親しまれた「宵のうち」が消える。

気象庁は、天気予報の時間帯や地域に関して改正した5つの用語を、4日から使い始めました。午後6-9時の時間帯を表す「宵のうち」は「夜のはじめ頃(ごろ)」に変更される。
宵のうち→夜のはじめ頃 4日から新用語 気象庁 「九州南部」も変更 【 西日本新聞 】
改正は4月に行われたが、5つの用語は運用まで半年間の準備期間が設けられていた。ほかに午前0-3時を表す「午前3時ごろまで」を「未明」に▽午前6‐9時を表す「朝のうち」を「朝」に▽「九州南部地方」を「九州南部・奄美地方」に▽「南西諸島」から種子島・屋久島地方を含まない場合に使用を「沖縄・奄美」‐とする。

○ 時間帯に関する用語
 ・00時 ~ 03時: 「午前3時頃まで」を「未明」に。
 ・06時 ~ 09時: 「朝のうち」を「朝」に。
 ・18時 ~ 21時: 「宵のうち」を「夜のはじめ頃」に。

親しまれた「宵のうち」が消えることについて、気象庁が今年2-3月にアンケートしたところ「情緒ある美しい言葉。用語として残してほしい」との意見が27件寄せられた。しかし、「『宵のうち』はもっと遅い時間帯を表すと理解されている」として、方針通り変更することにした。
4月の改正と同時に、最高気温35度以上の「猛暑日」や、高温で注意を呼び掛ける際に使う「熱中症」などの用語が使われ始めています。

「宵のうち」のように、情緒のある言葉がなくなるのは何となく寂しい気もしますが、、違った意味あいに理解されているのなら仕方がないのでしょうか?


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