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鎔基おじさまに賄賂を贈ろうとした男に終身刑

2000-08-24 16:39:02 | 時事
(iMail 2000.08.24 "Hotel boss given life sentence")

嗚呼やっぱりアタシの鎔基おじさま(いつからそういう事に)って、ホント潔癖。だって、じゅんこが見る限り沢民おじさまと鎔基おじさまって、建前でやってるだけじゃなくて、心底そう思ってやってるって感じがするの。

つい一昨日も、現在「反汚職キャンペーングッズ」展示中の北京軍事博物館でナマ写真絶賛公開中!の成克杰(成克傑)・前全人代常務副委員長に、一審通りの死刑判決が下ったところですが、相次ぐ高官の汚職事件の中でも最高位という事で注目を集めた事件です。コレも、香港きっての中国通で、サウス・チャイナ・モーニング・ポストの中国部長...の筈だったんだが、どうもやはり、硬派なあまり先日の記事の一件で降格になったらしき林和立(Willy Lam)氏によると「周囲の『極刑までは必要ないのではないか』との声を押し切り江沢民主席の鶴の一声で決まった」らしいのでございます。ああ、この硬派ラム氏の話も書きたいんだけど、これ以上ヤヤこしくなると何が何だかわからんので、またそのうち。

今回の話は、厦門のホテル総支配人Zhang Hongshu(すいません、漢字不明、68歳)が、1998年初頭、朱鎔基首相が同市唯一の5つ星ホテルであるYuehua Hotelに滞在中、「ご機嫌取りのために」高価な水晶球を贈ったところ、ムスっとしつつ受け取るフリをした鎔基おじさま(この辺一部想像アリ)、すぐさま「怪しい」と思われ、中国最大の汚職疑惑と言われる厦門密輸事件に関与している疑いで、おじさま自らZhangの徹底捜査を指示。Zhangは同年末にホテルの金を着服および「悪用」したかどで逮捕され、タイトルにありますように終身刑が下されたほか、本人の資産15万元も没収処分に。

この男の場合、元々汚職事件に関与していたため厳しい判決が下されたワケですが、よかれと思って渡したプレゼントが発端でバレると言うのが何とも皮肉な事件でございました。朱鎔基首相は何と言っても徹底的な汚職追放で知られるお人。

しかしその時、最近お騒がせの「多維新聞網」等では、2002年の第16回共産党大会時の「人事異動予測」がこれまたカマビスしく書きたてられておりまして、それによると、これまで言われていたような「江沢民はトウ小平方式を受け継ぎ、2002年に国家主席、その後共産党総書記の座は退いても、中央軍事委員会主席として権力者の地位を残しておく」「曽慶紅、政治局常務委員に昇任」のほかにも、朱鎔基おじさま&李鵬おじさま引退など、イロイロと気になる予測がモットモらしく載っております。

高官ファンのわたくしとしては熱心にやりたい話題につき、この話は以下の記事に続く。

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