Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

4月30日(日) 本日のレース回顧と反省 天皇賞(春)

2023-04-30 | 競馬日記

 雨が上がり、大勢の観客が見守る中、GⅠ天皇賞(春)のレースが3年ぶりに京都競馬場で行われました。連覇を賭けて臨んだタイトルホルダーでしたが、アフリカンゴールドとともに、まさかの競走中止のアクシデント。4コーナーで急に失速しましたが大丈夫でしょうか。レースは早めに好位につけたジャスティンパレスが見事に抜けだして快勝しました。ルメールさんの手綱さばき、見事なもんです。2着はまたもやシルヴァーメダリストのディープボンド。3着には好調レーン騎手のシルヴァーソニックが突っ込んできて、配当は、タイトルホルダーが抜けたために、②⑤⑥の人気決着でしたが、三連複13,570円、三連単65,060円と、意外につきました。

 予想の方は、朝の段階ではタイトルホルダーの優位は動かないとしつつも、ブログに書いたとおり、何となくメインの1番人気に危うい感じを持ちながら、今日の京都のレースを眺めていました。タイトルホルダーの2枠を含め、258枠の出目は午前から相応に続けて出てはいましたが、147枠の方が優勢に見えましたし、直前の9Rで258枠が途切れ、次の10Rでは3着に8枠のウラ人気馬突っ込んできましたが、③⑦⑨人気で決まって三連が好配当になったので、これはメインの天皇賞も荒れる予感がしてきて、軸馬選びはタイトルホルダーの258枠よりも147枠狙いに切り替えた方がいいと判断しました。となると、1枠のジャスティンパレスか、7枠のボルドグフーシュのどちらかですが、血統的にディープインパクト産駒が好結果を残しているレースでもありますし、何と言っても鞍上がルメールさんですから、ここはジャスティンパレスから入るのが正解と考えました。それから、朝のブログを読まれた方々には申し訳ない気もしますが、切るつもりでいたシルヴァーソニックは、鞍上のレーン騎手が今日あまりに好騎乗が続くので、怖くなって、買い目が多くなるのを忍んで、相手に加えることにしました。結果的にこれで救われましたが、さすがの騎乗で3着に来ましたね。本音を言えば、4・5着のブレークアップやマテンロウレオが来てくれた方がよかったのですが、まあ、外さずに済んで天に感謝です。おまけに三連複万馬券ですから、これで文句を言ったら罰が当たりそうです。

 それにしても、タイトルホルダーは大丈夫でしょうか。序盤はアフリカンゴールドを前に見ながら、いつものスタイルでレースを進めていたように見えましたが、アイアンバローズやディープモンスターにぴったりと追走されてペースが乱れたかも知れません(去年圧勝したときは、同じ稍重でも、道中1200から2000mにかけてペースを緩めて息が入れられましたが、今回のラップを見ると、うまくペースダウンできなかったようです)。まさにタイトルホルダーにとっては、水曜日に当ブログで負けパターンとして「警戒」していた展開になってしまったと思います。大事に至らないことを祈ります。

 ということで、タイトルホルダーの負け自体、本意ではありませんが、馬券の方は何とか的中させることができて、今日はよかったです。東京のメインも、人気上位の決着でトリガミになってしまいましたが、一応当たるには当たったので、今日のメインは2戦2勝で終えることが出来ました。来週は東京に舞台を移して、GⅠのNHKマイルCがあります。メンバーを眺めると団子状態で、超難解レースになりそうですが、こういうレースこそ当てたいものです。来週も引き続きがんばりましょう。

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4/30(日) 本日の狙い GⅠ天皇賞(春)

2023-04-30 | 調教

 近畿地方は昨日の午後あたりから雨が降り出し、今朝も雨のようですが、最近乾燥した日が多かったせいか、京都競馬場は思っていたよりも馬場が悪くなっていないようです。朝のうちに雨は上がるようなので、これなら天皇賞(春)は稍重か、良でメインレースを迎えられるかも知れません。

 天皇賞の予想の前に、昨日の予想の反省を短く。昨日の狙いは東京11Rの青葉賞でしたが、レースはスキルヴィングがハーツコンチェルトとの叩き合いを制し、3着にティムールが入って、三連複万馬券となりました。終わってみれば、1・2番人気の1・2着で、大方の予想どおりとなりましたが、私は「意地を張って」3番人気(に下がった)ヒシタイカンを軸にして外す結果となりました。道中はわりと好位置につけられ、いい感じに見えたのですが、直線では早くもムチが入り、後ろにいたスキルヴィングにあっさり交わされ、期待した伸び脚は全然なかったですね。デビューから半年ぶりで、キャリアの浅さが出たというところでしょうか。3着に狙いの一頭ティムールが来たので、ここは手堅くいくべきでした。昨日の東京はほぼ堅い一日でしたので……。

