早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

■自己PR資料制作のコア・コンセプト(中心にあるアイデアであり表現意図)とは、下記のようなことです。

2021-08-25 15:24:39 | #早稲田建築入試直前 #早稲田建築空間表現 #早稲田建築デッサン
簡単にいうと、自分がなりたい理想の人物になり、その人が主人公の映画のシナリオ/脚本を自分で考えて絵コンテ(様々な絵や写真と言葉)でストーリー(タイムライン)で一冊のデザインすることです。そういう意味で自分がなりたいセルフイメージを視覚表現として考えることであり、自分の心の中を覗き、自分と対話してマインドマップをデザインするデザイナーになるということです。

自分が考えたイメージを視覚化することで、他の人に言葉だけでは伝わらない個人的な感覚的で視覚的なイメージと時系列での流れが、初めての人にも心のなかにどのような世界観と自分の強味を持ち、いままでどういう考え方で世界を捉え、これから大学で何を学び、将来はどういうふうに生きて行こうとしているのか?という、ある意味抽象的な価値観や概念や建築という分野への取り組み姿勢や情熱が見たいと思われます。

幸いにも早稲田大学建築学科のAO入試は、自己表現としての 作文(左脳:言語情報処理)―【「文字・記号と論理分析+時間連鎖」】と、空間造形表現実技/デッサン(右脳:非言語情報処理)―「設問に対する建築から見た問題の解決提案に必要な独自な発想と空間表現力」の能力を考査する入学試験が行われます。これは、早稲田大学建築学科が創立以来の教育理念である、

左脳の「構造的な美」と右脳の「詩的な美」が統合した工学と芸術が統合した、総合芸術家の育成を目標としている理念を感じることができます。言語で思考を表しその意思・アイデアを図形と立体造形で独自な視覚表現能力を求めています。

すでに成功し世界的な名声を得た女性の建築芸術家(故)ザハ・ハデイットは、20世紀までの建築史では世界の誰も今まで見たことのない、独自な美術作品としても構造的にも極めて洗練された、美しい感性とセンスあふれる空間造形言語を持つ建築美学を確立しました。

つまり、人生とは世界でただ一人の存在であるあなた自身が、なりたい理想の自分像/アイデンテイテイ「他の人とはっきり区別される自分の個性」を、自分が好きで選んだ強味を活かす分野において、たった一度の人生を日々学び「自己成長」し、その仕事を通じて「社会貢献」する時間芸術なのです。

だから、人からやらされる仕事ではなく自分の夢を具体化してゆく人生のシナリオを生きる世界観がその人の信念であると思いますが、あなたはどう思いますか? 成功者の真似をするのではなく、自分自身であり続けるように生きることが悔いの無い人生行路だと思います。

高橋 順一

面接での自己PRのプレゼンと、資料制作関連と立体構成や建築模型ほかについて、

2021-08-23 16:51:41 | #早稲田建築入試直前 #早稲田建築空間表現 #早稲田建築デッサン
夏休みももうすぐ終わりますが、第2次選考の空間想定デッサンなどの対策や、基礎デッサンで必須である遠近法の各種はどのような設問が出題されても描けますか?大学入試における建築に関する、空間デッサンにおけるアイデア

や造形力構築に必要な構図、建築と環境の内部空間と外部空間、そして自分を含めた人物(成人、子供、老人)などを、ただの線描で描く漫画やアニメーションのような稚拙な平面的な描き方でなく、自然物や構造物などの立体感、光と影、方位の関係、自然光と人工光源の違いなどを生き生きとあなたは描写することができますか?

そして自己PR資料とは、どういうものを創るのか?これから制作する予定の大きな枠組みとつかみを確認できますか?

1.空間造形表現力が必須の空間や構造などを創造する早稲田大学建築学科が求める「構造的な美」と「詩的な美」を融合した、建築芸術家という専門領域で国際的に求められている、建築の才能をこれから、自己PR資料制作でどのよ

うにこれから学ぶ建築という専門分野で、自分の強味を生かし将来なりたいセルフイメージとしていくかということを自分が理解してないと、建築のエキスパートである早稲田大学建築学科の先生方を前に明確に伝えることができません。10月4週の土曜日には第2次選考試験のデッサンと、自己PR資料と集団及び個人の面接が行われます。

建築という専門分野における自分の建築への信念と姿勢を明確にする是認ということを、言葉と視覚伝達表現である、デッサン力/アイデアの素描(ドローイング)絵や立体構成力(自分が造りたい建築の模型など)を通じて、なりたい建築家像をストーリーにしなければなりません。

また、現在進行している志望理由書における志望動機なども、他人ではなく世界で一人の自分が持つ建築という領域への信念をいまの自分の考えを、的確に自己PR資料という、自分を表現するツールとして、内面的な価値観などの自己対話や映画の可視化という、抽象的な概念の名詞化を視覚化するというマテリアルとプロセスである人生のタイムラインと私は捉えています。

2.そして、大学入試である以上採点が行われますが、集団と個人面接における自己PRのプレゼンテーションと、提出する自己PR資料の判定もまたAO入試のとても重要な試験科目として、二次選考試験のデッサン同様に合格の必須項目ですので、君が人生の仕事として選ぶ分野としての建築で「建築芸術家」を目指す意味を社会に貢献する、私人と公人として使命や、あるいは大きな志を表現しなければなりません。

この世界に独自な新たな価値観を生み出すという、創造的な社会デザインとして位置づけている情熱あふれる若い意思を伝えなければいけないからです。それを志望理由書や空間デッサン、並びに自己PR資料で面接という貴重な機会の中で自己表現を力強くおこなうことです。



3.これから受験する受験生は、現在展覧会が開催中の隈研吾展を見ておいてください。全てにおいて建築模型と解説、あるいは建築後の動画、関係者インタビュー、今回の企画のもう一つの目玉である、猫の動態と目線の目線などのGPS行動動態追跡情報図などもとても、興味部会展示がありますので、ぜひ見ておくようにしてください。

▶ 現在開催中の「隈研吾展」国立近代美術館 6/18〜9/26.2021
※要予約

■ザハ ハデイット建築事務所 8/23/ 2021現在
https://www.zaha-hadid.com/

高橋順一







■ザハ ハデイット建築事務所 8/23/ 2021現在

高橋順一