4日目 パレルモ、モンレアーレ
午前中、パレルモ旧市街をざっと見て、モンレアーレへ移動。午後はパレルモに戻り、ゆっくり市内見物の予定。
スタートはマッシモ劇場から。マッシモ劇場は、シチリアマフィアの世界を描いた映画、ゴッドファーザー3のロケ地になった場所。
息子の舞台が終わり、正面入口の階段をおり始めた時、マイケルを狙った暗殺者の銃弾がそれ、マイケルの一人娘、メアリーに当たり死亡する。悲嘆にくれるマイケル。バックにはニーノ・ロータ作曲、ゴッドファーザー愛のテーマが流れていた。
ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りでバスをおりると、「ヌォーヴァ門」が見えます。パラティーナ礼拝堂の脇にある門です。
歴代のノルマン王の墓がある「カテドラーレ」。
バスでモンレアーレへ移動。所要時間30分。
観光の目玉は、モンレアーレ大聖堂。私的には、教会を見るよりも、街のお土産物屋さんを見て歩く方が、楽しかった。モザイクのお土産を飾り始めた店主。
街で目にした女性の顔、膝を曲げた3本足で囲む奇怪な人形。この人形は「トリナクリア」と云うシチリアのシンボル。トリナクリアとは古代ギリシャ語で三つの岬を現すとかで、三角形をしたシチリア島の三つの岬を表すらしい。中央の女性はメドゥーサ。
シチリア島のマップ。三つの岬が三角形を作っています。
モンレアーレ大聖堂の入口にある像。大聖堂を建てたグリエルモ王ということです。
パレルモ観光の目玉であるモンレアーレのドゥオーモ。壁面を覆いつくす金箔のモザイク。
主祭壇も立派です。
広場に戻ると時間を持て余した様子のお年寄り達。まだ午前中ですよ~。
モザイク土産を売る店が並んでいます。
昼食は「アランチーニ」。アランチーニはシチリアとナポリの名物ライスコロッケ。「小さなオレンジ」という意味で、形がオレンジに似ていることが由来らしい。
再びパレルモへ戻り、午後は旧市街をぶらぶらします。
スタートはクアットロ・カンティから。マクエダ通りとヴィットリオ・エマヌエーレ大通りが交差する「四つ辻」。周囲の4つの壁面に施された彫刻が有名です。
彫刻は三階建て。上から聖女、歴代のスペイン王、一番下は四季の噴水彫刻。噴水彫刻はそれぞれ春・夏・秋・冬にちなんだ女性の像。春が一番若く、冬が一番年老いています。生まれてから死ぬまでを表現しているそうです。
プレートリア広場。噴水彫刻がたくさん置かれていて、どれも見事です。柵で囲まれていますが、入り口があって中に入ることができました。
マルトラーナ教会。小ぶりな教会ですが、世界遺産に登録されています。
ジェズ教会。イエズス会がパレルモで最初に建てた教会です。
バラッロ市場へ行ってみます。この奥にあります。
日本で見かけない変わった形の「桃」がありました。数個買って食べてみたら、これがおいしい!!!
市場の店を覗きながら歩いていると、暗い倉庫の中から手招きされました。入ってみると、生まれたばかりの子犬を見せてくれた。ヒャー~かわいい。
大通りに戻り、ピスタチオのジェラードを購入 €1.8。
テラス席で休憩。
カンノーロ €0.8、ピスタチオの菓子 €1.55、コーヒー €2.8で疲れを癒しました。
4日目 終了