曲面を使用した立体造形の優れた例です。やはり、直線だけの構成はイメージに限界もあり、コルビジェやミースという20世紀建築の革命家のフレームの中でしかないので、やはりアートは創造ですのでそこで21... goo.gl/jR3Xec
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2018年3月30日 - 18:26
早稲田建築AO入試合格エキスパートコーチの日記立体構成・建築模型制作編:横浜国大建築AO入試や美大建築入試などの立体構成や早稲田建築AO入試の自己PR資料に入れる建築模型制作などの制作材料の基礎知識アドバイス。......
檜を使って、それぞれの面の木材をほぞで接合する時には、100年後の木のゆがみや縮みを計算していて、これが”適材適所”という現代の人事用語の語源であるという。当時の宮大工の”棟梁”は様々な一癖も二... goo.gl/rxxzqP
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2018年3月24日 - 09:35
ふつう、木造よりもコンクリートの方が強いというイメージがあるけど、それはどうも違うようだ。というのも以前読んだ、最後の宮大工である故・西常一氏の名著「法隆寺を支えた木」では、飛鳥時代の宮大工は1400年育った檜を使い、世界最古の木造建築群である「法隆寺」を造営した。
飛鳥時代の7世紀から1400年以上も木造で建っていることは本当に奇跡といえるが、そこには飛鳥宮大工の素晴らしい技術を超えた知恵が隠されていた。当時の檜は1300年そだった森がありその木を使い法隆寺を建てた。中心の柱は”心柱”という3つに分かれた木をつないでいて、それがすべての5重の屋根と瓦、そして東西南北の壁の大きな荷重を支えている。そこには釘やボルトなどではなく”ほぞ切り”という木造建築に使われる、様々な高度な組み合わせの接合方法が使われている。
一部には釘があるが飛鳥の釘は刀鍛冶が作る製法でつくられ、鍛冶屋の銘が刻まれている純度100%の砂鉄である。そのほぞ切りは100年後、あるいは数百年でどのくらい木が縮むかも想定している、これは奇跡といえるとても高い高度な知識を超えた知恵であり、本当のノウハウはこういうことを指すと云える。また驚嘆されることは、東の壁面はすべて東の斜面に植えられていた、檜を使いほかの西、南、北の壁面もまたその方向に植えられていた。
檜を使って、それぞれの面の木材をほぞで接合する時には、100年後の木のゆがみや縮みを計算していて、これが”適材適所”という現代の人事用語の語源であるという。当時の宮大工の”棟梁”は様々な一癖も二癖もある気難しい大工をどのようにまとめていくかが、最後の目標である素晴らしい建築芸術という作品へ完成できるかに知恵をこらしたという。「木組みは人組」という言葉を西さんは書いている。
建築という様々な人の協力が前提では、チームでのまとまりは高い理念の実現には目的意識の共有が前提であり、それぞれの大工の誇りを引き出していく当時の棟梁はリーダーシップ戦略の要と云える。
少し話が外れるが、現代の小中高校などの教育現場での登校拒否や子供たちの自殺などの大きなひずみも、あた、子供の自尊心の健全な育成と教育環境と仕組みが壊れているといえる。新しい時代にあった自由でのびのびとそれぞれの子供に合う教育は、その子供の強みを教師が引き出すことでその子の適性を伸ばすことができる。
子供への信頼や期待、教育者としての大きな慈愛が前提であり、規則だらけの全体統制方式の恐怖政治では一番弱い子供にそれらの”ゆがみが出てくると云えるアートである”オーケストラやジャズのビッグバンドやまた、チームスポーツなどもまた同様の問題も秘めていて、最近の欧米や日本のスポーツ界でのパワハラやセクハラもまた、規則だらけの全体統制方式の恐怖政治ではうまく機能しないと云える。政治や様々な分野でも人格主義の時代の基準である「モラル」が前提の時代が望まれていると云えるのではないか?
「空間造形表現エキスパートコーチの合格アドバイス日記」はじめまして、私は高橋順一と申します。プロデザイナーやDesign事務所起業など経験し、いままで横浜で32年間アートスクールを開校し、国内や海外の美大デザイン全科を中心に約1000......
