東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

レーピン展(神奈川県立近代美術館葉山)

2013年05月26日 | 展覧会(西洋美術)

ロシア近代絵画の頂点 国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
2013年4月6日~5月26日
神奈川県立近代美術館葉山


レーピン展最終日の日曜日、久しぶりの神奈川県立近代美術館葉山に向かった。
5月の好天。
JR逗子駅からのバス。右手に海を見ながら、ちょっとしたリゾート気分。
逗子海岸には、かなり人が遊んでいる。来週(6/1)は花火大会があるようだ。
ハイシーズンではないので、バスも概ね順調に進む。


レーピン展は、Bunkamuraで見ている。その後、浜松と姫路を経て、最終の葉山に巡回。
約8カ月ぶりの再見となる。
同じ展覧会でも、会場が違えば、印象が変わる、というのはよく聞く話。


神奈川県立近代美術館葉山は、Bunkamuraと比べると、展示スペースは広く、また天井も随分高い。
作品は、ゆったりと間隔をとり展示されていた。


大型作品、例えば、《皇女ソフィア》や《思いがけなく》は、おそらくBunkamuraより低い位置に掲げられていたと思う。
絵までの接近度合いは同じなのだろうと思うが、皇女の顔はBunkamuraより近く感じられたし、《思いがけなく》の4人の子供の顔はほぼ私の目と同じ高さにあった。


第2展示室は、相応の広さの展示室なのだが、わずか4作品の展示。
このため、《夕べの宴》や《トルコのスルタンに手紙を書くザボロージャのコサック(習作)》がメイン扱いのように見えた。


素描は、ちゃんと確認はしていないけれども、Bunkamuraの展示作品とは結構入れ替わっているのではないか。そんな印象。


上記作品のほか、《浅瀬を渡る船曳き》、《修道女》、《休息-妻ヴェーラ・レーピナの肖像》、《作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像》等の作品を楽しんだ。


帰りも、左手に海を見ながら、概ね順調にバスは進んだ。
家を出たのが正午前と遅く、美術館に行って帰ってくるだけで終わってしまったのは残念である。 



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