くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

加藤神社、車でも徒歩でも参拝できるようになりました(2)

2016年06月08日 | 熊本地震後の熊本城

こんばんわ。

くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。 

 

前ページのつづきです。

加藤神社に入る前に目の飛び込んできたのが・・・ 

 

西出丸の内側の石垣です。

先日、マイクロバスの中から見て崩壊しているのは知っていましたが、窓越しではなく実際に見るとやはりショックですね。

 

 

これは先日も見ました。

西大手櫓門の一本柱の石垣。

規制線があるので近くに行くことはできませんが、加藤神社からでも頑張っているのがよーくわかります。

飯田丸五階櫓、戌亥櫓、そしてこの西大手櫓門の一本柱を生かして、なんとか復興してほしい。これが私の正直な願いです。

専門家のみなさん、どうかどうか頑張っている、踏ん張っている一本柱を生かしてください。お願いします。

 

 

加藤清正公を祀ってある加藤神社です。

地震後、歴史小説をしばらく読む気になれませんでした。でも、少し前から読むように・・・。今読んでいる本には清正公、大木土佐守兼能公、金官公も出てきます。

こちらに祀られている祭神を、畏れ多いですが身近に感じています。

 

 

 

ここだけ見ると地震が起きたなんて思えません。

厳かな雰囲気はそのままです。

 

 

 

話題の石垣の石です。観音菩薩が彫られている石が崩壊した石垣の中から出てきました。

写真でもはっきりわかりますが、肉眼ではもっとくっきりはっきりわかります。

崩れた石垣に観音菩薩現る 熊本城内の宮司がFBに投稿 

 

ここの石垣が崩れ、観音菩薩さまが出てきました。

地震によって失われたものがたくさんありますが、新たに発見できたものをあります。

未曾有の熊本大地震で出会えたものは奇跡です。この奇跡に感謝し、これからも加藤神社に参拝したいと思います。 

 

 

参拝のあとは加藤神社からの熊本城を堪能させていただきました。

崩れて、壊れ痛々しいです。これらをどんな風に元に戻すのか私にはまったくわかりませんが、この一瞬、一瞬を目に焼き付けていきたいと思っています。 

 

 

写真ではわかりにくいですが、宇土櫓の石垣は波打っています。

ここの石垣の美しさは熊本城の自慢のひとつでした。それが今は波打っています。

 

地震で揺れに揺れて怖い思いをした。だからちょっと疲れが顔に出てね。エステに行ってみずみずしさを、張りを取り戻して来るわ・・・。 

 

宇土櫓の石垣の気持ちを代弁してみました。ちょっとエステにいって、元に戻れば・・・。私もどんなうれしいことか。

私がエステに行くのをやめて、石垣に変わりに行かせてあげたい。それで元に戻るなら、私はいつでも変わります 

 

 

これからは加藤神社へ毎日参拝に行けます。

この光景も毎日見えます。今はこれだけで本当に幸せです。 

 

つづく(⇒加藤神社、車でも徒歩でも参拝できるようになりました(3)

今回の記事は写真が多いので数ページにわけます。

 

加藤神社

熊本市本丸二番一号

 

 

観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』

http://www.k-yokatoko.com/

電話 096-356-2333



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