本日午後、今月23日に予定されている全國農漁會自救會10万人デモの是非をめぐり同会では幹部会議を召集、白添枝会長は予定通りデモを決行するとの決議案を発表した。同会では陳水扁政権の農漁会政策や信用部処理案に対して激しく反発している。
幹部会の協議会場には、かねてから農漁会への支持を表明していた李登輝前総統も駆けつけデモの中止を呼びかけたとされるが、決行は不可避との会の固い決意の前に全国の農漁民への支持を改めて表明するにとどまったと見られる。
李氏の方針が民進党の陳政権と対立する事からかねてから陳総統の不仲説が憶測を呼んでいた...あ。カタいまま終わってしまった(わら)
幹部会の協議会場には、かねてから農漁会への支持を表明していた李登輝前総統も駆けつけデモの中止を呼びかけたとされるが、決行は不可避との会の固い決意の前に全国の農漁民への支持を改めて表明するにとどまったと見られる。
李氏の方針が民進党の陳政権と対立する事からかねてから陳総統の不仲説が憶測を呼んでいた...あ。カタいまま終わってしまった(わら)
「親民党」も書かなくちゃダメだよお、真澄くぅん。
---
台湾最大12万人デモ 農政改革抗議
背後に政争も
(産経 2002.11.24 朝刊国際欄)
【台北23日=河崎真澄】台湾の台北市で二十三日、農民など約十二万人が与党民進党の陳水扁政権が打ち出した農政改革に抗議し、大規模なデモを繰り広げた。台湾で行われたデモとしては過去最大。混乱を防げなかった責任を取って游錫●行政院長(首相に相当)のほか閣僚三人が辞表を提出したが、受理されなかった。デモ隊を組織した農会(農協に相当)幹部と野党国民党との間には太いパイプがあるとされ、与野党対立の様相も見え隠れしている。
事の発端は、乱脈融資による不良債権問題を抱える農会や漁会(漁協に相当)の金融部門に対し、大ナタを振るって改革する政策を陳政権が打ち出したこと。台湾各地の農会や漁会の統廃合や融資部門の縮小などが柱となるため、農民などから不満の声が上がっていた。
デモ隊が通過した国民党の党本部ビルには、「農為邦本(農業は国の基本)」との大きな看板が掲げられた。さらに同日、党本部前に姿を現した連戦・国民党主席はデモ隊にエールを送ったほか、陳政権への批判も繰り返し叫んでおり、デモの背後に国民党がいることを暗に証明した格好だ。
デモ隊は中正紀念堂を出発し、整然と総統府前まで行進。「農業圧迫は国を滅ぼす」「農民万歳」などとシュプレヒコールを上げたが、それ以上の混乱はなく夕刻には散会した。
●=埜の木を方に