昨晩、高校の時のバスケットボール部のOB会に参加してまいりました。
例年お盆のこの時期とお正月に開催されるこのOB会、25歳位の若いOBから、
最高齢は81歳の大先輩まで約20名程が集まりました。
若い順に挨拶をしていったのですが、いつしか私も順番が後ろの方・・・
しかし、1つの競技に青春時代を打ち込んだ共通の思い出を持った集まりは
いいものです。
私を含め、いまだにバスケットボールに関わっている方も多くいらっしゃって、
夜が更けるまで熱いバスケットボール談義に花を咲かせて参りました。
挨拶のトリを務められたのは、前述の81歳の大先輩。私が現役の高校生の時、
お隣の高校の校長先生をされていた方ですが、バスケットボールという競技を
通して学んだ事、指導者として子供たちに伝えてきた事などをお話いただいた
のですが、その衰えない情熱に胸が熱くなりました。その中で「私は、
教えていただいた先生に、『走れ!跳べ!捕れ!』この3つだけを教えられ、
子供たちにもこの3つだけを教えてきた」とのお話がありました。
思わず、一緒に参加したウチのミニバスチームのコーチ(彼は、高校の後輩デス)と
思わず顔を見合わせました。
そう、その言葉は、私も恩師から事あるごとに言われ、ウチのコーチがいつも
子供たちに対して繰り返し言っている言葉です。
世代を超えてこの言葉が根っこにあるという事実に、なんか思わず泣きそうに
なりました。
私達が教えている子供たちが、いつか指導する立場になって、また教え子に
伝えてくれたらいいなぁ・・・