Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

3月12日 フィリーズRなど回顧と反省 

2023-03-12 | 競馬日記

 今日は中山と阪神で桜花賞トライアルが行われました。まだ来週中山でフラワーCがありますが、だいたいこれで桜花賞に出走する主な面々が見えてきました。今日のレースで1・2着の馬がいずれも前走エルフィンS組だったことで、同レースを勝ったユリーシャの株が上がるのはもちろんのこと、2着でチューリップ賞も2着のコナコーストの実力もさらに高評価されることになりそうです。

 まず、阪神11Rフィリーズレヴューから。フルゲート18頭による1400m戦ということで、先行争いが激しくなると思っていましたが、予想したとおりの展開になり、前に行った馬たちが直線で失速する中、好位から抜け出した2番人気のシングザットソングが押し切って1着、2着には朝の狙いで中心視したムーンプローブ(7番人気)が突っ込み、3着には一番の上がり脚を見せたジューンオレンジ(11番人気)が入りました(この三頭が桜花賞の優先出走権を獲得)。2・7・11番人気で決着して、三連複24,760円、三連単103,380円と、昨日に続いて、なかなかの好配当です。1番人気のブトンドールは0.4秒差の6着でしたが、webでいろいろな方が指摘していたとおり、先を見据えた調教でまだ余裕残しだったかなと思います。本番では当然巻き返してくるとは思いますが、この着順から桜花賞で連に絡むのは、やや厳しい感じもします。

 続いて、中山11RアネモネSです。阪神と同様、ここも単勝1番人気を2頭が僅差で争う形となりました。結局2番人気となったスピードオブライトは先行して粘りきれず、1番人気のトーセンローリエが先着し、2着には猛然と追い込んできた13番人気のコンクシェル、3着は3番人気のクイーンズオブソウルでした。朝のブログの予想では、1枠のスピードオブライトと4枠のミスヨコハマの両睨みと書きましたが、今日の中山は午後のレースから急に荒れ始め、147枠が強めに出ていましたが、枠人気で5番人気に留まっていたミスヨコハマの4枠が6番人気に下がったので、この狙いはダメだとあきらめ、1枠のスピードオブライト狙いに絞ろうかと思ったのですが、1枠1番でスムーズに先行できる有利さがかえって裏目に出るような気がしてきました。というのも、同馬は前走フェアリーSで馬体重を12㌔も減らしていたのに、今回はさらに4㌔も減らして、馬体重がとうとう400㌔を切ってしまったのです。前走はよくがんばって3着に粘り通しましたが、そのせいで結構消耗しているように思えました。そこで同じ147枠でも1枠・4枠ではなく、7枠に入った3番人気のクイーンズオブソウルに白羽の矢を立てることにしたのです。レースは「期待」に応えて同馬が3着に入ってくれてよかったのですが、2着には超人気薄のコンクシェルが飛んできて、残念ながら馬券を獲るまでには至りませんでした。この日の中山は、7番人気枠が2回出現して三連複万馬券になっていたので、一応警戒して、このレースの7番人気枠だった6枠のエッセレンチ(8番人気)は買っていたのですが、8番人気枠の8枠の馬がこんな激走を見せるとは、ちょっと予想できませんでした(でも買っている人はいるんですよね)。この日の中山の「わたり(人気)」を〇数字で追うと、5R⑧→7R⑪→8R⑨→9R⑩……と来ていて、11Rで来るとしたら、奇数人気になるか、複数人気になるのか、読み切れませんでした(結果的に奇数人気の⑬が来たのですが、コンクシェルは15:00過ぎくらいまでは、ずっと複数人気の⑫でしたから)。

 ということで、中京の金鯱賞は見るだけにしたので、本日は1勝1敗でした。欲の深いことを言えば、フィリーズレヴューだけでなく、荒れたアネモネSの方も、方針転換がうまくはまりそうだっただけに、何とか当たり馬券にまで漕ぎつけたかったですね。でもまあ、1つは獲れましたので、よしとしないと……。みなさんはどうだったでしょうか。

 今日もお読みいただきありがとうございました。来週もまたがんばりましょう。

 

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本日の狙い フィリーズレヴューほか 

2023-03-12 | 予想

 今週から中京が加わりましたが、3場開催のときの中京開催に手を出して、ライヴ予想のスタンスを崩したくないので、3月26日のGⅠまでは、中山と阪神のレースを主に狙うことにしています。昨日はライブで予想ができず、的外れな結果にならないかと少々不安もありましたが、意外にうまくいってホッとしています。まずは土曜のメインレースの回顧から。

