中学に入ってから二十歳の秋口頃迄、何故か北海道の同学年の娘と文通をしていた頃は、10円単位の切手代だったのを思い出してしまった。昭和の終わり頃は60円だったかな!? 旅の暮らしをしていた頃は絵葉書きを出すのも楽しみだった。それから凡そ40年、考えられない値段になってしまった。
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PCや携帯で簡単ににメールを送れる時代になったのだから、或る意味、仕方ないと言えばそれまでなのは解るけど、昭和以降に生まれた人達はどんな気持ちを持っているのだろう?
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必要性の薄れて行くものは、廃止に向かって値上がりを余儀なくされるものなのかなぁ。
そう言えばNTTのタウンページもなくなっていく。こちらは個人情報保護の問題が絡んではいるものの、やはり時代を感じないではいられない。
《恩恵》の中で暮らしを築いてきた古い人間には、哀しみに似たものを感じてしまう。いや、只単に時の流れに乗れないでいるだけの事なのだろうか?
まあ、それで困る程時間が残ってはいないのだから、気にする事は無いのかな?
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