私の幼いころ、時代劇映画は何よりの楽しみであった。
封切館は無理で、二番館(ちょっと前の映画)で満員の観客に交じってみる。
人気俳優は「片岡千恵蔵」「市川右太衛門」「中村錦之助」「東千代介」など
東映の人気スターたち。
日活の「石原裕次郎」「小林旭」「赤木圭一郎」らが活躍する以前である。
チャンバラ映画全盛期といっていい時代だ。
"お~、桜吹雪が目に入らねぇ~か" "天下御免の向こう傷" なんていう決め台詞に
大人も子供も拍手を送った時代である。
"清水湊の次郎長" "笛吹童子" 年末にかけては必ず"忠臣蔵・赤穂義士"が定番だ。
成人する頃から、洋画や日活の無国籍映画も見るようになった。
近ごろは、時代劇映画がめっきりと減った。
テレビでも数少なくなった。NHKが孤軍奮闘している。
添付のパンフは、時代劇映画が斜陽になっていくのに、歯止めるような
作品である。
時代劇映画が廃れていくと、「落語・講談・浪曲」の面白さ、映像化も
薄れて行くのだろうか。
時代劇ファンとしては、今後「歴史・時代小説」の新機軸が出てきて
映画・テレビにつなげてほしいな~・・などと思うのだ。
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