早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

人生のシナリオ・ブループリント

2018-04-30 17:00:00 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

 

 

先回話した、これから将来に建築家を目指す高校生などの

若い人はいざ自分で自分の人生のブループリント作るとなると、なかなか難しいかもしれないので

少しヒントを出してみようと思いますので、そういうものを参考にしながら

自分のこれからどういう風に一度しかない人生をデザインしてください。

そういう方向性が出たら、その一番最初の起点が大学受験ではないかと

思います。安藤忠雄氏のように高校を出てすぐ社会に出ながら、自ら学んで

困難な道を自ら学び切り開いて行く人もいますが、これはとても大変忍耐力と

強靱な意志と信念が必要です。

 

今回はとてもかんたんに、3つの話をしますので理解しやすいと思います。

 

 


4月25日(水)のつぶやき

2018-04-26 05:23:35 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

“人生のシナリオは若い時に創る”

2018-04-25 10:59:14 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

 

“人生のシナリオは若い時に創る”

あなたは今、高校3年生かまたは2年生か、浪人している人かもしれませんが、早稲田建築やあるいはほかの建築家に将来なるために、建築AO入試を選んでいると思います。

2年生や3年生はこれからオープンキャンパスなどを見学しようと考えているかもしれません。普通は高校3年の進学相談で大学を決めて専攻を決めて、それから塾や予備校を決める人が多いと思いますが、両親や高校の先生に相談して決めるというのは本当は

  ベストではありません。まずは一度のあなたの人生で「何をしたいのか?」「何を成し遂げたいのか?」をまずは自問自答しなければなりません。人の人生を生きるのではなく、一度の人生という旅の船長はあなたです。どういう仕事が一番自分がしたいのかを決めて、それを実現するにはどうすればいいのか?ステレオタイプな答えはないので自分の頭と心で考えて長期目標の人生の目的の答えを出してください。それで建築が好きで建築家になりたいのであれば、どこでそれを学ぶのかが短期目標になります。そうするとどの大学がいいか?好きな建築家がいてその人がどこかの大学で教えているか?

教えていなければ、大学卒業後にその建築事務所を訪ねてみるという方法もあるでしょう。幸いにどこかの大学で教えていればその大学を目指せばいいと思います。建築は専門実技もあるので、慎重にどの大学が自分に合うのかを調べてください。

 

そういう人生の長期目標と短期目標である大学と専攻を選び受験するという流れを

自分で自分のシナリオを一度創る事をおすすめします。これは建築でいうところの青写真です。英語ではブループリントといいますが、簡単に言うとシナリオです。自分の潜在意識にすり込むための自己暗示のような役目をします。人間は目標を持たねばいけないからです。その場しのぎではいけません。

・自分が本当に好きな仕事をする。情熱を持ちわくわくする事をする。仕事を通じて自己成長できること。自分の内なる声を聞く。建築は芸術と工学の両方を内包する総合芸術です。芸術は美しく、歴史もあり、人々が本能的に求める精神的な価値です。科学では割り切れない芸術の雰囲気と香りがします。創造的想像力を必要とします。

 

「繊細な詩人の心と美、そして構造的工学的な美」の両方の心を持つ総合芸術家と云えます。芸術的な勉強と工学的な勉強、センスや感性と論理構築的な面を持たねばならない大変幅と奥行きが無限大の分野であると云えます。

 

これら人生の目標をつかみ、世界を建築で変えるという壮大な旅をはじめようという情熱と大きな志を持つ人を、きっとどの大学の建築科の先生方もほしいのではないでしょうか?そうすると一般的な学科試験だけでは、その人の持つ情熱や内面的な価値観や哲学、積極的心構えであるリーダーシップや空間芸術的なセンスや造形表現力がわからないので、そういう多面から見た試験がAO入試という、大変な手間がかかる入学試験があると云えます

