テレホンカードをチケットショップで購入した。
図柄は選べません、とあり、カードは裏返しで、図柄が見えないように置かれていた。たいていの図柄なら許容範囲と思って、メインの購入品とあわせて衝動買いしたが、甘かった。まさか許容範囲を超える代物とは。
1988年(昭和63年)と30年以上前のものが、令和の時代に何故チケットショップで販売されているのか。
1枚だけ出たのか、まとまった枚数だったのか。
お二人は今どこで何をされているのか。
早く使いきって捨ててしまいたい。
購入後1ヶ月ほどした、満31年の記念日(私の知ったことではない)を少し過ぎた日、使用機会がやってくる。
公衆電話に投入する。
すぐに吐き出される。
何度か試みるが、同じ結果。
欠陥カードなのか!
止むを得ず過大な金額分の硬貨を投入し、用を済ませる。
欠陥カード疑惑は、その日のうちに晴れる。別の公衆電話で試して正常を確認する。
公衆電話が利用されない時代、公衆電話自体に不具合があっても気づかれず放置されることが多いのかも。
この悪環境下、このカードを普通に使い切るにはかなりの時間を要しそうである。