くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

今日は、初午大祭だよ!

2019年02月02日 | ガイド”もっこす”

あ~た知っとったね!今日2月2日は初午大祭、熊本城稲荷神社は参拝客でタイギャー賑わっとったタイ。1588年(天正16年)、加藤清正公が肥後の国主として入国するにあたり勧請した神社で、清正公は神使である2匹の狐(霊狐)を連れてきて、居城となる熊本城の守り神とした。ご祭神は、生活のご加護・将来良き方向に導く”白髭大明神”だそうです。この神社の正面に”2匹の狐”が鎮座しているのを見たこっあっとですか? 「2匹の霊狐は、兄弟大明神」と言われ、次のようなの伝説があると武将隊の”せいしょこさん”が言いよんなはった。「昔、霊狐は大阪石山城に住んでいたが、石山合戦で住処を失い各地を流浪、長浜で加藤清正を見かけ、将来名君になると見込んで陰ながら守護した。清正の肥後入国と共に熊本へと移り、祇園山(現花岡山)の八枚岩に住んだ。熊本城の工事に際し、祇園山の岩も切り出されたが、八枚岩では白狐が妨げて採掘ができなかった。自ら陣頭指揮をとっていた清正が八枚岩で休息をとると、夢の中で八幡神が現れ「この岩の下には白狐がいる。その白狐に石を貰いなさい」と告げた。清正が岩の下へ行き「なぜ自分たち築城の邪魔をするのか、石材の採掘の妨げはやめよ」と言ったところ、白狐が姿を現し「自分は長浜から君の御供し陰ながら守護してきた兄弟大明神です。この石材は築城には不適切なので採らないほうがよいでしょう」と告げ、清正は大変喜んで、兄は祇園山にて肥後国の繁栄を守り、弟は茶臼山に移って城を守護するようにと言い、兄を清藤大明神(肥後国を守護)、弟を緋衣大明神(熊本城を守護)と名づけたと言われています。


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