気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

'16. レッズ・レディース、湯郷にまさかの4-0勝利

2016年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

6/12(日)、梅雨の晴れ間、天気予報がやや外れ気味で、晴れは晴れでも気持ちの良い爽快な晴れでした。                                                          ここ迄のリーグ戦、浦和レッズ・レディースは2-1-8と云う難とも不甲斐ない成績で、このままでは二部降格と云うかなり際どい成績でした。初戦の日テレ戦で引き分けた後はまさかの6連敗。第8戦の伊賀くの一戦(1-0)、続く第9戦のジェフ戦(1-0)と連勝はしたものの、その後の第10・11戦でまた連敗。ここでリーグ戦は前半を終了し約二週間の充電期間に入り、カップ戦に突入。                                                     この間にどこ迄立て直す事が出来るのか、そればかりが気掛りでした。そのカップ戦の初戦は4月24日にアウェイで0-1で負けている湯郷Belleが相手。湯郷は安定勢力で上位のチーム。今度はホーム試合とは言え、良くてドローかと思いながら浦和駒場スタジアムへ赴きました。

    

    

    

いざ試合が始まってみたら嬉しい誤算(予想・予感)。この日の浦和は今迄とは全く異った試合運びを展開していました。これ迄のリーグ戦ではなかなか見られなかった正確なパス回しや、いいタイミングでのサイドチェンジが見事に決まっていました。                              何よりも気迫が異っていました。『今日は絶対に勝つんだ』と云う気持ちが見た目にも伝わって来ていたのです。スコアが示している様に今年一番の試合でした。                    湯郷との比較で言うと、(前半・後半・計の順に)シュート数は浦和10-12-22,湯郷1-0-1,GK浦和1-2-3,湯郷4-6-10,CK浦和6-1-7,湯郷1-0-1,直接FK浦和3-6-9,湯郷2-4-6,間接FK浦和1-1-2,湯郷2-2-4で、この数字からだけでも圧倒的に浦和が押していたのが見て取れます。こう云った試合展開はリーグ戦では見られなかった事です。                                    これがどうして起こり得たのか。先ず挙げられるのが選手同士の距離感が良かった事が有ります。それは取りも直さずアイコンタクトや声出しなどで意思の疎通が出来ていたからでしょう。それから今迄は余りやらなかったサイドチェンジやインターセプトが上手く出来ていた事も大きな要因だったと思います。まあ早い話しが、この日に限っては全てが上手くいっていたという事です。その他で言うとするなら、このカップ戦では交代枠が3人から5人に増えていた…という事が吉と出ていたと言えるかもしれませんね。フォーメイションにも変化を付けていました。4-4-2から4-3-3に変えてみたりが出来たのは交代枠が5人だったお陰とも言えます。普段はあまりしませんからね。

湯郷BELLEも悪くはなかったと言えます。名前までは判りませんけれど、かなり足の速い選手がいたり、上位での安定勢力を維持しているだけの事は有るというプレーが随所に見られました。もしも宮間あや選手が欠場していなかったら、もう少し試合展開が変っていたかもしれません。                                                     あとGK福元選手はさすがA代表「なでしこチーム」の一員なんだなあと改めて思いました。おそらくはフィールド内の22人の中で一番声を出してチームコントロールをしていました。大きな声だったのですが、スタンドで聞く限り何を言っているのか判りませんでしたけれど、的確な指示をしていたのだと思います。その声によって選手が動いていたのだというシーンが何度か確認出来ていました。  

    

結果としては4-0でレッズ・レディースが勝ちとても嬉しいのですけれど、この日の湯郷BELLEはベスト・メンバーだったのでしょうか? 前回の雪辱は晴らしたものの、何故かベストな湯郷を下したとは思えないのが気に掛かるところです。そしてレッズは本当に復調したのでしょうか? これが最大の疑問符です。でも信じていたい事に変りは有りません。                                                                            次の試合は4月3日のホーム戦で0-2と負けているアルビレックスが相手です。ここでもまた雪辱を果たし波に乗って欲しいものです。レッズの選手は調子が上がりかけて来ている様なので、大いに期待しています。

     

20分先取点を挙げた⑳加藤千佳選手、23分2点目の⑮北川ひかる選手、63分3点目の⑱柴田華絵選手。

    

この日は休養の⑩吉良千夏選手。彼女の持っているサイン帳は、数十年の時を経て押し入れの中から出てきた未使用のもので、サインをしてもらった後、自らそれを持ってくれました。尚、既にこのサイン帳には17人の選手がサインして下さいました。ファンとしては嬉しい限りです。(でもどうしてこんな古いサイン帳が残っていたのだろうか? 自分でも解らない)。

サインと云えばこの日の出待ちの時、大爆笑の珍事が有りました。                              時に4時20分、もうみんなバスに乗車していて、柴田選手と三谷選手だけが残ってくれていたのですけれど、何故かバスが出発して二人は置き去りに、忘れられた存在となってしまったのです。三谷選手はマイカーだったので慌てはしませんでしたが、柴田選手はマジで呆然としていました。幸いバスはゆっくりと走り始めたばかりで10~20m位の所で止まり、柴田選手は事なきを得て無事に乗車しました。が、その時の様子を見ていたファン達は(不謹慎にも)大爆笑。そんな事も有るものなのですねえ。それと云うのも彼女が如何にファンを大事にしているかという事の表れなんですよね。増々好感を高めました。

梅雨の晴れ間の、いい日一日でした。       

 

 

 

 

 

 

 



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