実はこの試験はステレオタイプな数字と傾向と対策だけではわからないのです。

ので模範解答がありません。だから早稲田建築のAO入試では、志望動機や理由の書類審査を始め、空間に関するデッサン・ドローイングや自己PR資料制作と、集団と個人の面接などで精査されます。

 

大学入試は生きたい大学と専攻への目標と意識に加えて、合格するための十分に綿密な準備と自己管理が必要です。それではあなたの人生のブループリントを今すぐに作り始めてください。目的を知り意識を言葉という形にする事から始まります。

 

紙に書いたら短期目標→長期目標という流れを見て、そこにある矢印を逆にして最後から見て今の自分の立ち位置に印をつけるのです。これをリバースエンジニアリング方式というトヨタなどの生産工程の方式ですが、これは人生のシナリオを書きいま何が必要か何か抜けてないか?自分の弱いところを補填するとか改良や改善をするという事になります。カイゼンはアメリカでもマーケテイングやマネージメントと言った企業の戦術に大きな役目を果たしています。

 

高橋 順一

 

下記に私のサイトを記載しますので、ご覧の上

質問等があれば、サイト内の問い合わせのページから

問い合わせください。

 

高橋順一公式サイト

www.junichitakahashi.info  https://www.junichitakahashi.info/index.html

 

早稲田建築AO/サイトアドレス

kenchiku-ao1.xsrv.jp   https://www.kenchiku-ao1.xsrv.jp/

 

美大合格塾サイト

www.bidaigokaku.com  https:www.bidaigokaku.com /

 

 

 

 

 

 

 


4月21日(土)のつぶやき

2018-04-22 05:27:20 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

“芸術的な建築ドローイング”とは

2018-04-21 13:47:25 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

 

 

アイデアスケッチは建築家の視覚で表した言葉です。そして音楽と同じようにそのアーテイスト特有のテイストやフィーリング、雰囲気あるいは味を持っています。そのタッチや線の強弱、あるいは色彩のハーモニーなどですぐにわかります。音楽でいうとピアノそのものは同じでも演奏する音楽家が異なると、全く異なる音色が出るのがわかります。

 

どの大学の建築科に入学しても建築専門のコンピューターソフトであるCADを学習することになると

思います。しかし、自分の心の中にあるイメージを素早く描くには、やはり手描きのスケッチが素早く、またコンセプトや時分の想いが瞬時に描き表す事ができます。目には見えない微妙なバランスや左右非対称計の傾斜や凹凸バランスなども、時分の手は脳と目の延長でありあなたの感覚器官でもあると思います。

 

 言葉にできない微妙で繊細な“詩的な美”はやはり、最初からCADで描くとソフトの制約範囲に縛られてしまうのではないでしょうか?無論、それを実現化するの“構造的美” 構造的な裏付けとしてのCADや

フランクゲイリーの会社が持つ、建築専用のA1のようなコンピューターソフトももちろん必要ですが、

 

 そういう意味では、美大ではないので工学部受験生の段階でうまい絵を描けというつもりはありませんが、自分の頭で考えたイメージを形にする練習はやはり建築家を目指すならば、若いうちからスタートした方が早くうまくなると感じます。今回はそういう意味でも手本になるベストの建築家フランク・ロイド・ライトの建築デッサンである、とても美しいドローイングを見ていきたいと思いますので参考にしてください。

 

 これらのデッサンは明治時代にすでに建築家としての仕事で発注主(クライアント)の意向や趣味、ライフスタイル、社会的な立ち位置、価値観、工期、予算など様々な要求を咀嚼して、意匠の根底のコアコンセプトやテーマを探して、それを元に建築全体が持つ唯一無二の独自な世界観を建築という表現媒体で建築家個人の様式で自己表現している点が白眉といえます。これは第一に判断の物差しが明確に提示されている点を前提に見ていくべきだと思えます。関東大震災の少し前という時代の我が国の都市や住宅などの

