Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

7/ 9(火) 函館記念の展望

2024-07-09 | 分析
 今日は日曜の函館記念を検討してみます。夏の函館競馬の名物レースですね。ここ最近は①人気が馬券になっていますが、かつては2011年から2018年まで8年間も①人気がとんでしまうレースでした。二桁人気が勝つこともあるハンデ戦だけに、一筋縄ではいかず、今年はどうなるか楽しみです。早速、過去10年の3着以内馬のデータを振り返りながら、ねらい馬を探していきましょう。
 
 
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬 
 ・58㌔     1頭
 ・57.5㌔   2頭
 ・57㌔     2
 56.5㌔   1頭
 ・56㌔     7頭アケルナルスター グランディア グリューネグリーン
                デビットバローズ マイネルクリソーラ
 ・55㌔     8頭サンストックトン ショウナンバシット プラチナトレジャー
 ・54㌔     5頭アウスヴァール エミュー
 53㌔     3頭 
 ・52㌔     1頭   
 
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇巴賞      6ホウオウビスケッツ②1着 デビットバローズ①2着
                アケルナルスター⑤3着 オニャンコポン④4着
                サンストックトン③6着 ショウナンバシット⑨8着
                グリューネグリーン⑦10着)
 〇目黒記念    4頭*該当なし
 〇天皇賞・春   3頭サヴォーナ⑩6着 チャックネイト⑨14着
 〇エプソムC   3頭グランディア⑤6着
 〇新潟大賞典   3頭マイネルクリソーラ④7着
 〇鳴尾記念    2頭アウスヴァール⑪13着
 
 前走との間隔(ローテーション)では、最多が中1週(すべて巴賞)で、これに①中6週と②中9週、③中4週が続くといったところで、今回①は該当なし、②は キャプテンシーマイネルクリソーラ、③は グランディア が該当しています。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳:1頭  〇4歳:6頭  5歳:8頭 〇6歳:10頭  〇7歳:5頭
/〇牝馬:2頭 〇騸馬:0頭
    
4)血統
 道悪になった場合はロベルト系が台頭しそうですが、総じて父サンデー系が強く、ディープインパクトハーツクライステイゴールドの血脈が適合的な印象です。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・アケルナルスター :トーセンラー(ディープインパクト)/母父タイキシャトル(Halo)
 ・サンストックトン :ワールドエース(ディープインパクト)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
 ・サヴォーナ    :キズナ(ディープインパクト)/母父スニッツェル(Danzig)
 ・ショウナンバシット:シルバーステート(ディープインパクト)/母父Medaglia d'Oro(Sadlers Wells)
 ・チャックネイト  :ハーツクライ/母父Dynaformer(Robert)
 ・リカンカブール  :シルバーステート(ディープインパクト)/母父Zoffany(Danzig)
 
5)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ①前年以降、右回りコースで3000m未満のGⅠ・Ⅱで11着以内
 ②前走頭数14頭以上:13頭以下の複勝率7.4%
 ③近年は外枠劣勢:6~8枠の複勝率10%(過去5年は6.7%)
 ④近年は前走との間隔が中5週以上の馬が好走
 ⑤過去7年の勝ち馬傾向より6歳以下、前走4角通過順3⃣番手以下
 
 数が多いですが、条件に該当するのは、サヴォーナチャックネイトトップナイフプラチナトレジャーマイネルクリソーラの計5頭です。
 
6)宮田式バイオリズム 
 ・エンパイアウエスト   4・0・2・7 
 ・カネフラ        3・1・2・5
 ・キャプテンシー     2・3・0・2
 ・プラチナトレジャー   4・1・1・17
 ・マイネルクリソーラ   4・5・4・10
 ・リカンカブール     5・1・0・5
 
7)結 論  
 webを眺めていたら、同じようなことを書いている記事があったので、ちょっと気が引けますが、
斤量56㌔のマイネルクリソーラが中心かなと見ています。前走の新潟大賞典は④人気で7着。若干力及ばずの感じはしますが、直線の長い新潟を意識しすぎて、後ろから行きすぎたものと解釈しています。本来はもう少し前でも競馬のできる馬です。函館の適性については、去年の夏、2勝クラスを走って1・1・0・0ですから、悪くありません。馬場が荒れるとどうかなという気はしますが、週末の函館の天気は良さそうなので、差し脚を伸ばしてくれると期待します。実績馬が多くて迷いますが、相手の一番手は、新潟大賞典でマイネルクリソーラに先着したデビットバローズがいいと思います。好調期が長続きするタイプですので、ここも好走以上の逆転まで望めそうです。そのほか、これが復帰戦のトップナイフや巴賞勝ちのホウオウビスケッツサヴォーナなど、4歳の実力馬がいますが、おもしろそうなのは、穴人気になりそうなプラチナトレジャーで、斤量55㌔でどこまでやれますか。あとは、5歳のグランディアとサンストックトンに入り込む余地があるかどうかでしょう。ハンデの重い馬は評価を下げて、
 
 マイネルクリソーラ 〇デビットバローズ ▲プラチナトレジャー △サヴォーナ 
 
で今日はまとめておきます
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。関東はもう一日猛暑だそうですが、無理なく無事に過ごせるように祈ります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7/ 8(月) 函館2歳Sの展望 | トップ | 7/12(金) 今週の追い切り情... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

分析」カテゴリの最新記事