 最初は阪神11RコーラルS。1番人気の56㌔ドンフランキーが快調に逃げて、そのまま押し切ろうとしたところを、58㌔のタガノビューティ(2番人気)らがゴール寸前でとらえました。実力馬たちの差し脚が目立ちましたが、逃げた4歳ドンフランキーの強さも印象づけられました。狙っていたブルベアイリーデは直線でいち早くドンフランキーを追いかけ、最後はタガノBに交わされましたが、2着を確保してくれました。あとから振り返ると、この日の阪神の枠の動静では、36枠が弱かったので、6枠のブルベアから入るのは危険でしたが、「偶然」にもうまくいった形です。ドンフランキーは同枠でウラ人気のオメガレインボー(3番人気)にも交わされて4着。昨日の朝、単勝3番人気だったブルベアは、最終的には8番人気に落ち、三連複9,310円、三連単45,510円は、なかなかの好配当となりました。

 次に中山11R中山牝馬S。トップハンデ57㌔で1番人気に支持されたアートハウスは4番手を確保しながら最後の直線で外に出ましたが、先に抜け出たスルーセブンシーズ(2番人気)とストーリア(6番人気)に追いつけなかったのは、斤量のせいですかね。最後はサトノセシル(5番人気)にまで交わされて4着でした。勝ったスルーセブンシーズは、鞍上がルメールさんだったおかげか、実に無駄のない走りで、私が狙ったストーリアとの最後の叩き合いにも余裕がありました。配当は、ルメールさん騎乗馬の1着だけに、阪神ほどにはつきませんでしたが、むしろ、ルメール絡みで、三連複5,920円、三連単25,320円は上々の部類です。

 さて、この勢いで、今日のレースも当てたいところです。まずは、阪神11Rの桜花賞トライアル、フィリーズレヴューから。今朝のオッズを見ながら、枠人気と狙い馬を並べてみます。〇数字は単勝人気順です。

<阪神11R フィリーズレヴュー>

〇1番人気枠=6枠  シングザットソング①  ルーフ③

〇2番人気枠=7枠  ブトンドール②     ムーンプローブ⑧

〇3番人気枠=5枠  トラベログ⑥      ジューンオレンジ⑩   

〇4番人気枠=4枠  ポリーフォリア⑦    

〇5番人気枠=3枠  リバーラ④

〇6番人気枠=1枠  

〇7番人気枠=8枠  ランフリーバンクス⑫              

〇8番人気枠=8枠  

 重賞上位組やGⅠ出走組から狙うのが手筋だと思いますが、決め手を欠くメンバーで、かなりの混戦です。ここは思い切って、阪神JFは14番人気17着でしたが、白菊賞1着のムーンプローブを狙ってみたいと思います。シングザットソングが1番人気になるなら、白菊賞で同馬にレース時計0.5秒の差をつけて実際に勝っている事実は見直されてしかるべきでしょう。同枠のブトンドール(2番人気)のウラウラ人気馬で、これ以上人気順を下げるようなら別ですが、ここは狙って妙味がありそうな感じがします。相手はジューンオレンジやランフリーバンクスまで手広く考えています。

 続いて、中山11R、これも桜花賞トライアルのアネモネSです。

<中山11R アネモネS>

〇1番人気枠=3枠  トーセンローリエ②    オルノア⑨

2番人気枠=1枠  スピードオブライト①  

〇3番人気枠=5枠  シルヴァージュエリー⑥  レッドヒルシューズ⑦   

4番人気枠=7枠  クイーンズオブソウル④    

5番人気枠=4枠  ミスヨコハマ③      

〇6番人気枠=2枠  ディナトセレーネ⑤      

〇7番人気枠=6枠  エッセレンチ⑧              

〇8番人気枠=8枠  

 ここも混戦は混戦ですが、二桁人気の馬が突っ込んでくるほど荒れたレースにはならないような気がしています。現在1番人気に推されている1枠のスピードオブライトは、京王杯2歳S、フェアリーSと、2度も「お世話」になった恩義があり、ここは三度目のご贔屓にあずかりたいところですが、147枠が5番人気以内に収まっているので、「経験則」により、147で最も人気のない4枠のミスヨコハマ(3番人気)の狙いも立ちます。ここは軸馬は保留にして、2頭の両睨みでいきたいと思います。相手には、昨日のルメールさんの好騎乗に再び期待して、オルノア(9番人気)まで考えています。

 中京の金鯱賞まで馬券を狙うとなると、スタンスが崩れそうなので、今日は消極的ですが、2枠の5歳牝馬マリアエレーナ(2番人気)が55㌔で走れるなら、連軸はこれかなあとは思っています。

 お読みいただきありがとうございました。今日のレースもがんばりましょう。

 

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