50代半ばの頃
隣の職場の課長が「どう思うか」と相談にきた
部下の一人が、時々朝遅れて来る、という
理由は、「子供が熱出した」「妻が具合悪くして」
「体調が悪いので、ちょいと病院に寄っていきます」などなど
無断ではなく、ちゃんと電話連絡は入れるし、時間休みも取る、という
本人のパチンコ好きの話は聞いていたので、「まさかナ」と思いながらも
遅れた日づけを洗い出し、ついでに早退(午後から休暇)の日も調べた
その日付と「パチンコ屋新規開店」「〇〇パチンコ大出血日」などの
パチンコ屋情報を付け合わせた
ほぼ、一致で有る「新台入れ替え」などの日はほとんど合致した
私「これって、パチンコ依存症じゃないか? 他に競輪競馬とかは?」
どうやら他のギャンブルはやってないようだ、という事が分かった
しばらくして、男子更衣室で、お金がなくなるという事が数度起こった
例えば、財布に「一万三千円」入っていたとして、三千円が無くなる
「九千円」はいっていたのに「六千円」しかない・・とか
結局犯人は分からなかったが、彼を疑った
パチンコの件は認めたが、抜き取りは認めなかった
そうこうしているうち、労働組合から150万の借り入れをしている
ことが分かった
「何のための借金か」と、ナダメすかし脅して、ようやくしゃべった
パチンコをするために、消費者金融から借りた分の返済に充てた、と
奥様は知らなかった。後日、奥様が家の貯金を下ろし完済した
職場でも知るところとなり、移動させた
その後パチンコと円を切ったかは・・・分からない
パチンコも過ぎればギャンブル依存症なのだ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます