オルセー美術館展 印象派の誕生-描くことの自由
2014年7月9日~10月20日
国立新美術館
2014年夏、"世界一有名な少年"来日。
オルセー美術館から、珠玉の絵画約80点が来日。テーマは“印象派の誕生”。
1874年の「第1回印象派展」開催から140年。
マネに始まり、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌら印象派の立役者となった画家たちの作品はもちろんのこと、同時代のコローやミレー、クールベのレアリスムから、カバネル、ブグローらのアカデミスム絵画まで。
何が来日するのだろうか。
マネ≪笛を吹く少年≫が、メイン・ヴィジュアル。
なんでも「世界一有名な少年」なるものに仕立てられている。
他には、
ミレー≪晩鐘≫
カバネル≪ヴィーナスの誕生≫
バジール≪家族の集い≫
モネ≪サン・ラザール駅≫
など、計9点はチラシで確認できた。
2010年、オルセー美術館展の改装工事期間中の世界巡回展として、「ポスト印象派」展が、東京のほか、豪・キャンベラと米・サンフランシスコを巡回した。
もう一本、同時期に、マドリード、米・サンフランシスコと同じく米・テネシー州ナッシュビルを巡回したのが「印象派の誕生」展。
テーマが同じである。
当時は100点ほどの展示だったよう。
マドリードの会場だった「Fondation MAPFRE」のHPのVirtual Tourにて、全展示作品を見ることができる。
(なお、同時期に東京で「マネ」展が開催されていたので、マネは薄かっただろうと推測される。)
これと重なる作品が多いのか。
改装工事期間中だった当時と異なって、抑え気味になるのか。
個人的には、バジール≪家族の集い≫の来日はうれしい。
また、カイユボット≪床削り≫を見たい。当時は含まれていたが、今回はどうだろうか。
続報を楽しみにしている。