大企業の株が外資に買われ、企業は株主に配当を払うために従業員の給料を低く抑え、外注・下請けを締め上げているそうだ。
まあ、何社かは頑張っている会社もあるようだけど、有名企業はほぼ海外の企業となってしまった。
「株探」と言うサイトで大株主を調べると簡単にわかる。
ここで出て来るのが「日本マスタートラスト信託銀行」と「日本カストディ銀行」
これが何か調べてみると資産管理専門銀行と言う事だ。
簡単に言うと株の持ち主が誰か分かり難くなる仕組みと言う事だろう。
大企業の株を外資が占有する事により経営は外資への配当重視になり、企業の発展、国への貢献などは考えない企業となる。
つまり、大企業としての存在意義が無いと言う事です。
大企業のもっとも重要な役割は多額の資金を必要とする技術革新を起こす事。
研究開発費をつぎ込んで新しい技術を開発する事は大企業に与えられた使命なのです。
それが外資への配当を優先するばかりに、何年も先に利益につながるかどうか分からない研究に資金を投下する事が出来ないのです。
1社や2社がそのような状況に陥るだけなら良いのですが、日本のほとんどの大企業が明日の為、日本の為、人類の為の開発を行えない状態になっています。
しかも税金を払わない事を経営方針にしているのではないかと疑いたくなる状況です。
現実的に大企業はほとんど法人税を払っていないと言われています。
大企業が従業員に給料を払う事により、そこから税金が国に入りますが、今度は国がこの給料から増税で吸い上げようとしています。
大企業は簡単には倒産しません。
ですが、我々が大企業製品の購入を控えれば、いずれ海外へ逃げていくでしょう。
日本国内で生産する必要が無くなりますからね。
我々は日本の為に物やサービスを生産する企業を応援して行けばよいのです。
最先端の技術を得る事は出来ませんが、一般的になった、後進国でも生産できる物から始めれば良いのです。
それと、ほとんど残っていないと思いますが、まだ外資の手が及んでいない企業があればそこを応援する事も良い事ですね。
大企業にお勤めの方、日本人が辞めてしまうと海外から移民を呼び込む要因となるので辞めずに働き続けましょう。休まず、遅れず、働かずでw
これからの経済の混乱で中小企業はどんどんと倒産して行くと思います。
中小企業なくして大企業は成り立たないのです。
外資はそれを知りません。
特に技術的な面では中小企業の技術は大企業を上回る事も珍しくありません。
我々は技術力のある中小企業を守る事を忘れてはいけません。
ただ、現状、中小企業は大企業に依存しているので、どうやって中小企業が自立して行くかが大きな問題となります。
これは中小企業の経営者の手腕によるしかありませんね。
大企業はいずれ日本から無くなるでしょう。
いわゆるグローバル企業として無国籍企業へと進んでいくと思います。
中小企業を含め、これからの世界の流れに合わせて多岐の形態へと別れていくでしょう。
これからやって来る苦難の時期を乗り越えた後、日本はどのように発展して行くか?
皆で考えておく事が重要ですね。