残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

「藤沢周平」 その1

2023-08-29 | 藤沢周平作品

*敬称略 悪しからず

「藤沢周平」昭和二年(1927年)12月26日山形県東田川郡(現鶴岡市)に生まれ

平成九年(1997)1月26日逝去 69歳

絶筆は「漆の実るころ」の最終回 6枚(1996年8月)

もう26年も経つのか、という気持ちである。

藤沢ファンは、今も多いようだ。

初期の作品からのファンであり、全作品を読んでいる私は、今も大好き

なのである。

原作を基にした映画化やテレビ放送されたせいもあるのだろう。

ただ、藤沢自身は「作品を読んでもらえればいい。映像化は好まない」

と語っていたそうだ。

本屋には最近の作家と同じように、本が並んでいる。

新作の読めないのは寂しい。

直木賞受賞後も、生活は裕福という分けではなく、古い平屋住まい。

ただし、この色紙にある昭和51年秋ごろから、藤沢は転機に入っていく。

藤沢は、初期のころ色紙を頼まれると、好んでこの言葉を書いたという。

実体験からくる実感なのだろうと思う。

この項つづく