荒れましたねぇ、ホープフルS。三連複232,970円、三連単2,466,010円はちょっと荒れすぎです。これで年明け3歳牡馬の力関係はまったくわからなくなりました。一応、4着、5着に人気馬が入り、特に3ヶ月ぶりだった4着のファントムシーフの能力が高いことはわかりましたが、この馬がクラシック・ホースになれるかどうかは、次のレースも見てみないと何とも言えない感じです。
今日の中山は前半戦が荒れまくって、6レース中、三連複万馬券が4回も出ていたので、この調子でいくと、メインのGⅠも荒れるのかと、不安と期待が高まりましたが、7R以降は一転して本命サイドばかりに傾いたので、このままメインも同じ流れだろうと油断して、予定どおり大外の18番ミッキーカプチーノを馬券の軸に据えました。大外の同馬は早めに前に出て、道中3番手を確保しました。これは4コーナーを回ったら横綱相撲でも見せてくれると思って見ていましたが、ことの他先に脚を使ってしまっていたらしく、最後はなかなか伸びず、先行の2頭をかわすどころか離されてしまいました。何とか5着には入りましたが、大外が微妙に影響しましたかね。
勝ったドゥラエレーデは、前走の東京スポーツ杯は4着でしたが、先行して勝馬とコンマ2秒差の負けなら、14番人気でも見限れないと思い、馬券は買いましたが、2・3着ならともかく、ハナ差であっても、勝つところまでは想像できませんでした。2着のトップナイフも父親のデクラレーションオブウォーが外国馬で不案内だったために、戦績や臨戦過程だけで切ってしまいましたが、あとで血統をよく見たら、私の好きなノーザンダンサーのクロス(3×5)が入っているではないですか! いやぁ、まったく迂闊でした。3着に突っ込んできたキングズレインはラジオのパドック解説者が一押ししていた馬ですが、鞍上のルメール騎手がうまく乗っていましたね。
うーん、今年の締めくくりのGⅠは残念な結果となってしまいました。
年明けは1月5日に「開幕戦」のあと、一日空けて、7・8・9日と三日間連続開催なのだそうで、関係者にとってはハード・スケジュールになるようです。また気持ちを新たにして、大きな馬券を当てたいものです。みなさんはいかがだったでしょうか。一年間お疲れさまでした。どうかよい年をお迎えください。