 さて、気分を換えて、今日の天皇賞(春)の方は何とかしたいものです。例によって、今朝の前売りオッズにしたがって、枠の人気順と狙い馬を並べてみます。〇数字は単勝人気順です。

 4/30(日) 京都11R GⅠ天皇賞(春) 芝3200 

 〇1番人気枠=2  タイトルホルダー①           

 〇2番人気枠=1枠  ジャスティンパレス②  ディープモンスター⑩    

 〇3番人気枠=7枠  ボルドグフーシュ④   マテンロウレオ⑧         

 〇4番人気枠=3枠  アスクビクターモア③                            

 〇5番人気枠=8枠         

 〇6番人気枠=4枠  ディープボンド⑥               

 〇7番人気枠=6枠  ブレークアップ⑦    ディアスティマ⑬  

 〇8番人気枠=5枠      

 2枠3番タイトルホルダーの優位はなかなか動かせません。今日の京都のレースの出目が258枠劣勢ならば考え直しますが、現時点では単勝1.7倍の1番人気でも逆らわないでいこうかなと思っています(ただ、不気味なことを書きますと、京都は先週開幕してから3日間、前の阪神からの続きで言えば4日連続となりますが、11・12Rの計8レースで1番人気の馬が8回すべて三連に絡んでいるので、そろそろ途切れそうな感じもあります)。その上で、昨日までは重馬場で走れるかどうか未知の4歳勢、ジャスティンパレスとボルドグフーシュの狙いを下げ、代わりにディープボンドとブレークアップを対抗に格上げするつもりでしたが、馬場の悪化が避けられるのであれば、「通常」予想に戻し、加えてディープモンスターとディアスティマの人気薄まで押さえてみようと思います。レーン騎手が乗るシルヴァーソニックは逡巡しますが、サウジアラビアの遠征帰りをマイナスと見て、思い切って切ろうと思っています。

 あと話題性といいますか(あんまり話題になっていない気がしますが)、このレース、姉兄弟が二組出走するという珍しいレースでもあります。二組とは、メロディーレーンとタイトルホルダーの姉弟、アイアンバローズとジャスティンパレスの兄弟ですが、メロディーレーンとタイトルホルダーは偶然にも同枠に入りました。馬には母親が同じなんていう感覚があるんでしょうか? こんなことに興味をもつのは、おそらく人間だけだと思いますが、何か不思議な力でも働いて、とてつもない馬券が出現したら、驚くというか、困ってしまいます(笑)。小市民としては、そこまで波乱にならなくて、小波乱で結構ですので、当たってくれるといいなと思います。

 さて、どうなりますか。みなさんの好配当・高配当を祈ります。今日もがんばりましょう。

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4/29(土) 本日の狙い GⅡ青葉賞

2023-04-29 | 予想

 今日から世間はGWです。季節の進みが早いので、GWを当て込んでいた草花の開花が各地で早まっているというニュースを聞きます。うちでも去年はGW明けに採っていたサクランボが、今年はもう赤くなって収穫できますし、夏野菜の苗も前倒しして一昨日植栽したところです。この夏は暑くなるんでしょうかねぇ。土日だけは手加減してほしいものですが……。

 日曜には待ちに待った京都競馬場の春天(天皇賞・春)がありますが、前日の今日は東京競馬場でダービー・トライアルの青葉賞があります。前売り単勝オッズでは、今のところ、ルメールさんの乗るスキルヴィングが一歩抜け出て1番人気、二番手でヒシタイカン、ハーツコンチェルト、アームブランシュの3頭が横並びで続く構図です。今日も枠の人気順と狙い馬を並べてみようと思います。

