早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

NY.Fats Tuesdayで伝説のギタリストの、レスポールと出会った日

2020-09-29 13:30:18 | #早稲田建築入試・デッサン 
私は小学5年生でブルーベックのTake5を聞いた時にジャズに衝撃を受け手からのフアンですが、今まで、日本やParis,シカゴ、NYのさまざまなライブ、特に印象に残ったNYのFats Tuedayでのレスポール本人の実演は、音大の授業のようでした、自分が発明したコードに更に、和音を重ねる録音を同時に自分のギターで多重録音を発明したからです。それを順に実演する、レスポールがそこにいました。

➡このときは偶然に、私のアートスクール時代に社会人クラスの男女の人達と、NYマンハッタンのクリスマスが近い冬に、べニーグッドマン物語の撮影に使われたとてもクールな屋上にガラス張りのペントハウスのレストランでみんなで雪の降る、映画のシーンのようなマンハッタンの夜景で写生をした。このホテルは国

連ビルのそばにあるクールな、5Thアヴェニューのアッパーイーストにある、アール・デコで有名な記念的建築物の、ビークマン・プレースホテルの最上階スイートルームを借りて、写生ツアーを行った。当時の日本は細川政権でバブル期でNYのビルを日本企業が醜く買い漁ってい時期でした。

NYで記録的な大雪のときでした。歩いてNYをウロウロとしている時に、なぜか左のJazzのライブのポスターが眼に止まりました。なんとそこには「レ

スポールライブ!」と描いてあるではありませんか?しかし、ギブソンのギターのモデルになるほど伝説の50年代活躍した、奥さんとのヂュエットのギタリストなのでもうとっくにトランプじゃないけど、フェイクかと?も思いましたが、しげしげ

とその50年代風有な、渋いアメリカンな昔のタイプフェースの、グリーン系の縦長ポスターをシビアにみてゆくと、バークレー音楽院の教授陣のサポートと書いてあるので、本物だと思いこれはみなければ行けないと思い夜に音売れたのです。そしてその伝説のギターのレジェンドが、すぐの眼の前にいたのです。

彼は自分のアコースティックギターを使って2重に、4重、8重に重ねてゆく多重録音のような音もその時に再現しました。それはまるで不思議なミキシングで、その時のリズム陣がドラム、ベース、ピアノを固めていたバークレー音楽院の打楽器科やピアノ科、弦楽器科の優秀な教授陣が脇を固めてサポートしていました。

無論そのときは、レスポールのパートナーの奥さんはこの世にはいませんでしたが、まるで音楽大学の授業を受講しているように、わかりやすく実演してくれました。

▶ 後日、レスポールの83歳のカーネギーホールでの、バースデーコンサートのDVDを見たら、まずR&BのBBキングが駆けつけ、ウエスタンのチエット・アトキンス、ロックはヴァン・ヘイレンでした。まったく異なる分野のギタリストが駆けつけて、ギターを共演するという素晴らしい日本ではみたことのない素晴らしい粋な企画でした。とてもいいDVDです。

■今回また、今私が指導している建築系を目指す高校生たちとは直接に関係ありませんが、同じ高校生がやはり、自分が愛する分野で、全力投球している同世代がいますね、分野はちがうけど、そういう芸術表現を目指す若者は世界中にいます。

➡ レンジシャーベット 高校生スイングバンド
https://www.youtube.com/watch?v=VYfWFOjwArg
https://www.youtube.com/watch?v=oulYPPbRr059 / 6:14
➡私が NYでレスポ-ルライブを見た日:
Les Paul Fat Tuesday's
https://www.youtube.com/watch?v=e_XkD_uJu5k
https://www.mixcloud.com/dubwisegaragecollection/the-les-paul-trio-nyc-ny-us-fat-tuesdays-monday-7-october-1985-rare-live-les-paul/

■1980年代半ばから90年代まで、ニューヨークのファット・チューズデイというクラブでトリオを率いて毎週演奏した。この時に、たまたま、NYの街角を歩いていてこの、ファツ・チュウーズデイというクラブのそばを歩いていたら、『なんと、レスポールという字が眼に入って、あれ、もう、レスポールは死んでるのではないかと思い、しげしげとその看板を調べたのだ、もちろん、バッチリ決めて行ったのさあ…!
すごかったね、まるでバークレー音大の授業みたいだった….和音や、そのほか、コードをその場で自分のギターで重ねてゆくオクターブ奏法の発明を、教えてくれた。無論、周りを固めるのはバークリーの音大のドラム、ベース、ピアノだから何も問題はない…そこには本当にジャズを愛しそれを自分が得意とする、ギターで演奏する光り輝くアーテイストがいた。

