は総合型選抜と大きく変わりません。傾向としては公募推薦の方が充実した高校生活を送ってきたバランスの取れた受験生を求めているケースが多くなっています。学校推薦型選抜に該当する公募推薦には以下のような特徴があります。
  •     
  •    現役生のみ、の募集が多い
        
  •    学校長推薦が必要のため原則併願不可
        
  •    評定平均の要件があることが多い(3.5-4.3程度)
        
  •    志望理由書等の出願書類、及び、それらに基づいた面接が重視される
        
  •    小論文が課されることが多い
        
  •    小論文とは別に学科試験が課されることもある
 
学校推薦型選抜でない推薦入試
自己推薦入試と称した入試では学校推薦型選抜ではなく、総合型選抜に分類されるものもあります。たとえば早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入試やスポーツ科学部のスポーツ自己推薦入試は総合型選抜に分類されます。また、慶應義塾大学の自主応募制推薦入試は評価書という書類に学校長印が必要ですが、総合型選抜に分類されています。あくまで評価書であって学校長の推薦が必要なわけではないという考え方なのかもしれません。
AO入試とは? / 推薦入試とは? / 総合型選抜とは? / 志望理由書の書き方 / 自己推薦書の書き方 / 小論文の書き方 / 大学受験の面接


総合型選抜とは?
「総合型選抜」という名称は文部科学省が2021年度入試改革に合わせて新たに使い始めた名称です。2020年度までAO(アドミッションズ・オフィス)入試と呼ばれていたものを総合型選抜と呼ぶようになったと言われることも多いですが実はそこまで単純ではありません。
    

   目次 [非表示]

   
  •         
  •        1 2020年度までの入試と2021年度以降の入試
            
  •        2 総合型選抜とは?
            
  •        3 総合型選抜の出願要件
            
  •        4 総合型選抜の出願書類
            
  •        5 総合型選抜の試験
            
  •        6 総合型選抜で評価されること
            
  •        7 総合型選抜の例
           
    •             
    •            7.1 慶應義塾大学の総合型選抜
                  
    •            7.2 早稲田大学の総合型選抜
                  
    •            7.3 主要大学の大学の総合型選抜(洋々LABOへのリンク)
              
  •     
 
2020年度までの入試と2021年度以降の入試
2020年度までの大学入試について、文部科学省は一般入試以外の入試方法の例として以下の4種類を挙げていました。
1.アドミッション・オフィス入試
2.推薦入試
3.専門学科・総合学科卒業生入試
4.帰国子女入試・社会人入試
これを2021年度の入試から以下の分類に変更しています。
1.総合型選抜
2.学校推薦型選抜
3.専門学科・総合学科卒業生選抜
4.帰国生徒選抜・社会人選抜
こう見るとAO入試が総合型選抜に、推薦入試が学校推薦型選抜に代わり、あとは「入試」が「選抜」に変わっただけのように見えます。そう簡単にはいかないのは2020年度までの入試の名称について、大学側で「自己推薦入試」「公募制推薦入試」と言うような名前をつけていたものでも、2021年度以降の「総合型選抜」に分類されるものが少なからずあるからです。
 



AO入試とは?AO入試をわかりやすく解説 / 推薦入試は学校推薦型 ではない

2021-05-25 10:44:16 | #早稲田建築入試・デッサン 

■ 洋々 ホームページより引用

Appleのステーブ・ジョブス、デイズニーやエジソンもフォードなども、本田宗一郎や松下幸之助、SONYの盛田さん、人工真珠で成功した御木本幸吉もまた人生で失敗し辛酸をなめ他経験を持っています。 方法論だけで切り抜けようとしても環境の変化は誰でも予測できないのです。

だから、受験生のあなたが好きなことや、こういうものがあったら使徒を幸せにできるという、夢を大切にしてほしいのです。

でも、建築学科に進学を目指すのならば、ただ受験に必要な理系学科を学び、共通テストを受験して、21世紀に世界のトップを目指す総合芸術家としての建築芸術家にはなれないでしょう.

▶ 様々な建築に関する本や実際に我が国の伝統建築や、近現代の建築を自分の眼で見ることがとても大事だと思いますがいかがでしょうか?

5. 早稲田学報2020などに記載されている研究室の内容や特徴をなぜ良く読んで研究しておくことが必要なのかの理由は下記の内容が志望理由書などに明確に描かれているかが、一時の書類審査(志望理由書や志望動機や、活動履歴書)における書いてある内容が精査されるからです。

単なる合格し建築士免許を取得するための、狭義なフレームの視座の近視眼底な目的意識ではなく、世界的なスケールト長期的な目標を持ち、社会を変える、見たことのない初めての価値観を行う初めての者になるという、高い理念を心に描くように心がまえを磨いて自己成長し、価値ある理想を、一歩一歩実現することへと自己実現できるように、行きてゆくようにしてください。

 ■ GAギャラリー 建築専門書+建築企画展展示
GA HOUSES PROJECT 2021 世界の住宅プロジェクト展
                                                                                                                                                                                                
概要
        
            
毎年恒例,世界の住宅デザインの潮流を探る展覧会。
新進の若手から最前線のベテランまで,国内外の建築家45組(国内:22組,海外:23組)による,現在進行中の住宅プロジェクトを,模型と図面,映像でご紹介します。
        
