実はですね。何やら蕎麦の名店として名高いらしきこの店、わたくしが日本で最後に住んでいた阿佐ヶ谷の家からすぐソバ(ダジャレ)だったのですが、一度も行った事がナイ。
周りの知人は、ビンボー人も含め大抵一度は足を運んだ事があるそうですが、人によって「なるほどうまい」という人、「値段ほどの事はない」という人、「全然ダメ」という人がいたのも、名店(というより有名店か)ならではの評価分かれ。「日本酒はうまい」という人が多かったのは、ゾンビさんの知り合いならではか。阿佐ヶ谷界隈にしては若干コ綺麗ではありますが、別に気取った店ではないようです。
マ蕎麦はどうでもエエです私。名前見て思い出しただけ。また近所に住んでたら行くかというと、行かないであろう。蕎麦一枚に千円以上払えるかタワケ。
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故郷の“そば”はいいもんだ 阿佐ヶ谷の名店「慈久庵」、茨城・水府村へ
(産経 朝刊社会欄 2002.02.27)
あの田中康夫長野県知事が「東京で最も秀逸な日本蕎麦(そば)を供する料理店」と著作で絶賛し、各専門誌も名店の筆頭に挙げた東京・阿佐ヶ谷のそば店「慈久庵(じきゆうあん)」が茨城県水府村に引っ越しし、二十八日にオープンする。店主の小川宣夫さん(五四)は同村出身。“里帰り移転”は、同級生の根本正人村長(五四)がくどき落として実現した。「店を水府そばの素晴らしさを伝える拠点にしたい」と二人の夢は広がる。(飯塚友子)
◆村長に頼まれ村おこし
水府村「慈久庵」は、人が通行できるつり橋としては長さ日本一の「竜神大吊橋」の手前約一キロの地にオープンする。
小川さんは二十五年前に長野県でそば打ち修業を積んだ際、水府村でとれるそば粉が「日本一」の評価を受けていることに驚く。現在は最高級品として知られる「常陸秋そば」も、当時は知る人ぞ知る存在だった。故郷の価値を再認識し、「そばを打って水府のそば畑を守ろう」と決めた。
十二年前に独立。かみ締めるほどに香りが広がる水府のそば粉を使ったそばは瞬く間に評判となり、東京で名店として認められた。“ミスター円”こと榊原英資・慶大教授や俳優の故・勝新太郎さんらも阿佐ヶ谷「慈久庵」の顧客だった。
根本村長は、村内のそば店にそば打ちの技術を伝授し、繁盛させた小川さんに「村おこしに協力を」と持ちかけた。当初はためらったが、根本村長が移転候補地として竜神大吊橋の手前の絶景をみせると、一目見て気に入り、東京の店をたたむ決意をしたという。
メニューは、旧「慈久庵」で千三百五十円だったせいろを千円にするなど値下げを断行。地元ネギを使った天ぷらや「オリジナルそばの実ビール」など水府村らしい新メニューも加え、地酒やワインもそろえた。
同店は常磐道・日立南太田ICから車で約四十分。営業時間は午前十一時半-午後二時半、午後五時半-八時。水・木曜が定休日(祝祭日には営業、翌日が休み)。詳しくは同店TEL(0294・70・6290)まで。
周りの知人は、ビンボー人も含め大抵一度は足を運んだ事があるそうですが、人によって「なるほどうまい」という人、「値段ほどの事はない」という人、「全然ダメ」という人がいたのも、名店(というより有名店か)ならではの評価分かれ。「日本酒はうまい」という人が多かったのは、ゾンビさんの知り合いならではか。阿佐ヶ谷界隈にしては若干コ綺麗ではありますが、別に気取った店ではないようです。
マ蕎麦はどうでもエエです私。名前見て思い出しただけ。また近所に住んでたら行くかというと、行かないであろう。蕎麦一枚に千円以上払えるかタワケ。
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故郷の“そば”はいいもんだ 阿佐ヶ谷の名店「慈久庵」、茨城・水府村へ
(産経 朝刊社会欄 2002.02.27)
あの田中康夫長野県知事が「東京で最も秀逸な日本蕎麦(そば)を供する料理店」と著作で絶賛し、各専門誌も名店の筆頭に挙げた東京・阿佐ヶ谷のそば店「慈久庵(じきゆうあん)」が茨城県水府村に引っ越しし、二十八日にオープンする。店主の小川宣夫さん(五四)は同村出身。“里帰り移転”は、同級生の根本正人村長(五四)がくどき落として実現した。「店を水府そばの素晴らしさを伝える拠点にしたい」と二人の夢は広がる。(飯塚友子)
◆村長に頼まれ村おこし
水府村「慈久庵」は、人が通行できるつり橋としては長さ日本一の「竜神大吊橋」の手前約一キロの地にオープンする。
小川さんは二十五年前に長野県でそば打ち修業を積んだ際、水府村でとれるそば粉が「日本一」の評価を受けていることに驚く。現在は最高級品として知られる「常陸秋そば」も、当時は知る人ぞ知る存在だった。故郷の価値を再認識し、「そばを打って水府のそば畑を守ろう」と決めた。
十二年前に独立。かみ締めるほどに香りが広がる水府のそば粉を使ったそばは瞬く間に評判となり、東京で名店として認められた。“ミスター円”こと榊原英資・慶大教授や俳優の故・勝新太郎さんらも阿佐ヶ谷「慈久庵」の顧客だった。
根本村長は、村内のそば店にそば打ちの技術を伝授し、繁盛させた小川さんに「村おこしに協力を」と持ちかけた。当初はためらったが、根本村長が移転候補地として竜神大吊橋の手前の絶景をみせると、一目見て気に入り、東京の店をたたむ決意をしたという。
メニューは、旧「慈久庵」で千三百五十円だったせいろを千円にするなど値下げを断行。地元ネギを使った天ぷらや「オリジナルそばの実ビール」など水府村らしい新メニューも加え、地酒やワインもそろえた。
同店は常磐道・日立南太田ICから車で約四十分。営業時間は午前十一時半-午後二時半、午後五時半-八時。水・木曜が定休日(祝祭日には営業、翌日が休み)。詳しくは同店TEL(0294・70・6290)まで。