■ 2005年、6月9日に90歳を迎えたレスポールを祝して、レス・ポール&フレンズ名義のアルバム『レス・ポール・トリビュート』が作成される。参加メンバーは、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジョー・ペリー、ビリー・ギボンズ、ピーター・フランプトン、スティーヴ・ルカサー、キース・リチャーズ、スティング、リッチー・サンボラ、リック・デリンジャー等々が駆けつけた。

2007年、レスポールの経歴を描くドキュメンタリー映画「レス・ポールの伝説」が2007年7月11日に公開される。(米) (日本での公開は、2008年8月23日)


⬇ 下記のメールは、私の多摩美術大学のグラフィック・デザイン科からの親友で、NYのArt Directors Clubの グラフィックデザイン部門、LPデザインで
Jazzのハービーハンコックで金賞を2度受賞した(素晴らしいデザインで16版を重ねた、写真のソラリゼーション効果のファインアートで版画的作品/マンレイが発明)





元 SONYミュージックエンターテイメントデザイン室長
音楽プロヂューサー・クリエイテイブデイレクター・アードデイレクター・デザイナー(現在は美術家)

●メール、2通サンクスでした。
ギブソン・GUITAR「レスポール」は我々アマチュアのあこがれで、当時、多分最低価格が20~30万円位したと思います。
試し弾きをしに、昔よく、お茶の水の楽器店巡りをしました。

●しかし、高橋からレスポール氏の実演やギターコードの話が聞けるとは・・・ビックリです。
やっぱ高橋は知見が広いね。普通じゃないよ!
しかも、本人のPLAYを見たっていうのは、凄いことだよ!
「スイングジャーナル」等のジャズ雑誌なら飛びつく話だぜ!
●レスポールのドキュメンタリー映画、ぜひ見たいけど、アマゾンで捜すワ。
●貴重な話、very very & veryサンクスでした、ありがとう!~仁張

➡ 追伸:
仁張はスティービーワンダーやジャズのハービーハンコック、映画俳優のアントニオ・バンデラス、国内は有名な様甘な歌手、アイドル、アイドルグループ、Tubeなどのさまざまなバンドを育て、SONYも元会長の大賀さんの信任が厚く、SONYのソフト路線戦略をにない音楽業界では有名でした。


高橋順一




Design and Copyright ©️ Junichi Takahashi 1977~2020

“宇宙の図書館に収納されている叡智の分類法”

2020-09-24 21:11:53 | #早稲田建築入試・デッサン 
“宇宙の図書館に収納されている叡智の分類法”
それは二つに分類されている、一つはA.使命型というごく少数の天才型の人達が分類されている。もう一つはB.で“展開型”の人がいる。あなたは、どちらを選び一度の人生を、自分が選んだ分野で、社会に役立ち、自分の人生の目標を自分で決め、自分の強みを生かし、日々学び、自己

成長しながら、人に奉仕し、自分の自己実現の確立を日々実現しながら、学んだ知識を知恵にして、自分が描いた一度の生まれてきた使命を自覚し、シナリオを生き抜いて行きたいか?それとも、自分ではない外部やほかの人のために自分を犠牲にして、生活のためにという大義に生きるか?

一度の与えられた時間という、有限な資源の中でどうあなたのシナリオをデザインするか?その自由はあなたが決めることができるからです。

だから、どこにでもある洋館のような4角の空間を仕切るのが一流の建築芸術家ではありません。依頼された個人のライフスタイルを対面でコミュニュケーションを行い、依頼主の心の奥底にある内面的価値観や、好きなこと、もの、など多岐に渡るヒアリングからそれらを最大に、自己表現し実現する空間を、自分のスタイルのもとに形にすることです。

我が国の士業は、建築士、行政書士、弁護士、弁理士、保育士、司法書士、保育士、教師などの免許などは国家免許であり、生業として税務署などの国家の仕組みである税収期間に登録されて免許制です。私も高校と中学の美術工芸の教師は取得していますが….使ったことはありません。

我が国にある華道、武道、柔道、剣道、合気道、空手道、少林寺拳法道、歌舞伎、狂言、能楽なども伝統的芸術道です、雅楽などもそうですね、これらは元の創始者がいてその形を伝承する伝承形体文芸と言えます。

しかし、芸術はそういう創始者の型を伝承するという形体ではなく、自分自身が今までにない形を想像し創造するという形になります。自分が創造者になるのです、そういう意識改革がもともと使命型の人間には自覚されています。

今回は、91歳の現役で世界的な建築家のフランク・ゲーリーをケース・スタデイに取り上げてみました。

高 橋 順 一


壮大なビジョンの伝え方

2020-09-22 10:23:14 | ♯人生のビジョン ♯人生のブループリント
私はアートスクールで指導していた時に、生徒にビジョンをもつ大切さをいつも指導の根幹においていました。なかなか、若い時期に将来を見据えて人生のブループリントを正確に見据えるにはなかなか難しいことですが、毎日学びながらさまざまな人と交流し、自己成長し自己実現という日々の中で現在進行形での体験を重ねていく中で、一つの点が点になり、それが独自の面になると感じてきました。

