東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

ロダン《接吻》-ヌード NUDE(横浜美術館)

2018年04月13日 | 展覧会(西洋美術)
ヌード  NUDE
英国テート・コレクションより
2018年3月24日~6月24日
横浜美術館

 
   ロダンの《接吻》の大理石彫刻は、世界に3点存在する。
 
 
   1点目が、パリのロダン美術館が所蔵する作品。
   1888年にフランス政府が注文し、1898年初公開、1901年にリュクサンブール美術館の所蔵品となり、1919年にロダン美術館に移される。
 
 
   2点目が、ロンドンのテートが所蔵する作品。本展出品作。
   1900年、英国在住のアメリカ人の美術コレクター、エドワード・ペリー・ウォーレンからの注文により制作され、1904年納品。
   1928年の氏の死後、オークションで売れず、テート美術館に貸し出されていたが、1953年にテート美術館が購入する。
 
 
   3点目が、コペンハーゲンのニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館が所蔵する作品。
   1900年、デンマークのビール会社カールスバーグ社の創始者の息子カール・ヤコブセンから注文を受けて制作され、1903年納品。1906年、カールが1882年に設立したニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館の所蔵品となる。
 
 
 
   本展出品作である2点目は、1822 x 1219 x 1530mm、重さ3.2トン、台座を含めると3.8トンあるらしい。大きい。
   360度鑑賞可能。
   撮影可とのことなので、遠慮なく撮影させてもらう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   エロチックをあまり感じない。体格の隆々が印象に残る。意外。


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