 4/29(土) 東京11R GⅡ青葉賞 芝2400 

 〇1番人気枠=6  スキルヴィング①    サヴォーナ⑧       

 〇2番人気枠=3枠  ハーツコンチェルト③  アームブランシュ④    

 〇3番人気枠=5枠  ヒシタイカン②     

 〇4番人気枠=7枠                              

 〇5番人気枠=4枠  グランヴィノス⑤     

 〇6番人気枠=2枠  ヨリマル⑥       ティムール⑪            

 〇7番人気枠=1枠  マイネルエンペラー⑩   

 〇8番人気枠=8枠      

 ルメールさんの騎乗効果もありますが、メンバー的にはスキルヴィングを軸馬と見るのが一番妥当と思えます。前走のゆりかもめ賞では、今回出走する2着のサヴォーナに0.5秒差、若葉S2着のラスハンメル(8着)には1秒差をつけて圧勝しました。今回のメンバーで同馬を凌駕する可能性があるのは、デビュー戦でクビ差及ばず惜敗したヒシタイカンくらいだと思います。私は、そのヒシタイカンから狙ってみようかと思います。10月のデビュー戦以来、半年ぶりのレースになりますが、一昨日ブログで触れたとおり、デビュー戦で負かした相手に、スキルヴィングに加え、ニュージーランドTを勝ったエエヤン(3着)がいるのは能力の証しです。ここを勝って2連勝とし、ダービーの有力どころに伍する実力馬であることを示してほしいところです。

 相手はもちろんスキルヴィングですが、その他は力量的にやや見劣る感じもしますので、ハーツコンチェルトが3番人気になるなら、前走若葉Sで同馬に先着して3着だったティムールと同5着のマイネルエンペラーは人気薄でも候補に入れておこうと思っています。どちらかが突っ込んで、明日の資金作りに貢献してくれるとうれしいのですが……。

 京都は今日から天気が下り坂のようです。明日の馬場があまり悪くならないよう祈ります。東京は何とか天気は一日もちそうなので、青葉賞の好レース、好配当を期待しています。今日も一日がんばりましょう。

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4/28(金) 天皇賞(春) 追い切り情報メモ

2023-04-28 | 調教

 ※見出しの日付が間違ってました(〇28日 ×21日)

 昨日の午後、天皇賞(春)の枠順が決まりました。タイトルホルダーは2枠3番で、絶好枠をひきましたねぇ。同馬の連覇は天の意思だと囁かれた感じがしますが、はたしてどうなりますか。

 今日は勝手に金曜日の恒例としている調教情報の集約メモで、天皇賞に出走する馬たちの調子をつかんでおこうと思います。ほぼ「他力本願」ですが。

 4/30(日) 京都11R GⅠ天皇賞(春) 芝3200 

・ジャスティンパレス:気合い乗りや反応も良く好状態を維持している。あとは馬場だけか。

・ディープモンスター:追い切りは軽めだったが、前走(金鯱賞5着)より状態は上がっている。

タイトルホルダー:去年の春シーズンの好調時と遜色ない出来。ここは好勝負を見込める。

・メロディーレーン:馬場が重かったこともあるが、時計が詰まらず、このメンバーでは厳しい。

・アイアンバローズ:出来は悪くないが、ここ数走の着順を覆す上昇度があるかは疑問。

・アスクビクターモア:仕上がりはまずまず。菊花賞時の気合いが戻ってくれば好勝負可能とみる。

ディープボンド:前走時(阪神大賞典5着)よりも上積みを感じる動き。人気が落ちて妙味ありと見る。

・トーセンカンビーナ:叩いた上積みを期待したいところだが、このメンバーでは苦しいか。

・ヒュミドール:前走(ダイヤモンドS2着)からの出来落ち感はないが、このメンバーでは半信半疑。

・サンレイポケット:一昨年秋(天皇賞、JC4着)がピークの印象。気合い、脚勢とも今一歩。

・ディアスティマ:全体の雰囲気は悪くないが、手控えた一連の調教内容はやや物足りない。

・ブレークアップ:追い切りは馬場が悪く時計を要したが、気合い乗りはよく、そこそこやれそう。

ボルドグフーシュ:暮れの有馬記念2着時と遜色のない出来で、ここは好勝負可能と見る。

・マテンロウレオ:今年4走目で中3週だが、疲れを感じさせない。一連の好状態を維持している。

・エンドロール:出来は悪くないが、GⅠのこのメンバーに入ると、いかにも格下の感じは否定できない。

・シルヴァーソニック:最終追いは軽めながら気合い乗りはよい。道悪が得意とは言えないが、そこそこには。

・アフリカンゴールド:集中力のある走りで、前走(阪神大賞典4着)の出来をキープ。ここも好勝負。

 全体としてタイトルホルダーボルドグフーシュは多くの人が高評価で、あとは好みもありますが、ディープボンド、ジャスティンパレス、アスクビクターモアあたりが続くという印象です。人気薄(が見込まれる中)では、アフリカンゴールドとディープモンスターを評価する声が少し気になりました。

