9月31日(月) vs ブレーブス戦
この日イチローは、日米通算2.000 得点の記録を達成した。この数字はこれ迄長いメジャー・リーグ史上でも7人しかいなかった。そこに8人目として、日米通算とは言えイチローは名前を刻んだのです。記録達成後ベンチの中のイチローは、周りで8人目とか、2.000と云う数字にピンときてはいなかったらしい。つまり、そういう記録を知らなかったという事なのです。まあ、そこがイチローらしいと云えばらしいのですが、世界の野球界で僅か8人しかいないというのに、まるで眼中に無かったというのが、目標の異いと言えるのでしょう。
日本でも「世界の王」と呼ばれ、メジャー・リーグでもその名を知られている王貞治さんの記録は1967本で、イチローとしては尊敬している王さんをも越えています。
イチローとしてはまだまだ記録達成の目標が有るのですけれど、場所がメジャーと言う事で、年齢的に来年の契約がどうなるのか判らないのが、気をもませられるところです。おまけに若手を優先させられ、スタメンを外される事が多くなっています。もしもレギュラー扱いされていれば、来年中にはピート・ローズの4,256安打を越えてナンバー・ワンに成るチャンスがすぐ目の前に在るのに。こればかりは首脳陣の考え方一つという難しいところ。仮にベンチ・スタートを余儀なくされても、あと2年契約されればそのチャンスは十分に巡って来ます。日本とアメリカの考え方の異いと云うのが、ここに来て大きな障害にならなければ良いと願うばかりです。まあ、今日のところはメジャー・リーグ史上8人目となる2.000得点達成を心から祝いましょう。
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