 さまざまな経験を重ねてゆく中で、自己対話や自己内省という形の中でやはりいちばん重要なのは感情だと感じてきました。自分の中に潜む無限の感情はさまざまな形をとり現実の中に現れてきます。いつもみている自分のフレームはやはりどうしても、見たいものを見て、聞

きたいものしか聞かない自然に形成された習慣がありますが、この自己のフレームを大きくしていくには、やはり異なる文化を体験することで、複眼的思考ができると感じます。幸福な時もそうでない時もコインの裏表のようですが、成長は失敗から生まれることと、失敗を大事にす

ることでさまざまなことが学べることができます。そういう意味では失敗は『無限の生命エネルギーとスピリット』から与えられたプレゼントのように感じます。

受験生もまた志望校に進学できなかった子も、壮大なビジョンを持ってもらいたいと感じます。それゆえに先人の経験が描かれた話を昔から一つの重要な気づきとし、参考にしてほしいので配布などをしてきました。我々の仕事は植物を育てる時に欠かせない、種まきと水や、肥料、雑草を抜くことと同じようなことではないかと感じてきました。

それから10年、20年、30年と時が経過した時に見ることができるのを、楽しみにできるとてもやりがいのある社会に役立つ仕事であると言えます。

今回はそういう私の資料から、わかりやすいケーススタデイを送らせていただきます。
とても心に残るメッセージだと感じるものです。お時間を取らせました、ありがとうございます。


高橋 順一









『建築が音楽が凍って固まった音楽だとしたら、音楽は建築を 溶かしたもの.....

2020-09-17 15:23:07 | #早稲田建築入試・デッサン 

▶【 No Guts No Growly 】

『 DO Your Best and It Must be First Class !』ポール・ラッシュ博士


➡ 失敗と成功はコインの裏表です。成長は失敗から生まれるのです。ずーと成功だけした
ら人は満足して成長しないからです。自分の選んだ得意分野で成長していく気分や喜びは
最高だからです。最終的にはその仕事が好きか?ということになります。自分の本心で選
んだ仕事でないと、常に迷いぶれます。いつも解答を自分の外に求めますが、その答えは
いつも自分がよく知っています。自分の事を他人に聞いてもわかるはずはないのです。



➡ 世界的に有名なアバンギャルド建築芸術家の91才で現役の、フランクゲーリーはクイン
シー・ジョーンズというジャズの有名なミュージシャンでプロヂューサートとの会話で、
「いつも私に言うんだ。『建築が音楽が凍って固まった音楽だとしたら、音楽は建築を
溶かしたものだね』と偉大なアートはすべて感情の建築物だってことさ」

➡ クインシー・ジョーンズは14歳で R&Bの巨人の盲目のアーテイストで歌手の、レイ・チャールズと知り合いレイは彼のメンターになる。クインシーはジャズの歴史である、カウント・ベイシーにオリジナル曲を10曲書いて提供したが、当時は音楽の著作権は皆マフィアの支配下だったので、根こそぎ利益を持っていかれた。だが、彼はその時に人生の教訓を学んだと述懐している。そうやって失敗して人生を学ぶんだと、

『失敗から学ぶしかない』……「何度ノックアウトされても立ち上がるんだ。」それは一見複雑なようで、実はシンプルなんだ。つまりリラックスして神に委ねるんだ。「自分の得意分野で成長してゆく時に味わう気分は最高だよ。」成長は失敗から生まれる。失敗を大事にすれば、そこから学べる。失敗は最高の贈り物なんだ』。


➡ ジョブスも成功の頂上で役員の造反から創業者なのにアップルを追い出されて苦しみの中からピクサーを買い、多額の資金を投入してオールデジタルの3Dアニュメーションを世界で初めて創ったのがトイ・ストーリーです。後に、デイズニーに莫大な資金で売却しました、

・その前の時代のエジソンやフォード、ライト兄弟、デイズニー、キューリー婦人、ガンジーなどの偉大な人も同樣です。みんな、その頃まだ誰も見たことも聞いたこともないものを、学歴がなくても自分の夢を実現するという、信念だけを作り出すために世の中の人に嘲笑され蔑まれ、数え切れない失敗や破産しても馬鹿にされても、決して諦めなかった、不屈の精神を持っていました。

エジソンの電球発明1000回の失敗やカーネル・サンダースが59歳で破産して、配給権をもらいながら車で寝泊まりして、数年後1000回から1500目でフライドチキンのレシピの売り込みにはじめ成功した話。

つまり、失敗ではなくそれは単なるあなたが実際に行動した結果のフィードバックだからです。何もやらないで、ネットメデイアで匿名批判ばかりしている人や、野党政治家も同じで何もやらないで批判してはいるだけでは何も変わらない。


高橋 順一