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李鵬失脚間近か

2001-01-29 22:02:08 | 時事
最近、李鵬全人代常務委員長の一族が関与している中国国家電力公司の汚職摘発のニュースがカシマしく伝わって来ております。この界隈はケッペキ症の朱鎔基首相にかねてより「睨まれていた」とされる、中共高官汚職の中でも「頂点」と言われるゾーン。六四暴露文書なんか出るまでもなく、もうダメなのか李鵬おじさん。民主活動家最大の敵役が中国共産党最大の汚点になったとしたら、なんとも皮肉なことで。

えとですね。ワタシの手元に『中共貪官汚吏 20年[才秋]出逾1200人』とゆう、香港ならではの“中共高官大名鑑”がございます。その名の通り、汚職で摘発された中共高官がズラリ1200名、イヤ実際には1204名。大陸でも一時このテが山ほど出回っていたと聞くが、その後、余りに収拾つかなくなったため規制のお達し、よって現在は一応海賊版のみだと思います(多分)

ところでこの一大リスト、1978年12月から始まり、昨年死刑判決を受け内外に衝撃を与えた成克傑(成克杰)までの「腐敗分子」が延々載っており、資料価値も高く、また書籍とは言え、ほとんど名前と経歴の一覧状態なので、中文読めないゾンビさんでも大丈夫。それはエエんですが、実はですね。去る昨年8月頃、かのSCMPを辞任した林記者が当時まだチャイナエディターを務めていた同紙の週一コラムの中で、この本の最大かつ最後を飾る成・元全人代副委員長を頂点として、江沢民&朱鎔基の潔癖症コンビが展開した「汚職追放大厳打」は一応終結するであろうとの見解を示しておったのです。

林記者のチャイナウォッチングは概ねアタるんですが、たまには彼もボケかます事もあり、中でもこれが近年最大の大ハズれか。汚職厳打はその後も収まるどころか、廈門・遠華事件、司法部長解任、以下多数省略(手抜き)と止まるところを知らず。

「これはやはり最後の打ち上げ花火に...」と誰もが思うのも、無理もないところでございます。大体そんなことインターネット利用してる中国人はみんな知ってんだよ、ノンキに招待してる場合じゃねえぞ某国衆院議長。

腐敗案件接近李鵬
(多維新聞 2001.01.29 11:27:13)
http://www1.chinesenewsnet.com/cgi-bin/newsfetch.cgi?unidoc=big5&src=Feature/W_M/Sun_Jan_28_22_27_13_2001.html

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