建築観とアート関係の学習/ドローイング演習ほか
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2018年3月16日 - 10:14
1. 建築観の確認
これから建築という総合芸術分野での実技表現を伴う歩みで建築の専門家をめざす上でのあなたの建築観をもたなけれ... goo.gl/5fCnVk
建築観とアート関係の学習/ドローイング演習ほか
1. 建築観の確認
これから建築という総合芸術分野での実技表現を伴う歩みで建築の専門家をめざす上でのあなたの建築観をもたなければなりません。明確な答えを語るにはまだ難しいと思いますが、今日は最初に問いかけたいと思います。
日本にはさまざまな工学部系を始め、芸術系の大学でも建築専攻がありそれぞれに独自の教育目標があり、そういう多くの考えを持つ前提であると思うが、簡単にいうと言葉だけでは全てを説明し創造する事ができないという事であり、”イメージ”を”かたち”にして建築法規を満たした“構造”にすることです。実際に都市空間でクライアント(発注者)の意向をくみとり、それをあなたが考える事を具体的に創造物する総合芸術分野だということなのです。
▶私が思うには「形」と「構造」と、「イメージ」を創造する事だと考えている。早稲田建築科が、【建築工学と建築芸術】という教育目標を伝統的に持つ意味がここにあります。
あなたは自身の考える言葉で、早稲田のAO入試までにこれから自分の頭とこころの中にある理想あるいは自分の価値観を探り言葉と、造形物でそれらを等身大で表現して行くようにしてください。造形表現や美術などアート系に関しては何でも聞いてください。
できるだけ、アーテイストである自分になる事を(芸術家である建築家のセルフイメージ)自身に問いかけてください。インプットだけだ昇華できませんので、学科だけでなく、身のまわりのものや自然物などのデッサンをしたり、過去問題を回答したり、さまざまな建築関係の本や建築家の講演、また展覧会や建築関係のギャラリーなどを実際に見学したりスケッチしたりしてアウトプットしてください。頭だけで考えず実際にそのような行動を通じ受け身ではないように願っています。
早稲田のドローイングでよいアイデアのあるデッサンの作品を描ける事をめざしましょう。日々の研究やスケッチもまた自己PR資料の大事なパーツ似なるからです。試験直前になって慌てて制作するのではなく、いまのうちから準備しておきましょう。
将来にわたり自分のこころの中にある建築イメージを表現することは必要な商売道具ですので、単に大学入試に必要だからではありませんので、その辺を意識を全て変えてください。受験生ではなく将来「世界に活躍する総合芸術家である建築家」であるアーテイストである自分という意識を持ちましょう。これは、前に話した”アインランドの「水源」”を読むと変わります。日本の伝統建築の素晴らしい技術や美学あるいは知恵は、最後の宮大工の故・西常一氏の「木のこころ、木のいのち」、「法隆寺を支えた木」や文学では谷崎潤一郎の「陰影礼賛」などから学んでください。
建築の形には外観と内観という意匠があり、構造はさまざまな天災にさらされてきた歴史を持つ我が国では、特に建築という公共空間における耐火や地震などの天災などを前提とした、建築物法規が創られて改善されてきた歴史を持ちます。
最後のイメージは、さまざまな無数の色や形、材質がありそれを扱う建築家は単に専門家であり職人であるのではなく、一つの公共の空間に創造物を創る仕事であり、それがとても長い間存在する事から責任もある総合芸術家の仕事です。そこに住まう人や利用する人々が楽しく快適に、平和に居心地がよく豊かな気持ちで過ごす事ができ、また画一的でないワクワクする空間や日常性と非日常性をどう調和させるのかが問われるわけです。
ここに出現するセルフイメージにおける自己対話は、今までに観たことのない独自な空間をどう発注者であるクライアントの意向をどう空間造形で創造表現するかというデザイナーの解釈があると思います。
2. 建築関連の入門書 雑誌のCASA建築特集号
・20世紀建築を創造した革命家であった建築家3人の建築を分かりやすく説明されて図版も多くお薦めします。
・日本伝統建築の基礎知識の世界観と特徴や説明が分かりやすく説明されて図版も多くお薦めします。
3. 早稲田建築科関連情報
2018 早稲田建築学報 amazonnで購入できます。
建築科のそれぞれの研究室の考え方をはじめ
学部1年生から4年生作品や建築模型やコンセプトと教授からの講評
大学院生の建築テーマや作品、模型や教授からの講評
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