こんにちは。フォックス淳子@香港です。ちょっとまだ手が空かないので、手抜きですが、と言いつつ、例によって怪しい情熱傾ける私(笑)
----- Original Message -----
Subject: [china:0954] 月刊文藝春秋2月号で1945年特集
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恐れ入ります。雑誌の戦争特集と中国特集は売行も手堅いのか、折に触れて見かけますが、今年は60周年ということもあって、これからも益々増えるでしょうね。その先陣を切ったのが老舗『文藝春秋』でしたか。その後お読みになったと思いますが如何でしたか。
ところでこれ、目次をご覧になりながら、わざわざタイプして下さったのではないでしょうか。
お礼代わりと言う訳でもないですが、うちにあった本の中に戦前の文藝春秋の目次の写真があったのを思い出して、再現してみました。発行日や刊号等は不明ですが“北支事変”直後に発行された臨時増刊のようです。まあ、この時代は、文藝春秋に限らず日本メディアは一斉にこんな調子だったようですが。寺田さんでしたら、子供心にも御記憶にあるのではないかと思います。
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(注:■は判読不可。読み間違いの可能性もあり)
文藝春秋 臨時増刊
時局特輯「日支の全面的激突」
戰にこれ■■■銃後の備えにこの一册
四十錢 文藝春秋社
蒋介石に與ふるの書(荒木貞夫)
支那應懲論(田禮二)
■■二十九軍の將領(高木睦郎)
■■支那軍の特質(雨宮中佐)
危機に立つ日支貿易(木村■太郎)
天祐なる哉北支事變(小林一二)
抗日支那の實體(吉■文六)
抗日運動の現段階(波多野乾一)
支那中央軍の戰闘力(三島康夫)
我が對支權益
支那の對日外交の誤謬(松本忠雄)
支那を喰ふ歐米諸國の利權(大平■一)
北支事變に對して英米はどう出るか(太田宇之助)
日支關係に對して蘇聯はどう動くか(■枝丈夫)
支那は事變を如何に宣傳したか 世界は事變をどう見たか
北支那方面地圖
北支事變と國際條約 北支事變と日支條約
北支事變と九國條約
蒋介石の機密室(山上正義)
國民政府の資金網(■■■郎)
支那・■・列強・スパイ(工藤貞雄)
敵は支那か英國か(城南隊士)
在支那人は斯く叫ぶ(小谷節夫)
支那共産黨最近の動向(田中春爾)
北支事變概要 通州事件以後
我が國家總動員體■
怖■抗日教科書の内容(御手洗辰雄)
支那好色譚(村松■■)
北支を如何にすべきか(筆者多数 判読不可)
抗日英雄傳(平野零兒)
好人不當兵(佐山英太郎)
現地通信 戰亂の天津から(下島連)
北支事變座談會(藤枝丈夫 ほか)
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【オマケ】1943年発行国定教科書「初等科修身 三」より
(部分)
御稜威のもと、世界の人々がみんな一家のやうにしたしみあひ、しあはせに暮すやうにといふのが、わが國の定めであり、めざすところであります。昭和の大御代となって、今や、大陸から南方へかけて東亞の民族や國々は、わが大日本を中心として一體となり、またひろく世界の人々もやうやく目ざめて、わが國のめざすところにならはうとしてゐます。
私たちは、このやうなありがたい國に生まれたことをよく考へて、皇國の臣民として、はづかしくないやう、日々のおこなひをりっぱにして行くことが大切です。私たちは、一生けんめいになって、大日本をますますさかんにしなければならないのであります。
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(以上、全て『日本如何侵略中国 九八年最新版』掲載
写真から再現。原本は『写真記録 日本の侵略:中国』
解説:黒羽清隆、梶村秀樹 発行:ほるぷ出版)
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Junko FOX
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Subject: [china:0954] 月刊文藝春秋2月号で1945年特集
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恐れ入ります。雑誌の戦争特集と中国特集は売行も手堅いのか、折に触れて見かけますが、今年は60周年ということもあって、これからも益々増えるでしょうね。その先陣を切ったのが老舗『文藝春秋』でしたか。その後お読みになったと思いますが如何でしたか。
ところでこれ、目次をご覧になりながら、わざわざタイプして下さったのではないでしょうか。
お礼代わりと言う訳でもないですが、うちにあった本の中に戦前の文藝春秋の目次の写真があったのを思い出して、再現してみました。発行日や刊号等は不明ですが“北支事変”直後に発行された臨時増刊のようです。まあ、この時代は、文藝春秋に限らず日本メディアは一斉にこんな調子だったようですが。寺田さんでしたら、子供心にも御記憶にあるのではないかと思います。
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(注:■は判読不可。読み間違いの可能性もあり)
文藝春秋 臨時増刊
時局特輯「日支の全面的激突」
戰にこれ■■■銃後の備えにこの一册
四十錢 文藝春秋社
蒋介石に與ふるの書(荒木貞夫)
支那應懲論(田禮二)
■■二十九軍の將領(高木睦郎)
■■支那軍の特質(雨宮中佐)
危機に立つ日支貿易(木村■太郎)
天祐なる哉北支事變(小林一二)
抗日支那の實體(吉■文六)
抗日運動の現段階(波多野乾一)
支那中央軍の戰闘力(三島康夫)
我が對支權益
支那の對日外交の誤謬(松本忠雄)
支那を喰ふ歐米諸國の利權(大平■一)
北支事變に對して英米はどう出るか(太田宇之助)
日支關係に對して蘇聯はどう動くか(■枝丈夫)
支那は事變を如何に宣傳したか 世界は事變をどう見たか
北支那方面地圖
北支事變と國際條約 北支事變と日支條約
北支事變と九國條約
蒋介石の機密室(山上正義)
國民政府の資金網(■■■郎)
支那・■・列強・スパイ(工藤貞雄)
敵は支那か英國か(城南隊士)
在支那人は斯く叫ぶ(小谷節夫)
支那共産黨最近の動向(田中春爾)
北支事變概要 通州事件以後
我が國家總動員體■
怖■抗日教科書の内容(御手洗辰雄)
支那好色譚(村松■■)
北支を如何にすべきか(筆者多数 判読不可)
抗日英雄傳(平野零兒)
好人不當兵(佐山英太郎)
現地通信 戰亂の天津から(下島連)
北支事變座談會(藤枝丈夫 ほか)
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【オマケ】1943年発行国定教科書「初等科修身 三」より
(部分)
御稜威のもと、世界の人々がみんな一家のやうにしたしみあひ、しあはせに暮すやうにといふのが、わが國の定めであり、めざすところであります。昭和の大御代となって、今や、大陸から南方へかけて東亞の民族や國々は、わが大日本を中心として一體となり、またひろく世界の人々もやうやく目ざめて、わが國のめざすところにならはうとしてゐます。
私たちは、このやうなありがたい國に生まれたことをよく考へて、皇國の臣民として、はづかしくないやう、日々のおこなひをりっぱにして行くことが大切です。私たちは、一生けんめいになって、大日本をますますさかんにしなければならないのであります。
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(以上、全て『日本如何侵略中国 九八年最新版』掲載
写真から再現。原本は『写真記録 日本の侵略:中国』
解説:黒羽清隆、梶村秀樹 発行:ほるぷ出版)
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Junko FOX