            
会期
        
            
2021年3月20日(土)~             6月20日(日)
12:00~18:30(会期中無休)
        
            
会場
        
            
GA             gallery
(〒151-0051             東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14)
        
            
アクセス
        
            
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詳細
        
            
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■ 推薦入試とは?
大学受験において推薦入試という言葉は幅広い意味で使われてきました。指定校推薦入試の意味で使う人もいれば、AO入試も含めて一般選抜以外の入試という意味合いで使う人もいます。2021年度入試から文部科学省は新たに学校推薦型選抜という言葉を使い始めたました。「推薦入試」という言葉が含まれていても学校推薦型選抜ではなく総合型選抜に該当するものが今でもあるので、必ずしも学校推薦型選抜=推薦入試とは言い切れないのですが、ここでは学校推薦型選抜を中心に紹介します。
    
   目次 [非表示]     
  •        1 推薦入試≒学校推薦型選抜
            
  •        2 学校推薦型選抜の内容
  •            2.1 指定校推薦      2.2 指定校推薦以外の推薦入試
    2.3 学校推薦型選抜でない推薦入試
           
  • 推薦入試≒学校推薦型選抜
文部科学省は2021年度入試から学校推薦型選抜という名称を使い始めました。学校推薦型選抜には指定校推薦入試や公募推薦入試が含まれ、一般的な「推薦入試」のイメージに近いかと思います。2021年度の大学入学者選抜実施要項によれば学校推薦型選抜とは以下のような選抜になります。

出身高等学校長の推薦に基づき,調査書を主な資料としつつ,以下の点に留意して評価・判定する入試方法。
① 大学教育を受けるために必要な知識・技能,思考力・判断力・表現力も適切に評価するため,高等学校の学習成績の状況など調査書・推薦書等の出願書類だけではなく,「見直しに係る予告」で示した評価方法等又は大学入学共通テストのうち少なくともいずれか一つを必ず活用し,その旨を募集要項に記述する。

② 推薦書の中に,入学志願者本人の学習歴や活動歴を踏まえた第1に示す三つの要素に関する評価や,生徒の努力を要する点などその後の指導において特に配慮を要するものがあればその内容について記載を求める。
学校推薦型選抜の入学願書受付は11月1日以降、合格発表は12月1日以降と決まっています。国立大学の学校推薦型選抜では大学入学共通テストを利用するものも多く、その場合、発表は翌年1月以降(多くのケースで2月)となります。
学校推薦型選抜の内容
学校推薦型選抜の場合、学校長による推薦が必須で、調査書の内容が重要視されますが、それ以外の審査内容は大学学部によって大きく異なります。志望理由書や自己推薦書をはじめとする出願書類、面接、小論文、プレゼンテーション、グループ討論、等を通して審査が行われます。大学入学共通テストを活用する選抜も少なくありません。評価のポイントは指定校推薦か、それ以外の選抜か、で大きく異なります。
指定校推薦
指定校推薦においては大学から高校に対して一定の推薦枠が割り当てられ(内容は高校により異なります)、希望者の中から高校が選抜を行います。これをクリアした場合にのみ、受験資格が与えられます。指定校推薦は以下のような特徴があります。   
  •    出願は、原則として、現役生のみ    
  •    学校長推薦が求められ、原則として併願は不可 
  •    構内選抜は学校の成績(評定平均)で決まるケースが多い 
  •    面接・小論文等が課される
  • ・校内選考に通れば、不合格になるケースはほとんどない
最近では早稲田大学の指定校推薦で大学入学共通テストの受験を求めるなど、変化も見られます。

▶指定校推薦以外の推薦入試
指定校以外の学校推薦型選抜としてたとえば公募推薦入試があります。上智大学や学習院大学で積極的に採り入れられています。ただし、「公募推薦入試」の定義が明確に決まっているわけではなく公募推薦と名前がついていても総合型選抜であることもあります。公募推薦入試の場合、試験の内容は総合型選抜と大きく変わりません。傾向としては公募推薦の方が充実した高校生活を送ってきたバランスの取れた受験生を求めているケースが多くなっています。学校推薦型選抜に該当する公募推薦には以下のような特徴があります。    
  •    現役生のみ、の募集が多い    
  •    学校長推薦が必要のため原則併願不可    
  •    評定平均の要件があることが多い(3.5-4.3程度)   
  •    志望理由書等の出願書類、及び、それらに基づいた面接が重視される 
  •    小論文が課されることが多い
  •    小論文とは別に学科試験が課されることもある
▶学校推薦型選抜でない推薦入試
自己推薦入試と称した入試では学校推薦型選抜ではなく、総合型選抜に分類されるものもあります。たとえば早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入試やスポーツ科学部のスポーツ自己推薦入試は総合型選抜に分類されます。また、慶應義塾大学の自主応募制推薦入試は評価書という書類に学校長印が必要ですが、総合型選抜に分類されています。あくまで評価書であって学校長の推薦が必要なわけではないという考え方なのかもしれません。
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