残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

時代劇映画は絶滅危惧種なのか?

2023-09-09 | 日記

私の幼いころ、時代劇映画は何よりの楽しみであった。

封切館は無理で、二番館(ちょっと前の映画)で満員の観客に交じってみる。

人気俳優は「片岡千恵蔵」「市川右太衛門」「中村錦之助」「東千代介」など

東映の人気スターたち。

日活の「石原裕次郎」「小林旭」「赤木圭一郎」らが活躍する以前である。

チャンバラ映画全盛期といっていい時代だ。

"お~、桜吹雪が目に入らねぇ~か" "天下御免の向こう傷" なんていう決め台詞に

大人も子供も拍手を送った時代である。

"清水湊の次郎長" "笛吹童子" 年末にかけては必ず"忠臣蔵・赤穂義士"が定番だ。

成人する頃から、洋画や日活の無国籍映画も見るようになった。

近ごろは、時代劇映画がめっきりと減った。

テレビでも数少なくなった。NHKが孤軍奮闘している。

添付のパンフは、時代劇映画が斜陽になっていくのに、歯止めるような

作品である。

時代劇映画が廃れていくと、「落語・講談・浪曲」の面白さ、映像化も

薄れて行くのだろうか。

時代劇ファンとしては、今後「歴史・時代小説」の新機軸が出てきて

映画・テレビにつなげてほしいな~・・などと思うのだ。


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