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『だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2「松の花」』 2022年日本

2022年08月10日 22時18分26秒 | ■映画・ドラマ
"だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2「松の花」"


先日、NHK BSプレミアムで放映していた『だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2「松の花」』を観ました。

-----story-------------
「山本周五郎」の短編小説を10回シリーズでドラマ化。


誉れ高き女性たちの記録を藩史にまとめるよう申し付けられた「佐野藤右衛門」は、日々、編纂の仕事に精を出していた。
そんなある日、長らく病床にあった妻が亡くなる。
悲しみに暮れる「藤右衛門」だったが、葬儀の当日も藩史編纂の仕事を休もうとはしなかった。
そして、葬儀から数日がたち、初めて遺品を目にした「藤右衛門」は、下僕たちから妻にまつわる思いもかけない事実を知らされる。
-----------------------

「山本周五郎」の短編時代小説を、モノローグや「梶裕貴」による朗読を交えながらドラマ化したシリーズの第2シリーズ第8
話です、、、



「佐野藤右衛門」は、誉れ高き女性たちの記録を藩史にまとめるよう頼まれ、編集の仕事に励む… そんな中、病気の妻が亡くなってしまう、、、


「藤右衛門」は亡くなった妻の手をとり、酷く荒れていることに驚いた… そこかしこから妻の死を悲しみすすり泣く声が絶えなかった。

葬儀当日も藩史編集の仕事に励んでいた「藤右衛門」は、葬儀から数日後に初めて遺品を目にする… 妻の遺品は粗末な着物ばかりだった、、、


実は、生前の妻は慎ましく暮らし影で家を支えてくれていたのだ… 「藤右衛門」は、そばにいる妻がどんな人間かも知らずにいたことを悟る、真に誉れ高き女性がいかなる者か初めて気付かされたのだ……。


妻の死後、妻の酷く荒れていた手を握り、そして、生前のあまりに質素な暮らしぶりを知り、初めてその陰ながらの献身を知ることになる… という展開、、、

原作を読んでおり、地味な作品だということはわかっていたのですが、物語の醸し出す雰囲気が好きな作品なので愉しみしていた作品… 「藤右衛門」役の「甲本雅裕」がイイ感じに演じてくれていて、作品の良さがじんわりと感じられました。

身近な大切な人のこと、しっかり見ておかないといけないな… 当たり前に思っちゃいけないな… と改めて感じさせられました。

-----staff/cast-------------
【原作】山本周五郎
【脚本・演出】吉川久岳(1.2.4.5.8.9.10回),大橋祥正 (3.6.7回)
【撮影】三村和弘,松浦祥子,武井俊幸 【撮影助手】徳山敦己
【録音】宋 晋瑞
【録音応援】飯島花衣,福岡陽和
【装飾】松本良二
【装飾助手】八木 圭
【小道具】松本風優香
【衣装】早川奈緒美,渋沢 茂
【かつら】細野一郎
【床山・結髪】山上友夏,森 珠美,濱中尋吉
【ヘアメイク】須藤裕美
【ヘアメイク応援】栗原佐代子,佐伯憂香
【時代考証・古文書監修】保垣孝幸
【所作指導】西川箕乃助 ,西川巳太郎,西川扇文女,西川小扇路
【キャスティング】森川祐介
【殺陣指導】雲雀大輔
【殺陣指導補助】江澤大樹,飯田愛美,菅原将暉,紫竜
【撮影協力】行方市フィルムコミッション,佐倉フィルムコミッション,長野市,ながのフィルムコミッション,かすみがうら市,古河市,常総フィルムコミッション
【選曲】原田慎也
【音響効果】 栗山伸彦
【オフライン編集】斉藤和彦
【本編集】福島あんず ,酒井琴音
【MA】丸山 晃,大貫拓斗
【タイトルデザイン】本間 亮
【キービジュアル制作】星 広美
【助監督】大黒友也
【制作】石井智久,俊成名月
【ラインプロデューサー】松下博昭
【制作統括】柴田直之,西村崇,谷宮崇文,橋立聖史
【出演】甲本雅裕、佐久本宝、陽月華、白石隼也、三上市朗、吉本菜穂子、清水葉月







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