状況やレベルを見て、比較するとやはり20世紀建築の三大天才建築家の一人というのがわかるのではないでしょうか?特に芸術的な志向があることもその意匠や内部の意匠や什器、装飾に至る細部までよくわかります。

 

第二に現地の特徴や歴史、あるいは都市計画法などの問題点とチャンスを明確につかんでいる点。

第三に建築家自身が今回取り組むべき新しい建築への問題意識と時系列を超えた解決への新しい提示。

第四にそれらを総合的に踏まえた具体的な建築芸術および工学建築的解決策の新たな提案が見られるという点です。

 

ライトのドローイングは、画面の余白の生かし方が特に美しく、点景や空、あるいは樹木や地面、光と影のバランス、あるいは左右非対称の美しいリズムとバランス、色彩のリズムがとても音楽的に流れている点が上げられます。そして遠近法でいうところの線の強弱がすべて異なるリズムが用いられて、アクセントも美しく色彩がもちいられています。白の地やあるいは不透明水彩の形とリズムも画面上で同じリズム

 

がなくすべて無駄なく、それも省略されて隠喩あるいは暗喩的な空間の中の形を見る側に求める点は、日本画に通じる空間構成法と構図が、西洋絵画の系譜とは全く異なる次元の絵画芸術空間である点です。

 

 無論西洋画の構図法が根底にありますが、余白における空間と図の形が入り組む構成は独自と云えます。

 → 無類の音楽好きなライトは1日中、設計室全体に大音量で全員に音楽を聴きながら建築を設計していました。時分の設計室の部員の専門オーケストラまで持っていたとのことで、音楽と大自然からのインスピレーションを特に重要視していました。

 

高橋 順一

 

 


4月19日(木)のつぶやき

2018-04-20 05:26:28 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

大学を受験するということ

2018-04-19 10:42:06 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

 

 

 

 

国内美術大学 デザイン全科, 早稲田建築AO・一般入試 空間造形表現, 海外美大作品ポートフォリオ,コンサルタント・コーチ

 

将来“あなたが何になりたいのか”、また“何によって知られたいのか?”という問いは、ドラッカーが人生で自分に問うべき一番大切な質問であると述べている。フランスの“モンテーニュもエセー”の中でまた、人間の本性はつねに誕生と死の中間にあって、自分について漠然とした外観と外見と影、不確かで貧弱な意見しか示さないからだ。というくだりがある。

世界のすべてが変化し同じではないという前提であるのだから、自分がなりたい自分になるということが人生の目標とするのは当然と云える。そうすると第一に「自分の強み」とは何だろう?となる。そしてそれを生かす仕事を選ぶことと人生が大きな意味を持ってくる。

二番目に自分は何が好きな事か? 漠然と世間が言うところの?ステレオタイプの良い大学に行き良い会社にはいれば、それでいいのかと?言うことになるので、オール5がいいのかということと同じことで…一つを決めるト言うことです。そういう人生の戦略やもっと基本の理念、国是という組織や国に通じるものを持つ必要があるのです。昔のひというところの“志や夢”という言葉であり願望でも

を持つことです。人間は目的思考の生き物です。目標や願望があなたの自由や価値観をすべて決まることになります。人と同じではいけません、あなたは世界で一人であり、人と違うことは当然なことであり創造行為は独自でなければなりません。建築は総合芸術であり建築家は総合芸術家でなければならないのです。

自分独自のフランスが芸術の国といわれドイツが哲学と工業デザインの国と世界から評価されているが、日本はどういう国として海外から評価されているのか?経済大国だけではイメージがないのであり、文化なき経済やイメージがない国は滅びるとナポレオンが言っている。大学のその先を考えておくことです。

そういう意味において人生の青写真という設計図を、人生の早い時期に詰まり青春期に持つことがとても重要なことだと感じます。だから大学を先に決めるということよりも、なりたい自分を決めて