 土曜に予想されている雨がどの程度馬場に影響するのか心配ですが、あとはオッズを見ながら狙い馬を絞り込んでいこうと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けて今日もがんばりましょう。

 

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土曜重賞 GⅡ青葉賞の展望

2023-04-27 | 予想

 土曜の東京メインはGⅡ青葉賞です。いよいよダービーかあという気分になります。今年も例年どおり皐月賞のレベルが高いと思うので、このレースでダービーの出走権を獲れても、本番で好走するイメージはあまりわかないのですが(去年はプラダリアが5着)、過去を調べてみますと、2017年アドミラブルが1番人気3着(青葉賞①)、2014年マイネルフロストが12番人気3着(同⑥)、2013年アポロソニックが8番人気3着(同②)、2012年フェノーメノが5番人気2着(同①)、2011年ウインバリアシオンが10番人気2着(同①)と、4年続いて3着以内に来ていた時期があって、人の記憶(というか自分の記憶)はあてにならないと改めて思います(そう言えば、ゼンノロブロイやシンボリクリスエスも青葉賞を勝って、ダービー2着から飛躍していった馬たちでした)このレースにも意外な「ダービーの穴馬」がいるかも知れません。

 テレビ東京杯青葉賞【2023年4月29日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 テレビ東京杯青葉賞(ダービートライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年4月29日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 しかし、ダービーのトライアル戦というのをとりあえずおいて、純粋に3歳馬の重賞として眺めると、レースとしては楽しみなメンバーがそろいました。主要馬の前走の時計を並べてみると、以下の通りです。末尾のラップはレースの残り1000mのもので、その馬のラップとは限りませんので。

・アームブランシュ 04/02中山 山吹賞③    良 2分16秒5 34.0 12.5ー12.1ー11.7ー11.5ー11.5

・クレオメデス   02/25阪神 未勝利①    稍 2分03秒0 35.0 12.6ー12.3ー11.7ー11.4ー12.0

・サヴォーナ    04/01阪神 アザレア賞①  良 2分31秒6 33.5 12.7ー12.0ー11.3ー10.8ー11.6

・サトノトルネード 02/04東京 未勝利①    良 2分25秒9 34.9 12.2ー12.2ー11.4ー12.0ー12.0

スキルヴィング  02/05東京 ゆりかもめ賞① 良 2分24秒8 34.0 12.3ー12.2ー11.6ー11.5ー12.1

・ティムール    03/18阪神 若葉S③    稍 2分02秒9 34.0 12.5ー12.0ー11.5ー11.1ー11.6

・ハーツコンチェルト    同      ④    稍 2分03秒0 34.2    〃

ヒシタイカン   10/15東京 新馬①     良 2分02秒0 33.4 12.7ー12.3ー11.2ー11.3ー11.4

・メイテソーロ   03/11中山 1勝C①    良 2分00秒7 35.6 12.1ー11.9ー12.0ー11.6ー12.1

・ヨリマル     03/26中京 大寒桜賞①   不 2分21秒1 37.0 13.2ー13.3ー12.5ー11.9ー12.7

 時計的に推せるのは、今回と同距離の2400mを勝っているスキルヴィングでしょう。去年青葉賞を勝ったプラダリアが2分24秒2の34秒2ですから、それと比べても遜色ありませんし、2月に出した時計ですから、スキルヴィングの方が上と評価してもいいくらいです。しかし、このスキルヴィングを新馬戦で負かしたのがヒシタイカンです(このレースの3着はニュージーランドTを勝ったエエヤンでした)。半年ぶりの出走となりますから、順調度でスキルヴィングに一歩譲るかたちとなりますが、前走はなかなか強い勝ち方でしたので、これは楽しみな一頭です。馬体重が10㌔以上増えていても成長分とみなしていいのではないでしょうか。あとはここまで堅実に来ているサヴォーナが一気に本格化して、二頭を凌駕するのでは、というシーンも想像します。

 穴で期待したいのは、弥生賞でタスティエーラの4着だったアームブランシュと、京都2歳Sで1番人気に推されて6着に敗れ、今回が復帰戦となるグランヴィノス(上には載せませんでした)の2頭でしょうか。近年あまり荒れない(と私が勝手に思っている)青葉賞ですが、今年はやや混戦ムードが漂いますので、人気を下げている馬から穴馬が飛び出すかもしれません。

 明日は天皇賞(春)の出走馬の調教情報を集約してみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。今日は晴れていい陽気になりそうです。一日がんばりましょう。

 

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