断崖絶壁ベルトール小屋
4月20日(月) --- Day06
オートルート第三日目 ショーンビエール小屋 ⇒ ベルトール小屋
<待望のスキーだぜ!>
3707メートルを登りきったここからはお待ちかねのスキータイムだぜっ!!!
シールOFFしてMont Mine(モンミネ)氷河をパウダースキーだ。
3700メートルのパウダーはすげーよ。
<すげーよ、パウダー おれのカメラじゃ伝わんねー>
アンドレがノートラックに連れてってくれる。
まじで粉雪だから、3700メートルは。
さっきまでの疲れも忘れてヒーハー叫びながらロングをキメるっ!
<S.J.氏(仮名)&王様(仮名)の歓喜の滑走後>
11:55 楽しい時間(パウダースキー)はあっという間に終わり、3195メートルまで降りてくる。
ここから再度シールONして今晩の宿、ベルトール小屋まで登行する。
今日最後のシール登行だ、30-40分くらいかな。
ウォーキングかな、決して急登ではないジミーな登りが続く。
ベルトール小屋が見えてきた。
断崖絶壁の上に立っている小屋にはマジで驚かされる。
<カオルの頭上にあるのがベルトール小屋>
12:40 ベルトール小屋(3250メートル)に到着。
でも到着って言ってもこれからこの岩を登んなきゃいけない。
じっさいの小屋はまだまだ上だ。
<固定ザイルと急登ハシゴを使って登る>
固定ザイルとかハシゴとかあきらかに危ない。
特にカオルはつるんつるんのプラスチックブーツだから危ない。
今日一番の恐怖を感じ、手に汗握りベルトール小屋へ向かう。
13:00 ようやくベルトール小屋(3311メートル)に到着、ほっ。
昨日と同様にここにあるのは山と仲間だけ。
<まったりな小屋のなごやかムードが大好き>
6時間も登ったし、標高差でも1200メートルを歯を喰いしばって頑張ったけどそれももう楽しい思い出。
王様(仮名)と今日お互いを撮り合った写真をみせっこしたり、宿帳書いたり、アンドレと馬鹿な話でもりあがったり、のんびりリラックスタイムを楽しむ。
普段の激務がたたっているのかS.J.氏(仮名)とCANちゃん(仮名)はお昼寝。