その仕事は何が自分にとって好きであり、楽しく飽きることなく一心に集中できる仕事を選ぶことだと思います。それが自分の人生だと思える天命と思う職業を見つけることです。第3番目にそうするとその実現にはどの専攻に進めば良いのだろうかが決まる、専攻を決めるのはとても重要なことで

す。それでその道で誰が世界で一番かということになり、その個人に直接学ぶ方法もありますが、基礎的な知識やお金や言葉の問題もあるので、その人が大学で教えていればその大学に行ければいいという事になります。様々な事情で海外大学に直接入学するということができない場合はそのスキルを国内の学ぶ場に求めると思います。そうするとその道で尊敬できる仕事をしている人を探し、その人の歩みを見て教えている大学や卒業した大学などをいろいろと研究して、いくつか候補が出たら実際

にその大学の、オープンキャンパスや入試説明会、文化祭、卒業制作展示(建築模型やデザインなどの科)を見にいき比較するといい。建築は工学部系で理系だが実技が伴う専門分野のために、普通の総合大学の早稲田や東京理科大、横浜国大、京都工芸繊維大学をはじめ実技が行われる大学もあります。もちろん美術系大学はすべて実技による一発試験と学科選考があるのはいうまでもありません。総合

大学と美術大学では実際に見にいくと、大学構内の雰囲気は全く異なりますので、オーキャンや入試説明会、卒業制作展などにいき学部生と話したり教授と面談して、わからないことを聞いたり資料をもらい自分の目で見てくることを強く薦めます。パンフレットやホームページでは創られたイメージなので実際の内容や雰囲気は全くわかりませんので、一番自分が直感的で感覚的に合いそうな大学を選ぶのがいいと思います。

 人生は一度しかないのです、時間はこの世で一番有限な資源です。この世であなたに与えられた時間は限りがあり無限ではありません。せっかくこの世に生まれて来たのですから、学びながら、平和な心で幸福を味わい楽しい仕事を選び、自己成長しながらその時々を自己実現してゆく現在進行形の人生の旅を悔いなく歩む事は素晴らしい事だと思いませんか?

私の美大時代からの親友の画家は、美大を出てデザイナーをやりその後高校の美術教師をやり、画家に転向して公立大学の美術科で教授もやり油絵を描いてる旧友、ハーバード大学を出て靴屋さんやパン職人、あるいは俳優になりそういう人もいます。何が幸福な事かは人が決める事ではありません。

私が個人的に教えた約1000人の教え子の中にも、海外や国内大学や専門学校をデザインなどを学び卒業して、デザイナーを得てカスタムシューズの店と教室を経営するOG、美大デザイン科を卒業して今は和服を創るクラフトマンOGや、デザイン科からコマーシャルカメラマンになったOG、インテリアデザイナーからNYで社会派女流写真家に、美大を出て大手ゼネコンで建築パーサーになり退職して、絵本作家で世界的に活躍してるOBなどみんな長い人生で様々なことがあり、表現領域が変わっただけです。創作する手段や方法、あるいはメデイアは異なってもそれは同じ自己表現なのです。自分だけの時間芸術の作品をあなたも残して生きませんか?

ここに一つの建築家の作品を紹介します。

手塚貴晴+手塚由比 手塚建築研究所 - Tezuka Architects

 

https://www.ted.com/talks/takaharu_tezuka_the_best_kindergarten_you_ve_ever_seen?language=ja

 

 


4月15日(日)のつぶやき

2018-04-16 05:30:12 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

“隈研吾展”を観て

2018-04-15 09:27:59 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

“隈研吾展”を観て

 

先日から早稲田建築AO入試を受験する人に聞きたいことがあります。「あなたの建築観はどういうものですか?」という問いかけに、あなたはどう答えますか?そんなのは入学してから学ぶからという風に考えている受験生が多いと思います。しかし自分のただ一度の人生で大学へ入学することが最終目標なのでしょうか?それはあくまで自分のこうしたいという想いが先人が言うところの、志ということにつながるの

 

ではないでしょうか?建築という専門的な職業は、手と頭を動かして自分が考える理想のイメージを建築という、表現を通じて実際に我々が生きている都市空間に創造するという自己表現の行為であり、それは論理的な部分と印象的で詩的なイメージが融合している総合芸術であると云えるのではないでしょうか?

