国内美術大学 デザイン全科, 早稲田建築AO・一般入試 空間造形表現, 海外美大作品ポートフォリオ,コンサルタント・コーチ
将来“あなたが何になりたいのか”、また“何によって知られたいのか?”という問いは、ドラッカーが人生で自分に問うべき一番大切な質問であると述べている。フランスの“モンテーニュもエセー”の中でまた、人間の本性はつねに誕生と死の中間にあって、自分について漠然とした外観と外見と影、不確かで貧弱な意見しか示さないからだ。というくだりがある。
世界のすべてが変化し同じではないという前提であるのだから、自分がなりたい自分になるということが人生の目標とするのは当然と云える。そうすると第一に「自分の強み」とは何だろう?となる。そしてそれを生かす仕事を選ぶことと人生が大きな意味を持ってくる。
二番目に自分は何が好きな事か? 漠然と世間が言うところの?ステレオタイプの良い大学に行き良い会社にはいれば、それでいいのかと?言うことになるので、オール5がいいのかということと同じことで…一つを決めるト言うことです。そういう人生の戦略やもっと基本の理念、国是という組織や国に通じるものを持つ必要があるのです。昔のひというところの“志や夢”という言葉であり願望でも
を持つことです。人間は目的思考の生き物です。目標や願望があなたの自由や価値観をすべて決まることになります。人と同じではいけません、あなたは世界で一人であり、人と違うことは当然なことであり創造行為は独自でなければなりません。建築は総合芸術であり建築家は総合芸術家でなければならないのです。
自分独自のフランスが芸術の国といわれドイツが哲学と工業デザインの国と世界から評価されているが、日本はどういう国として海外から評価されているのか?経済大国だけではイメージがないのであり、文化なき経済やイメージがない国は滅びるとナポレオンが言っている。大学のその先を考えておくことです。
そういう意味において人生の青写真という設計図を、人生の早い時期に詰まり青春期に持つことがとても重要なことだと感じます。だから大学を先に決めるということよりも、なりたい自分を決めて
その仕事は何が自分にとって好きであり、楽しく飽きることなく一心に集中できる仕事を選ぶことだと思います。それが自分の人生だと思える天命と思う職業を見つけることです。第3番目にそうするとその実現にはどの専攻に進めば良いのだろうかが決まる、専攻を決めるのはとても重要なことで
す。それでその道で誰が世界で一番かということになり、その個人に直接学ぶ方法もありますが、基礎的な知識やお金や言葉の問題もあるので、その人が大学で教えていればその大学に行ければいいという事になります。様々な事情で海外大学に直接入学するということができない場合はそのスキルを国内の学ぶ場に求めると思います。そうするとその道で尊敬できる仕事をしている人を探し、その人の歩みを見て教えている大学や卒業した大学などをいろいろと研究して、いくつか候補が出たら実際
にその大学の、オープンキャンパスや入試説明会、文化祭、卒業制作展示(建築模型やデザインなどの科)を見にいき比較するといい。建築は工学部系で理系だが実技が伴う専門分野のために、普通の総合大学の早稲田や東京理科大、横浜国大、京都工芸繊維大学をはじめ実技が行われる大学もあります。もちろん美術系大学はすべて実技による一発試験と学科選考があるのはいうまでもありません。総合
大学と美術大学では実際に見にいくと、大学構内の雰囲気は全く異なりますので、オーキャンや入試説明会、卒業制作展などにいき学部生と話したり教授と面談して、わからないことを聞いたり資料をもらい自分の目で見てくることを強く薦めます。パンフレットやホームページでは創られたイメージなので実際の内容や雰囲気は全くわかりませんので、一番自分が直感的で感覚的に合いそうな大学を選ぶのがいいと思います。
人生は一度しかないのです、時間はこの世で一番有限な資源です。この世であなたに与えられた時間は限りがあり無限ではありません。せっかくこの世に生まれて来たのですから、学びながら、平和な心で幸福を味わい楽しい仕事を選び、自己成長しながらその時々を自己実現してゆく現在進行形の人生の旅を悔いなく歩む事は素晴らしい事だと思いませんか?
私の美大時代からの親友の画家は、美大を出てデザイナーをやりその後高校の美術教師をやり、画家に転向して公立大学の美術科で教授もやり油絵を描いてる旧友、ハーバード大学を出て靴屋さんやパン職人、あるいは俳優になりそういう人もいます。何が幸福な事かは人が決める事ではありません。
私が個人的に教えた約1000人の教え子の中にも、海外や国内大学や専門学校をデザインなどを学び卒業して、デザイナーを得てカスタムシューズの店と教室を経営するOG、美大デザイン科を卒業して今は和服を創るクラフトマンOGや、デザイン科からコマーシャルカメラマンになったOG、インテリアデザイナーからNYで社会派女流写真家に、美大を出て大手ゼネコンで建築パーサーになり退職して、絵本作家で世界的に活躍してるOBなどみんな長い人生で様々なことがあり、表現領域が変わっただけです。創作する手段や方法、あるいはメデイアは異なってもそれは同じ自己表現なのです。自分だけの時間芸術の作品をあなたも残して生きませんか?
ここに一つの建築家の作品を紹介します。
手塚貴晴+手塚由比 手塚建築研究所 - Tezuka Architects
https://www.ted.com/talks/takaharu_tezuka_the_best_kindergarten_you_ve_ever_seen?language=ja