長塀通りと加藤清正公像にはいろいろな石がある

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全長約242mある熊本城の長塀。

現存する城郭の中で一番長いです。

ここの塀も地震で崩れてしまいましたが、今回は長塀ではなく、長塀通りと清正公像の石の話です。

熊本城で石というば、石垣が有名ですが、今日はちょっと視点を変えてみました。

 

 

2016年9月17日撮影

坪井川沿いの長塀通りは散策スポット。

長塀を見ながら、坪井川を見ながら、鯉を見ながら歩くのもいいんですが、ここには国内外の石が使われています。

 

長塀通りの敷石は、イタリア産の斑岩（はんがん）。

熊本に居ながら、イタリア産の石の上を歩けます(^○^)

この石のベンチは長崎県吉井町産の玄武岩。

 

 

そして、こちらの木製ベンチの石台は金峰山系の安山岩が使われています。

 

 

清正公像のところもバラエティー豊かですよー

清正公像周辺に敷き詰められた床敷石は中国産の白御影石です。

 

清正公像の石台は南アフリカ共和国産の黒御影石。

 

『加藤清正公』の名が彫り込まれた名標石は韓国産の御影石です。

 

清正公像の横にある噴水。

これは中国産の玄武岩。

下に敷き詰められた砂利は和歌山産の那智黒。

飛石は水俣産の安山岩です。

 

すごいでしょ！！！

国内外のいろいろな岩石が使われています。

 

 

   

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