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『星空の用心棒』 1967年イタリア

2019年12月17日 21時54分00秒 | ■映画・ドラマ
  "I LUNGHI GIORNI DELLA VENDETTA"


先日、BS日テレで放映していた『星空の用心棒』を観ました。

-----story-------------
無実の罪で投獄されていた「テッド」が牢屋から脱出。
「テッド」は自分に罪をかぶせた一味に復讐するべく町へ潜り込み、彼らの行動を先回りしていく……。
「ジェンマ」の華麗なガンプレーが堪能できるマカロニ・ウェスタン。
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マカロニウエスタン… 久しぶりに観ましたね、、、


西部劇なので、舞台はアメリカなんだけど、使われている言葉はイタリア語… このギャップも、慣れてしまうと魅力のひとつに感じてきますね。

無実の罪をさせられテキサスの山奥の牢獄で強制労働を強いられていた「テッド・バーネット」が牢獄から脱獄… 自分を牢獄に送りこんだチャールスタウンの大地主「コッブ」、部下の「ゴメス」、保安官の「ダグラス」、その妻「ドリー」に復讐する一念だった、、、

「テッド」「ゴメス」の家を訪ね、真犯人を聞き出し、抵抗した「ゴメス」を射殺… チャールスタウンに向かう途中、イカサマ師とその娘「ダルシー」を苦境から救い、町まで馬車に乗せてもらう。

町でコッブが鉄道を利用し、武器の密売をしようとしていることを知り列車を横取り… そして、夜、「テッド」「ダグラス」の家に押し入り、「ダグラス」「テッド」の父親を殺したと吐かせて射殺、、、

「コッブ」は武器の取引をするためメキシコ人を待ち合わせたが、到着した列車から武器は消え去っており、「コッブ」「テッド」の仕業であることを知る… その直後に「テッド」が現われ、隠した武器を餌にメキシコ人たちの「コッブ」に対する憎しみを煽りたてようとするが失敗し、逆に「テッド」は殴られ、「ダルシー」たちに助けられる。

ケガが治った「テッド」は町の判事のもとに行き、「コッブ」の罪状を告げ、判事の正義感に訴え、無実を証明しようとする… 判事は証拠をつかむことはできず逆に「テッド」の有罪を信じてしまう、、、


翌日、「テッド」は絞首刑にされそうになるが、間一髪で、判事が到着… 彼は「テッド」の無実を証明すると同時に「コッブ」の罪状を暴露したところ、「コッブ」が、拳銃を乱射し、その弾にあたって「ドリー」が倒れ、判事は傷つき、「ダルシー」が人質に。


息づまるような銃撃戦… 二人の対決の時がきたが、「テッド」の銃には一発の弾も残っていない、、、


ゆっくりと「コッブ」が近づいた時、「テッド」の右手が宙を切った… うめき声をあげてたおれる「コッブ」の喉に「ダグラス」がつけていた保安官の星形バッチが刺さっていた。

勧善懲悪のわかりやすいマカロニウエスタンらしい展開で、気楽に観れました… それにしても意味不明なのは『星空の用心棒』という邦題、、、

“星空”が出てくる場面は1度もなく、“用心棒”も登場しないんですよね… 謎ですね。



-----staff/cast-------------
監督:スタン・ヴァンス
原案:マーナヘン・バレスコ
原作:アレクサンドル・デュマ・ペール
   『モンテ・クリスト伯』より
脚本:フェルナンド・ディ・レオ
   アウグスト・カミニート
撮影:フランシスコ・マリン
音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ
出演:
 ジュリアーノ・ジェンマ テッド・バーネット
 フランシスコ・ラバル ダグラス保安官
 コンラード・サン・マルティン コッブ
 ニエヴェス・ナヴァロ ドリー
 フランコ・コビアンキ・デステ ポルフィリオ将軍
 ペドロ・バウサリ 判事
 マヌエル・ムニス パハリト医師
 ガブリエラ・ジョルジェリ ダルシー









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