2016年5月8日に高橋稲荷神社に行ってきました。
私は毎年年明けにお詣りに行きます。今年も行きました。
我が家から少し離れていることもあり、一年に一回お詣りするのが恒例でした。
でも、今年は地震があったので5月にも行きました。
この時期、こちらに行くのははじめです。まず最初に赤橋のところの鯉のぼりが目に飛び込んできました。
元気に泳ぐ鯉のぼりにこのときは本当に元気をもらいました。
来てよかったーって心の底から思いましたが、そのあとやはりショックなことが・・・。
鳥居がありませんでした。
でも次の朱塗りの鳥居はいつも通り私を出迎えてくれました。
こちらの鳥居も立っていますが、ひびが入っています。
いつもならここから階段をあがり、本殿、拝殿に行くのですが、地震の影響で上に行くことはできませんでした。
もし何もしらず行っていたら、かなりショックを受けたと思いますが、事前に状況を知っていたので少しは平静を装うことができましたが・・・。それでも辛く悲しかったです。
地震後、1か月にもならない早い時期に高橋稲荷に行ったのはわけがあります。
私の個人ブログに、ここ高橋稲荷の近くで生まれ育ち、今は海外にお住まいの方から届いた一通のメールがきっかけです。
『熊本地震のことは海外でも報道され、それ以来ずっと熊本のことを心配していますが、自分が生まれ育った高橋稲荷などの情報がまったくわからないので、もし何か知っていたら教えてほしい。』とのことでした。
これも何かの縁と思い、高橋稲荷まで行ってきました。その後、その方に高橋稲荷の写真を送り、私のわかる範囲で現状をお知らせすると、ホッとされました。地震で被害があったけど、それでもお稲荷さんが残ってよかったと。
そして、その方が送ってメッセージです。
どうか被害にあわれた皆様が一刻も早く元の暮らしを取り戻せるように願っています。
余震が続き不安な日が続きますが、一日も早く熊本の方々が地震以前の生活を取り戻すことを遠くからお祈りしています。
国内だけでなく、海外でもたくさんの方々が熊本のことを心配してくれています。そして復旧・復興を心から願い応援してくれています。
ありがたいことです。たくさんの方々の 気持ちを無にしないよう私もできることをやりたいと思います。
熊本市西区城山上代町1121
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