気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

クリスマス…って

2022年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム
ある家族の会話

クリスマスも正月も同じ様なものだ
♀2.え〜、なんでよ。全然違うじゃない
共通点ばかりなんだぞ
♀2.どこがよぉ
♀1.また下らない事言い始めてる
そんな事ないさ
♀2.じゃあ言ってみてよ
♀1.変な事言ったら食事抜きよ
いいかい、先ずはクリスマス・ツリー、これは日本の松竹飾りだな。いわゆる門松だ。七面鳥を食べるのはお雑煮と同じでめでたさの象徴だ。ワインはお屠蘇。
♀2.靴下へのプレゼントは?
お年玉だ、子供達にとっては正に年に一度のファンタジーだ。ケーキは年越し蕎麦に当たるな。
♀2.クリスマス・カードは?
そんな事も判らんのか。カードは年賀状そのものだよ。
♀1.じゃあ、アンタ、トナカイはなんなのよ
十二支の動物たちだ。欧米人ってのは発想力が乏しくて、目の前のトナカイだけで済ましたんだ。
♀2.サンタクロースは?
完全に答えはひとつ、親だ。良い子のもとに良い事がある…と云う教えとファンタジーだ。そして子供達もその正体を知っている。微笑ましい平和な童話だね。どうだい、同じ様なものだって事が解ったかい。
♀2.なる程ねぇ
♀1.なに感心しているのよ。しかしよくもまあそこ迄誇示つけられるものねえ。落語家にでもなりたいの。兎に角、食事抜きよ。それから一週間の家事をする事。いいわね。
夢が無いなあ…
♀1.なにか言った?
いいえ、別になにも…

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