 

 むろん建築科でデッサンや立体構成を入試で行っている大学は、早稲田や横浜国大、あるいは東京芸大、京都工芸繊維大学のほか美術系私立大学など多摩美や武蔵美ほかありますが、学科だけの大学も数多く

あります。そこで早稲田大学の建築科AO入試で問われる、なぜ建築家になりたいと考えたのか、そしてなぜほかではなくここを選んだのか?という理由や動機、そしてあなたの想う建築とは?ということや、

 

入学後にどういう建築を創りたいか?というあなた自身の建築観を持っていないと、様々な質問や自己PR資料制作や集団や個人面接を始め、自己PRのプレゼンテーションでそれらすべてが、しっかりした同一の価値観である意思、信念、情熱があなたの心の底に流れていなければなりません。大きな建築を取り巻く未来や考えのイメージを持たねばならないと思います。

 

 昨日東京駅の北口改札の上にある、東京ステーションギャラリーで開催している「隈研吾展」くまのもの…を見てきましたので、レポートをしたいと思います。隈研吾氏の建築の世界観は、一言で言うと私は”構造的美”を追求している、建築家であるといえます。様々な素材を観察研究し加工して一つの単位を連続させる自然物のような体系を、人工的な建築という形に落とし込んでいるように感じました。それはとても論理構築的な緻密な作業であり、とても工学的建築と云えるものでした。同じ”構造的な美”を独

 

自な視点で追求している、20世紀建築とは全く異なるスタイルである建築革命家のフランクゲイリーなどはあくまで論理ではなく、入り口がイメージを手作業のデッサンから入り、それをまさに彫刻家のように自由な素材で、自由な発想で建築の最初のイメージから模型という3次元の立体造形を軽やかに創っていると云えるので、隈研吾氏とは全く対極の入りかたと云えます。無論そのイメージを実際に巨大な建築物

 

にするには、構造計算に特化したAIのようなプログラムシステムが建築工程から部材の外部発注までを一つのプロジェクトにそれを裏側で可能にしているという、構造的なバックボーンがあります。しかし、あくまで彫刻のようなまさに、有機的曲線の巨大な彫刻的建築構造である偉大な建築芸術家アントニオ・ガウデイのサクラダファミリアと外観は異なりますが同じ系譜と云えます。今は亡き偉大な女性建築の革命家であるザハ・ハデイットは同じく曲線であり美しい洗練された曲面デザインであり、やはり最初の絵としての自分のイメージからコンセプトを立体にしています。女性である感性を十分に生かした美しいアクセサリーや室内のインテリアデザイン、様々な椅子や台所の什器デザイン、ファッションなど色彩もまた

 

独自に洗練された独自の有機曲線と曲面デザインを創造しました。無論それらの1時代前では建築不可能と言われた建築も、ゲイリーのように現代最速の構造計算専用のAIコンピュータがその外観の複雑な意匠を裏側で構造化して支えていることを可能にしています。まさに「詩的な美」と「構造的な美」がそのイメージを立体的に建築して可視化していると云えます。

 

芸美大系建築科は別にしますが、早稲田大学建築科入試がなぜ、昔から入試にデッサン今はドローイングやAO入試で、自己PR資料や面接での集団や個人プレゼンテーションや志望理由書を行うかの理由はそういうことにあるのです。ほかの誰かのまねではない世界で一人しかいない自分なのだから、独自な世界観がなければいけません。まねをしても専門領域である芸術や美術の世界では瞬時にわかるからです。

 

髙橋 順一


4月11日(水)のつぶやき

2018-04-12 05:26:17 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密