東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

奈良プチ旅行 2012.2

2012年02月25日 | 寺社・城郭めぐり

先々週の土曜日は、1年1カ月ぶりの奈良プチ旅行。


最初に訪れたのは、東大寺。
東京駅を7時過ぎに出て、東大寺着が11時前。やはり相応に時間を要する。


第一の目的は、昨年10月にオープンしたばかりの東大寺ミュージアム。
開館記念として、「奈良時代の東大寺」と題する特別展が1年3カ月の期間で開催されている。
メインは、法華堂の本尊不空羂索観音菩薩立像と日光・月光両菩薩立像。
法華堂は25年3月末まで修理事業のため拝観停止、その間は本ミュージアムに安置されているとのこと。
それ以外の展示物は流し見程度で先に進んでいたら、展示室のスペースは想像ほどではなかったらしく、知らぬ間に出口の外にいた。
もう一度メインに戻りたかったけれど、あきらめて次に向かう。


第二の目的は、戒壇堂。
新幹線に乗る際の東京駅で「うましうるわし奈良」の四天王像のポスターを見て、急遽訪問先に追加。
戒壇堂は、大仏殿から西の方向にある。過去の東大寺訪問時にその方向に向かった記憶はないので、初訪問かもしれない。
30分強の滞在。広くはない堂内を8周くらいし、四隅にある四天王像の豊かな表情をたっぷりと味わった。
実に素晴らしい。


その後は、法華堂(拝観停止中なので外観だけ)と大仏殿を見て東大寺を退出。


次に興福寺へ。東金堂と国宝館を見学。
国宝館は何度か訪問しているが、今回は、八部衆立像の前で長く時間を過ごした。
阿修羅像の人気が高いが、それ以外の像も個性的で非常に味わい深い。


以上で、予定の見学時間が過ぎ、プチ旅行は終了。
本来の目的地へ向かった。



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